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2016年5月10日(火)

アニメ『ネトゲの嫁』はどんな人が作っていると思った? 第2回は南條愛乃さん&日高里菜さん&聴猫芝居先生が語る!

文:てけおん

 4月7日よりTOKYO MX他各局で好評放送&配信中のTVアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』。前回の柳監督&福良Pとの座談会に続いて、原作者&声優陣による座談会の第2回をお届けします。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

 『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』は、聴猫芝居先生が執筆するネットゲームを題材とした、電撃文庫の人気作品です。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

 今回の座談会には、玉置亜子/アコ役の日高里菜さん、斉藤結衣/猫姫役の南條愛乃さん、原作者の聴猫芝居先生という、豪華なメンバーが参加してくれました。進行は前回同様、電撃オンラインのmeganeが務めます。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
▲写真左から、電撃オンラインのmegane、日高里菜さん、南條愛乃さん、聴猫芝居先生。

いちばん思い入れのあるネトゲは『ラグナロクオンライン』ですね(聴猫先生)

megane:まず最初にお聞きしますが、オンラインRPG――いわゆる“ネトゲ”はプレイされていますか? と言っても、聴猫先生と南條さんは聞くまでもないとは思いますが。

日高さん:私はぜんぜんやったことがないんです。

南條さん:私もそれほどはやっていないですよ。

megane:やっている人ほど「あまりやっていない」って言うんですよね(笑)。南條さんは『ファイナルファンタジーXIV』をずっとプレイされているとのことですが?

南條さん:『新生』(※『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』)のサービス開始から始めたので、もう2年以上になります。

megane:南條さんがネトゲを遊び始めたのは、『FFXIV』が最初ですか?

南條さん:そうですね。他の人と一緒に遊ぶゲームという意味では、それまでに『モンスターハンター』などもやっていましたけど、MMORPGは『FFXIV』が初めてですね。

聴猫先生:いそがしい時でもとりあえず、コンテンツルーレット(※1日1回、報酬にボーナスが加算されるランダムマッチング機能)は回すんですか?

南條さん:回せる時は回しますね。

megane:お得ですからね(笑)。

日高さん:みんな、それだけでちゃんとわかるんですね! 暗号みたい(笑)。

megane:ちなみに日高さんは、ネトゲ以外のゲームはプレイされるんでしょうか?

日高さん:スマホのゲームは遊びますよ。特に音ゲーがすごく好きで、いろんなゲームをプレイしています。あとは『パズドラ』も一時期ハマっていました。他の人と一緒に遊ぶよりも、1人でずっと遊ぶタイプのゲームが好きなんですよ。

megane:聴猫先生のネトゲ歴は、どれぐらいなんですか?

聴猫先生:17~18年ぐらいかなあ。初めて遊んだオンラインゲームは、対戦ゲームの『ポトリス』なんです。MMORPGを本格的に遊び始めたのは、『ラグナロクオンライン』をオープンβの時にプレイしたのが最初ですね。

megane:では、いちばん思い入れのあるネトゲというとなんですか?

聴猫先生:やっぱり『ラグナロクオンライン』ですね。かわいいグラフィックのキャラクターが大勢歩いていて、その全員をそれぞれ本物の人間が動かしているんだと思った時の衝撃は、本当にスゴかったですから。

亜子が視聴者の皆さんにきらわれてしまわないか心配なんです(日高さん)

megane:この作品はネトゲの中の世界と現実の両方が舞台になっていますが、こういった世界観のアニメに参加してみて、どう思われましたか?

