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2016-07-08 20:35

【竹達先生が解説! #3】『COJ』トップエージェント対決動画(黄単デッキ)を読み解く

文:電撃ARCADE編集部

 セガ・インタラクティブが贈る、基本無料の思考型デジタルトレーディングカードゲーム『CODE OF JOKER』。

『COJ』

 そのトップランカーによるプレイ動画を"『COJ』電アケ的トップエージェント対決"と銘打ち、<電撃アーケードch>で配信しています。

 今回は、"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.14:竹達先生/黄単デッキ"と"『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.15:竹達先生/黄単デッキ"について、竹達先生さん自らによる試合解説と、対戦中の思考を語っていただきました。

※編集部注:この動画と記事は、本日7月8日に実施されたカードパラメータ調整前に竹達先生さんからいただいたものです。

『COJ』
▲竹達先生さん。

 あっっっつ~~い、なんだよこの暑さは・・・・・・ご無沙汰しております、竹達です。

 もうすっかり夏ですね。こんなに暑いと脳もふやけてきて考えることが億劫になる、そんなことってありませんか?? ということで、今回はそんな状況下でも楽に勝ちたい、スカッと爽快に勝ちたい! といった基準でデッキを選ぶことにしました。

 そうなると海洋デッキはちょっと違うかな~っと思ったり。確かに夏っぽさはあるんですけど、湘南のビーチというよりは梅雨入りしてジメジメした天気に近いような感じを僕は受けてしまうんです(笑)。そのことに拍車をかけるように、最近の海洋デッキの対策のされ方はひどくて、楽に勝たせてくれるデッキが少なくなってきました。

 とくに最近出現し始めた《オオヤマツミ》を使ったワンショットデッキのコンボを海洋デッキは止めづらいため、あのデッキが流行ってしまうとかなり苦戦を強いられてしまいそうです。もちろん海洋デッキは今でも最強デッキのひとつなのですが、海洋デッキを使うだけで楽に勝てるといった時期は終わってしまったような気がします。

 じゃあ僕も海洋デッキを対策する側に回ろう! というわけで、冷やし中華よろしく、黄単デッキはじめました。麺の色とか似てますし?

使用デッキ

『COJ』

【デッキ内容】
 今回紹介するのは黄単デッキです。【スピードムーブ】と優秀な進化ユニットによって、ライフを削る能力と盤面を処理する能力がかなり高いです。黄単デッキ自体はVer.1の頃からありましたが、Ver.2のダブルジョーカーシステムの恩恵を受けてか、最近は環境のトップに居座るようになりました。

 黄単デッキの特徴のひとつに、デッキやジョーカーの選択にかなり自由な枠があるため、環境に合わせたパーツを足し引きしやすいという点があげられます。今回僕が使用した黄単デッキは、海洋デッキ対策に《盗賊の手》を3枚、《天帝インドラ》を3枚、《ライブオンステージ》を2枚。それから《謀略の女王ミリア》対策に《グレイスウルフィン》を3枚、《デストラクションスピア》を1枚投入しています。

 ジョーカーもさまざま考えられますが、《ブレイブシールド》と《ヘレティックスカー》でライフを速攻で削りきるタイプにしました。ドロー系のジョーカーカードを抜いたので、息切れ防止のために《女神の息吹》を1枚入れています。

【マリガン基準】
 先攻は《オータムロイド》、後攻は《光明神アポロン》か《グレイスウルフィン》です。ミリア珍獣デッキや《オオヤマツミ》ワンショットデッキの可能性が高そうなら、《グレイスウルフィン》をキープしたいところです。では早速キックオフです、今回はサクサク動画なので2本立てですよ~。

まずは、1本目!!

