2016年6月8日（水）

『バトガ』新武器システムの使い方や新チャージスキル“スキルストック”を解説

　コロプラがサービス中の『バトルガールハイスクール』に、近日実装が予定されている新しい武器システムと、新チャージスキルの体験レポートをお届けします。

武器にもサブ武器がセットできるように。今まで眠っていた武器が活躍するかも!?

　まず新しい武器システムについて。これが導入されることによって、キャラと同じく、武器にもサブ武器をセットできるようになります。

　サブ武器をセットするためのスロットは武器のレアリティによって異なり、☆5武器はスロット3、☆4武器がスロット2、☆3武器がスロット1となります。☆2以下の武器はサブ武器をセットできません。

　このシステム実装によって、すべての武器に“サブセット時に発動する効果”が追加されます。サブにセットすることで、メイン武器にこの効果を上乗せできるのです。

　また、同じ効果を重ねることで効果は加算されていきます。例えば、麻痺Lv.3のサブ武器を3つセットすると、麻痺Lv.9となります。ただし、キャラと違ってサブ武器の威力はメイン武器には加算されませんし、武器の音数も変化しません。あくまで“サブセット時に発動する効果”のみが追加される仕様です。

　サブ武器の効果はレアリティが高いほど強く、効果の数も多い傾向があります。ただ、この効果は、セットした武器が持つスキルとは関連性がありません。

　つまり、武器そのものの性能は低くとも、有用なサブ効果を持っていることがあるということです。思わぬ掘り出し物がある可能性があるので、手持ちの武器を再確認してはいかがでしょうか。

　サブ武器の効果の種類ですが、今回触って確認したところでは、HP＋、SP＋、麻痺、毒、HP吸収、与ダメUP、コンボ威力UP、回避回数、消費SPdownがありました。恐らくは既存の武器が持つ追加効果のほとんどがサブ効果に存在すると思われます。

　組み合わせをいろいろ試してみておもしろかったのは、既存の武器にない効果の組み合わせが無数に考えられることです。わかりやすく強かったのは麻痺のサブ効果。

　HP吸収やSP吸収と組み合わせることで、安全にHPやSPを回復できます。落雷や嵐を付加するアクションスキルと組み合わせると、その効果は絶大です。

　また、麻痺とスタンを組み合わせることで、これまでにないくらい長時間的を拘束することも可能です。他には与ダメUP、コンボ威力UPなどを重ねていくことで、今まででは考えられなかったような高火力が実現できるかも知れません。

　特殊な例としては、回避回数があります。確認できる最大Lvは2。このサブ効果を3つ重ねると、最大6回、さらになかよしスキルと組み合わせると、最大12回まで回避ができるようになります。

新チャージスキル“スキルストック”で、アクションスキルを任意のタイミングで使えるように

　武器ガチャイベント“マリアージュ記念ガチャ”で登場する新チャージスキル“スキルストック”についてもプレイしてきたのでご紹介します。

　これはぷにコンを長押しすることで、あらかじめストックしたアクションスキルを、任意のタイミングで発動できるという画期的なスキルです。追加効果のレベルに応じてストックしておける数が増えるらしく、レベル2まで確認できました。

　ストックの方法は通常のアクションスキルを放つ時と同じで、スキル発動のマークが出たときに画面をタップするだけです。そうすれば自動的にスキルがストックされます。ストックしたスキルを使用したい場合は、他のチャージスキルと同じように、長押しすれば任意のタイミングで発動できます。

　スキルストック武器を使用する際に注意してほしいのは、ストック枠が空いている状態ではアクションスキルを発動できないということです。自動的にアクションスキルがストックされてしまうため、普通に使いたい場合は、ストックされた後にすぐ長押しして使用するという手間を掛ける必要があります。ただし、ストック枠が埋まっている場合は通常通り発動されます。

　ストックしたアクションスキルが複数ある場合は、ストックした順番で使用することになります。ストック順を変えることはできないので、アクションスキルをストックする順番にも注意が必要です。これまで以上に意識するポイントが増えているスキルストックは、上級者向けのスキルと言えるでしょう。

　さて、このスキルストック武器を触ってみた感触ですが、やはり任意のタイミングでアクションスキルが発動できるため、戦術の幅が一気に広がった感があります。

　わかりやすい使い方としては、回復のアクションスキルをストックしておいて、HPが減ってきたら使用するという使い方があります。また、威力の大きいアクションスキルを使用する前に、立て続けにバフやデバフのアクションスキルを使って火力を上げるという使い方もあります。

　【Sirius】明日葉のように、使用した後、麻痺してしまうようなアクションスキルを使用する場合には、あらかじめ状態異常無効のアクションスキルを使っておけば麻痺を無効化して高い火力だけを活かすこともできます。

　少し変わった使い方としては、嵐を付加するアクションスキルを2つストックしておいて、ダメージを受けて嵐の効果が切れたら即座に付け直すという使い方もあります。

　ダメージフィールドや回復フィールドのようなフィールドを設置するタイプのアクションスキルは、フィールドの効果が切れる前にアクションスキルを発動して無駄にしてしまうことが多いですが、ストックしておけば効率的に運用することができます。

　スキルストックが真価を発揮するのは、センバツ試験のような高難度イベントです。遠距離攻撃無効のアクションスキルをストックしておいて、遠距離攻撃が激しくなるタイミングで使用したり、苦手なイロウスが出現するタイミングで相性がよく火力の高いスキルを発動して一掃したりすれば、クリアタイムを大幅に縮められることでしょう。

　イベントの局面に応じたスキルを選んだり、発動順を考えたりといった戦術的な楽しみも広がります。

　扱いは難しいですが、うまく使えば大きな効力を発揮できるスキルストック。上に挙げたのはほんの一例なので、スキルの組み合わせや発動順など、ぜひ皆さんで工夫してみてください。