日高さん:最初にタイトルを見た時は、「完全にネットゲームの中のお話なのかな?」と思っていたんです。でも原作やアニメのシナリオを読んでみると、もちろんその部分は描かれているものの、同時に現実での場面や会話も、本当にていねいに描かれていたので、ちょっと予想とは違う感じでしたね。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

 現実では女性なのにゲームでは男性のアバターを使っていることをどうやって表現するのかも、アフレコが始まってから初めて知ったんです。完成した第2話を見て、すごくおもしろいなと思いました。中の人の性格が出てくると、例えばシュヴァインから茜ちゃんのように、男性から女性に切り替わったりするようになりましたが、それもおもしろい演出だと感じました。

megane:男性バージョンのシュヴァイン(声優:松風雅也さん)やアプリコット(声優:羽多野渉さん)の声を担当していた声優さんが、これまた豪華でしたからね。

日高さん:そうなんです。シュヴァインやアプリコットは、1話でまず最初に男性バージョンで声を収録する段階でキャラ付けをしていたので、水瀬いのりさんやM.A.Oさんがゲームのキャラを演じる時には「松風雅也さんっぽく」とか「羽多野渉さんっぽく」とか、そっちのほうに寄せる指示もあったんです。

megane:日高さんの場合、アコは亜子のままですよね。

日高さん:亜子はリアルとゲームの区別がついていない子なので、そこはあえて変えずに演じています。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

 私としては、亜子が視聴者の皆さんにきらわれてしまわないか、心配なんですよ。私自身はかわいい子だと思っているんですけど、ちょっと面倒くさいなと思われてしまう部分があるので。

聴猫先生:実際のところ、面倒くさいですからね。あれでかわいくなかったらヤバいですよね(笑)。そういえば、1話の収録時のやり取りがおもしろかったですよね、「聞くにたえないのでもう一回」と言われてしまったり。

日高さん:そうなんですよ! 1話で「死ねばいいのに」という、亜子の闇の部分が口を突いて出るセリフがあるんです。1話の段階では私もスタッフさんも、かわいらしさと闇の部分のバランスを、どのあたりにすればいいのかまだ手探りの状態だったので、いろんなパターンで演じてみたんです。

 その中で「闇MAXで」との指示を受けたので演じてみたら、「あまりに聞くに堪えないのでもう一回お願いします」と言われたんです! それってヒドくないですか?(一同笑)

聴猫先生:ちなみに、それを現場で聞いていた原作者は「今のはよかったです。これでいきましょう」と言っていたのに、見事にスルーされました。

megane:それはむしろ聞いてみたくなるレベルですね。オンエアされなくて残念です。

ギルドメンバーはひと通りオーディションを受けました(南條さん)

megane:南條さんはラジオで、亜子のオーディションを受けたとお話しされていましたよね?

南條さん:亜子だけじゃなくて、ギルドメンバーはひと通りオーディションを受けました。この作品のことを聞いて、「仕事でもネトゲがやれるんだ!」と思ったんですけど、ギルドメンバーのオーディションは落ちちゃったんです。

 そしたら「斉藤先生をお願いします」とお声掛けいただいたんです。「先生だからネトゲはやらないんだろうな」と思ったら、むしろいちばんガチな人でした。

聴猫先生:斉藤先生はあのメンバーの中では、いちばんネトゲが上手い人ですから。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

南條さん:ネトゲもやっていて生徒との距離感が近いから、いい意味で軽いノリの先生なのかなと思っていたんです。でも年齢的に、大学を卒業してすぐ担任を持っているわけですから、実はかなりできる人なんじゃないかと。

 しかもネトゲの中ではカリスマプレイヤーで、いろんな人に言い寄られたりもしてるはずなのに、そこで「私はオッサンだから」と言って、ちゃんとリアルをガードしているのは、相当にしっかりとした人なんだろうなと。そう考えると、私自身とはどんどんかけ離れた人になっていくんですよね(笑)。

聴猫先生:しっかりしてるのかなぁ? 生徒が遊んでいるソシャゲを見て、「編成が悪い」と言って怒り出す人ですよ(一同笑)。

南條さん:何に対しても本気で取り組むという意味では、先生らしい気質ですよね。

聴猫先生:実は猫姫さんはモデルがいるんですよ。めちゃくちゃ気が利いて運営がとても上手なギルドマスターがいて、その人が就職して教師になったんです。それを聞いた時は、絶対に向いていると思いましたね。

megane:3話でネタバレするまでは、南條さんが猫姫を演じていることに、気がついていなかった人も多かったようですね。

南條さん:ラッキー!(笑) このところ、猫姫みたいなかわいいキャラクターを演じることが少なくなっていたので、最近私を知った人は、気づかなかったのかもしれないですね。

