2016年7月11日(月)
『ワールド オブ FF』バトルの感想をお届け。ミラージュの組み合わせでバトルのおもしろさは無限大!
7月7日~10日にパリ・ノール・ヴィルパント展示会会場にて開催された“Japan Expo”でプレイできた10月27日発売のPS4/PS Vita用ソフト『ワールド オブ ファイナルファンタジー』の試遊版レビューをお届けします。
この記事では、実際に体験できたバトルの感想を紹介しましょう。あわせて、プレイ動画も公開しましたので、そちらもぜひご確認ください。
●【ワールド オブ ファイナルファンタジー】プレイ動画でシステム解説
ミラージュの組み合わせでバトルのおもしろさが広がる
本作のバトルはこれまでの『FF』シリーズをプレイしたことがない人でもわかりやすいものになっています。画面左部分には、ラァン&レェンの顔アイコンが出ており、これが一番上まで動いたら行動可能になります。同じく、敵の顔アイコンの動きも確認できます。
バトル中はAP(アクションポイント)というものを消費して行動します。“たたかう”などの基本行動で消費されることはありませんが、“エアロ”といった魔法やアビリティを使用する際はAPが必要になりますので、計画的にAPを使っていきたいですね。ちなみにAPは自分の行動順がくるたびに1回復します。
▲R1ボタンを押すことでバトルを早送りすることも可能。 |
さらにバトルをおもしろくするのは、バトル画面左下のコマンドでしょう。Lスティックを倒しこむことでS・M・Lサイズに対応したアビリティなどが使えます。このミラージュを組みこむと、このアビリティが使えて……といった風に考えるのも本作の楽しみ方のひとつでしょう。
●ミラージュを仲間にしてみよう
本作のだいご味でもあるミラージュを仲間にする行為ですが、これも単純ではありません。ミラージュによって、それぞれ仲間にできるチャンス(通称:ジェムジェムチャンス)のタイミングが変わってきます。
例えば、ヒナチョコボであればHPを減らすだけと単純ですが、トンベリは物理攻撃をするといった条件になっています。ミラージュごとにさまざまな条件があるので、いろいろな戦い方を試して仲間をたくさん増やしましょう。
▲ミラージュには最大10文字の名前をつけることができます。ぜひ、お気に入りの名前をつけてみてください。 |
●ノセノセとバラバラ
通常、ミラージュの上に乗ったり、頭の上に乗せたりする“ノセノセ”の状態でバトルは始まりますが、バトル中に“バラバラ”を選ぶと単体で行動できるようになります。
バラバラにすると手数が増えるため、多くの敵が出現した時には役立ちそうです。もちろん、ノセノセに比べると攻撃力もHPも少々劣りますが、状況によっては使い分けることも大事かもしれません。
また、本作では敵もノセノセ状態で出現します。うまくノセノセ状態を崩せれば、スタン状態になり行動を停止させることもできますので、狙っていきましょう。
▲フィールドでプリメロ(小さい状態)かオオビト(大きい状態)にすることで、バトルでのノセノセの組み合わせが変わります。 |
●セイヴァー召喚
歴代の『FF』キャラクターたちがバトルで召喚できるシステムも搭載されています。試遊版ではティーダのみが召喚できましたが、製品版では多くの歴代『FF』キャラクターたちが召喚できます。
予想以上に歯ごたえのあるバトルに期待値アップ
バトル中には“スカッ”などのかわいらしい表現が見られますが、バトルそのものはとてもしっかり作り込まれている印象を受けました。特にこの試遊版のボスであるイフリータとの戦闘では、少し油断したら全滅しかけました(笑)。
逐一相手の体力が確認できるなど、ライトな部分もありつつ、昔からシリーズを遊んでいる人でも楽しめるようなバトルの奥深さも感じられる『ワールド オブ ファイナルファンタジー』。『FF』シリーズを遊んだことがある方にはもちろん、遊んだことがない方にも、気軽にプレイしてほしい作品だと感じました。
▲ノセノセの組み合わせでステータスも変わりますので、よく考えてみましょう。 |
▲自分の考えたノセノセを眺めることもできちゃいます。 |
▲ズームもできます(笑)。 |
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