■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.14:竹達先生/黄単デッキ

【1ターン目】
 《オータムロイド》をマリガンで持ってこられなかったのですが、《ジャンプー》も手札にあるので、けっこうな良ハンドかと思います。そして、《カパエル》を召喚して終了しました。相手はジョーカーをみるかぎり海洋デッキっぽいですが、《盗賊の手》はデッキを回す意味でも序盤からバシバシ使っていっていいと思います。

【2ターン目】
 こちらにユニットを残っている状態での《ジャンプー》召喚は、有史以来の黄単最強ムーブです。海洋デッキにとくに有効な《天帝インドラ》をドローできたので、いい立ち上がりを迎えることができていますね。

【3ターン目】
 相手のフィールドを更地にできるので、《天帝インドラ》を召喚します。海洋デッキ相手には、この動きが非常に強いです。

【4ターン目】
 《ライブオンステージ》を発動し、《天空神機ゼウス》を召喚していきます。今の形の海洋デッキには《人の業》が入っている可能性が低いため、比較的安心して《天空神機ゼウス》を召喚できるかと思います。海洋デッキ相手には《天空神機ゼウス》を複数回召喚したいことが多いので、《天空神機ゼウス》が手札に2枚きても、あまりオーバーライドをしないように意識したいです。

【5ターン目】
 《ジャンプー》が正解のようですね。《盗賊の手》で捨札の《天然魔道士ミーナ》や《レヴィアタン》を消滅できていると、盤面の処理が本当に楽ですね。《ヘレティックスカー》で2点削れるので、すでにリーチかかってます。

【6ターン目】
 《天空神機ゼウス》、ノータイム。召喚するだけで最適解となるユニットというのは、《天空神機ゼウス》を除けばそれほどないかと思います。考えなくていいというのは、思考型のカードゲームにおいてはネガティブなイメージを持たれるかもしれません。

 しかし、本作においては1ターンの持ち時間が60秒しかないという点や、早くターンを終了させられればジョーカーゲージを早くためられるという点から、考えなくてもよいというのは大きな利点であるといえます。簡単な最適解があるデッキを選ぶことは、勝つうえでとても大事なことだと思いますよ。

【7ターン目】
《ヘレティックスカー》で勝利です。

続いて2試合目に行きましょう!!

■『COJ』電アケ的トップエージェント対決Vol.15:竹達先生/黄単デッキ

【1ターン目】
 今回は無事《オータムロイド》をマリガンできました。

【2ターン目】
 またもや相手は海洋デッキです。海洋デッキ相手には、【加護】はほとんど意味をなしませんが、《グレイスウルフィン》を召喚して終了しました。

【3ターン目】
 いい感じにまた《天帝インドラ》をドローできました。そして、迷わず召喚です。墓地に《レヴィアタン》と《天然魔道士ミーナ》が複数枚見えたので、《盗賊の手》をサーチして備えます。《盗賊の手》による消滅の優先順位は、《レヴィアタン》と《天然魔道士ミーナ》>インターセプトカード>その他の青ユニット(相手のジョーカーが《冥札再臨》でなければ、ほぼなんでもよし)>トリガーカードです。

【4ターン目】
 なんとなくもったいない気もしましたが、《天龍のレイア》で《ヴォジャノーイ》2体の行動権を消費して《天帝インドラ》パンチでライフと盤面を削り取っておきます。《カパエル》を《レヴィアタン》にブロックさせて、相手の捨札も減らしておきました。

【5ターン目】
 ユニットを並べて終わる予定だったのですが、《天空神機ゼウス》を重ねたら、《ゴールドクラウン》をドローできたので、《始世姫ジョカ》に【呪縛】を付けて、《女神の息吹》を使ってターン終了です。回収は《カパエル》と《無限の魔法石》にしました。とくに強いカードの組み合わせが捨札に残っていなければ、この2枚が次のターンで1番強い動きをできるかと思います。

【6ターン目】
 次のターンで《ヘレティックスカー》を使えるため、《天空神機ゼウス》を召喚して終了しました。しかし、動画を見返して見ると《無限の魔法石》で《ゴールドクラウン》を持ってきて、《ブレイブシールド》と合わせればこのターンで終わらせられていましたね……。

 そんなわけでサクサク試合の進む黄単デッキ、いかがでしたでしょうか? 暑い天気が続きそうですが、みなさん熱中症には気をつけてくださいね!! それではまたの機会に、ご機嫌よう~。

▼『コード・オブ・ジョーカーS』
■メーカー:セガ・インタラクティブ
■ジャンル:思考型デジタルトレーディングカードゲーム
■操作方法:専用コンパネ
■プレイ料金:基本プレイ無料
■プレイ人数:1人

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