 斉藤先生と猫姫のギャップが大きいので、両方を一度に演じられるのはやりがいがあります。収録では「猫姫をもっとかわいくしてください」「もっとブリブリで」と言われていますが、ギャップがあるほうが演じていて楽しいですね。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
▲主人公・西村英騎のクラスの担任である斉藤先生。彼女はMMORPG『レジェンダリー・エイジ』の中で人気の高いカリスマプレイヤー・猫姫でもある。

収録後にセリフの元ネタを知って、ビックリすることもあります(日高さん)

megane:放送後の反響はお聞きになっていますか?

日高さん:実況がすごく盛り上がっていますよね。いろんなネタが合間に盛り込まれているので。

南條さん:さすがに私もわからないものがほとんどですけど。

megane:「いろんなネタ」という言葉を聞いて、聴猫先生が申し訳なさそうに顔を伏せられていますが?

聴猫先生:原作に出てくるネタセリフの中にも、元ネタがすぐわかるものと、まったく気づかれないものがあるんですよ。アフレコに立ち会っていると、けっこうヒドい元ネタのセリフを、誰も気づかずにそのまま収録していて。それが申し訳なくて……。

日高さん:収録が終わった後で、スタッフさんから「このセリフには元ネタがあるんだよ」と聞かされて、ビックリすることも多いですね。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

聴猫先生:そういうのは聞かなくていいです(笑)。まぁでも、普通は「台本が間違っているんじゃないの?」と思いますよね。日本語としておかしいものも混ざってるので(笑)。

日高さん:最初のころは音響監督さんと「このセリフはおかしくないですか?」「いや、元ネタがあるのでそのままで大丈夫です」というやり取りが何度かあったんです。でも最近の収録では、音響監督さんから先に、「これは台本通りで合っています」と教えてくれるようになりました(笑)。

聴猫先生:それどころか「これが元ネタです」とスタジオで流して、みんなで笑うこともあります(笑)。

南條さん:ブロント語のまとめサイトをみんなで見たりして。

日高さん:亜子の場合はもともと知識があるがゆえに、そういうセリフがぽろっと出てくると思うので、私が元ネタを意識せずに自然に話しても、それはそれでいいのかなと考えています。3話の「ルシアンどいて! そいつ殺せない!」みたいな決めゼリフは、あらかじめ元ネタを知っておいてから演じたほうがいいかなと思いますが。

聴猫先生:知ってしまったんですか、あの元ネタを!

日高さん:もちろんですよ(笑)。このセリフは絶対に何かあるなと思ったら、やっぱりありましたね。

megane:3話の“S県月宮”ネタは大反響を呼んでいましたが、聴猫先生はあのネタを絶対に入れたいと言われていたとか?

聴猫先生:あのネタをTVでやらないのなら、なんでこの作品をアニメにしたのかと(笑)。

megane:あとは2話で亜子が“ノシ”を「のしー」って声に出して言ったのも、かわいかったですよね。

日高さん:“ノシ”自体はあくまでチャットの記号みたいなものなので、実際に言葉で話すことはないじゃないですか。収録の時にイントネーションをみんなで悩んだんですよね。「のしー↑」なのか、「のしー↓」なのかと。スタッフさんたちとキャスト陣の間でそれぞれ、思っていた「のしー」が違っていました。

南條さん:ある意味、両方とも正解なんですよね。発音するものじゃないですから。

男性プレイヤーだと間違えられたことがあるんです(南條さん)

聴猫先生:アニメの放送が始まっていちばん衝撃的だったのは、「オレもネカマに告白したことがあるから、その古傷に触るのは止めてくれ」といった意見がめっちゃ来たことですね。「みんな、そんなに告ってたんかい!」って(笑)。

megane:いやあ、ネカマの人はやっぱりイイんですよ(笑)。

日高さん:男性がこう言われたらうれしいとわかっていいるからですか?

megane:そうなんです。心地いいんですよ。

南條さん:私の友人にも、「○○さん(キャラ名)がかわいい」といつも言っている人がいて、その心地いいところで終わらせておけばいいのに、リアルまで追求しちゃうから、毎回ヘコんでいるんですよね。

megane:僕も女性キャラを使っているのでわかります。別にネカマプレイをしていたわけじゃないんですけど、ていねいな言葉遣いをするだけで、中身が女性なのでは? と勘違いされてしまうことがあるんですよね。

南條さん:私は逆に、男だと間違えられました。

日高さん:えーっ!?

南條さん:女の子のリアフレと2人で、別の2人組と一緒に4人パーティを組んだら、向こうの2人がリアルでカップルだったんですよ。それで「そちらもカップルですよね?」と言われて。「実際は両方とも女性なんですけど、どっちが男だと思います?」と聞き返したら、私のほうが男だって言われたんです(笑)。

 でも、リアルで女だろうと男だろうと、社会人だろうと学生だろうと、そういったことはまったく気にしないで遊べるところが、ネトゲのよさですから。

megane:ネトゲをプレイしたことのない日高さんは、そういったリアルとゲームとで人間関係が変わると聞いて、どう思いますか?

日高さん:普段なら絶対に関わることのない、年上の人や年下の人と、ゲームの中で一緒に行動するのは、ちょっと楽しそうですよね。このお仕事をしているとどうしても、スタジオに行って収録して、自宅に帰って……の繰り返しになってしまいますので。

南條さん:だから私は、家の中にいたまま外の世界に出かけることのできる、ネトゲに没頭しちゃったのかもしれませんね。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

私がもしネトゲを始めたら、ハマっちゃうかもしれません(日高さん)

聴猫先生:とてつもなくいそがしい合間をぬって朝からログインしたら、他のプレイヤーさんから「ニートでしょ?」と言われる快感はヤバいですよ(笑)。「今日は仕事はお休みなんですか?」「お休みだよ」「ホントですか? いつも遅くまでいますよね」みたいなことを言われたりもしますね。

megane:ネトゲは時間のかかるゲームですからね。

日高さん:そういうイメージがありますよね。

南條さん:私の場合は、オンラインで知り合った友だちとチャットしたり、一緒に釣りに行ったりするのがメインなんです。血眼になって“レベルを上げなきゃ”みたいな遊び方ではないから、逆にずっと続けられているのかもしれないですね。ライトな遊び方のヘビーユーザーみたいな感じで。

megane:作品の中の4人もそんな感じですよね。

聴猫先生:そうですね。彼らはログインはしているけれど、必死にやっているわけではないので。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

南條さん:ガチ勢の人たちは、もう部活みたいな感じですから。

聴猫先生:それもただの練習じゃなくて毎週試合ですよね。

megane:試合が終わると、その後で反省会をして。

日高さん:そんなノリなんですか……。すごいですね。

南條さん:ネトゲをやっている友だちと一緒にご飯を食べていたら、急に「帰らなくちゃ」って言い出したんです。話を聞いてみたら「この後、みんなで集まって強い敵を倒しに行くから、もう帰らなくちゃ」と……。私はリアルなのに振られました(笑)。

megane:“ネトゲは遊びじゃない”ってヤツですね。

南條さん:本気の人たちにとってはその通りですよね。私はそういう人たちを後ろから見送って、のんびりと釣りをしています。

日高さん:私はいったんハマったらず~っとやってしまうタイプなので、スマホのゲームも一時期ずっと遊んでいたことがあるんです。だから私がもしネトゲを始めたら、ハマっちゃうのが怖くて……。

南條さん:ハマり始めのころがいちばん怖いですよね。私も最初の頃は、空いた時間が2時間あったら、自宅に帰ってログインしていたので。あとは睡眠時間がすごく短くなっちゃったり。最近はちゃんと寝るようにしていますけど。

聴猫先生:ゲームを中断する時は、いったん落ちるタイプですか? それともキャラを放置しておくタイプですか?

南條さん:まちまちですね。『FFXIV』って、自然の景色や環境音もすごく作り込まれているので、鳥がピューッって飛んでいく音が、右から左に移動していったりするんですよ。

日高さん:へぇ、すごい!

南條さん:お仕事をしていると、なかなか外に出かける時間がないじゃないですか。友だちと海に行きたいなぁ、と思っても行けなかったり。だから、せめてゲームの大自然の中に自分のキャラクターを放置しておいて、環境音を聞きながらチェックものなど自宅でできるお仕事をする、という時もありますよ。

聴猫先生:『FFXIV』は環境音もすごくこだわっていますよね。環境音のように「今、どれくらいの時間だな」とわかるギミックもありますし。

監督と意見がズレることは、一度もありませんでした(聴猫先生)

megane:1話の段階ではハーレムアニメっぽく言われてましたけど、お話が進むに従って、ルシアンとアコが相思相愛なのが、視聴者の皆さんにも伝わってきたと思うんです。

日高さん:アコ以外の女の子ももちろんかわいいんですけど、恋愛という感じではなくて、あくまで仲間として見ている感じですよね。

南條さん:だから、安心して2人を見ていられますよね。

日高さん:浮気をしない一途な感じがいいですよねぇ。

南條さん:ネトゲ内で浮気すると一斉に報告が飛んできますからね。「浮気してたよー」って(笑)。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

megane:収録は今、何話ぐらいまで進んでいるんですか?

日高さん:この座談会の後にある収録が11話です。

南條さん:なので今は、いったいどういう終わり方になるのか、気になっているんです。

日高さん:これまでに“いい最終回感がある話”が何回かあって、それこそ1話の段階でついつい「いい最終回だなぁ」と思ってしまうくらいだったんですけど、その後にもっともっと最終回っぽいお話があるんです。こういう回が続いた後で、いったいどんなふうに終わるのかなって、すごく気になりますね。

南條さん:まだ12話の台本はもらっていないので、今から楽しみです。

聴猫先生:どうなるんでしょうねぇ。私も楽しみです。

megane:聴猫先生も、アニメの脚本会議には参加されているんですよね?

聴猫先生:脚本会議を欠席したのは1回ぐらいで、あとは全部参加させてもらいましたけど、柳 伸亮監督と私の意見がズレることは、一度もなかったんです。だから、監督がいいようにしてくださるだろうと思っていました。

megane:そういえば、主人公の使っているキーボードとマウスがすごくリアルだったりして、小物のディテールもすごくこだわっていますよね?

聴猫先生:PCなどの小物も全部、監督のイメージですね。それがまたピッタリ合致しているので、こちらとしては不満も不安も何もないですね。

 キーボードとマウスについては、「資料がほしい」と言われたので、私が用意しました。あとは「各キャラのデスクトップはどういった感じなんですか?」とも聞かれたので、全員分のデスクトップの画像を用意したり。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
▲ネトゲ部でプレイに使っているパソコンのデスクトップ画面をよく見てみると、壁紙やアイコンの置き方に、各キャラクターの性格が反映されている。

南條さん:1話を見て思ったんですけど、なんでルシアンは部屋を暗くしてゲームをやっているんですか?

聴猫先生:学生が部屋を明るくしたまま、夜遅くまでゲームをやっていると、ドアの隙間から光が漏れて、「こんな時間まで起きてるの!」と親に怒られるんですよ。

南條さん:なるほど!

聴猫先生:いや、これがホントに正解なのかどうかは、監督に聞いてみてください(笑)。ただ柳監督もゲーマーなので、そういった感覚はわかっているんだと思います。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

ネトゲの向こう側にいる人の姿を、MVで見せたかったんです(南條さん)

megane:南條さんは声の出演だけでなく、エンディングテーマの『ゼロイチキセキ』も歌われていますが、この曲のMVではネトゲをプレイされている様子が出てきますよね?

動画:南條愛乃さん5thシングル『ゼロイチキセキ』TV SPOT

南條さん:あれはなるべくリアルに近づけるようにしています。モニターの向こう側に生きた人間がいることが、ネトゲが他のゲームと違うところだと思うんです。画面の向こう側にいる人が、普段どういう生活をしながらネトゲをやっているのか、普通は見ることができないじゃないですか。そういった様子を、ちょっとのぞき見するような感じで作ってみました。

megane:真正面から見たアングルがいいですよね。

南條さん:定点カメラをいくつも用意してもらって。このMVは打ち合わせの段階から、ガッツリやらせていただきました!

聴猫先生:女性はコタツみたいな低いテーブルの前に座ってプレイしている人が多くて、男性はやたらとパソコンデスクを使いたがるんです。だからMVの映像を見て、「こういう女性の人っていそうだよね」と思いました。あと、MVには猫もいましたよね?

南條さん:彼は、タレント猫の“ミルクティー”くんです。おりこうでとってもかわいかったですね~。

聴猫先生:本当にかわいかったです。

megane:では最後に、このアニメを見てくれている皆さんにメッセージをお願いします。

日高さん:ネトゲをいっぱい遊んでいる人が見たら、きっといろんなネタを見つけることのできる作品だと思います。でもスタッフさんや演者の中には、私のようにネトゲをやったことのない人もいて、そういった人でも楽しめる作品になっていますので、あまり深く考えずに素直に見てもらえたらうれしいです!

南條さん:テンポがよくて絵もかわいいので、気軽に楽しめる作品だと思います。その一方で、普段からネトゲを遊んでいる人も共感できる部分があったり、人との関係性や交流の取り方を改めて考えさせられる部分もあるので、いろんな視点から見てもらえる作品です。ネトゲに触れたことのある方もない方も、ぜひ楽しんで見ていただけたらと思います。

聴猫先生:言いたいことはお2人がすべて言ってくださいました。私からはひと言、よろしくお願いします(笑)。

megane:ありがとうございました。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』

■TVアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』
【放送情報】
TOKYO MX……毎週木曜 23:30
サンテレビ……毎週木曜 26:00
BS11……毎週木曜 24:30
AT-X……毎週木曜 23:00
(※AT-Xリピート放送は毎週土曜15:00、毎週日曜22:00、毎週水曜7:00)

【配信情報(PC・STB)】
dアニメストア……毎週金曜日12:00
GYAO!……毎週金曜日
GYAO!ストア……毎週金曜日(※第2話以降有料配信)
楽天ショウタイム……毎週金曜日(※第2話以降有料配信)
DMM.com……毎週金曜日
バンダイチャンネル……毎週金曜日
U-NEXT……毎週金曜日
ひかりTV……毎週金曜日
J:COM オン デマンド……毎週金曜日
auビデオパス……毎週金曜日
アニメ放題……毎週金曜日
ニコニコ動画……4月16日より毎週土曜日
PlayStation Store……毎週水曜日

【配信情報(携帯)】
ビデオマーケット……毎週金曜日
HAPPY!動画……毎週金曜日
ムービーフルPlus……毎週金曜日

【スタッフ】(※敬称略)
原作:聴猫芝居
原作イラスト:Hisasi(電撃文庫刊)
監督:柳 伸亮
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン:矢野 茜
アニメーション制作:project No.9

【出演声優】(※敬称略)
西村英騎/ルシアン:豊永利行
玉置亜子/アコ:日高里菜
瀬川 茜/シュヴァイン:水瀬いのり
御聖院 杏/アプリコット:M・A・O
秋山奈々子:大和田仁美
斉藤結衣:南條愛乃

(C)2015 聴猫芝居/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/LA運営チーム

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