2015年で一番おもしろかったコンシューマゲーム＆アプリをファンによる投票で決める“電撃オンラインアワード2015”で、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』がアプリ部門の第2位を獲得しました。

　それを記念して、『アイドルマスター』シリーズ総合プロデューサーの坂上陽三さんに記念のトロフィーを贈呈し、受賞記念のコメントをいただきました。

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もうすぐ1周年。いろいろな施策で今後もゲームを盛り上げる

――“電撃オンラインアワード2015”のアプリ部門で第2位となった率直なご感想をお聞かせください。

　皆さんのおかげで第2位になることができました。本当にありがとうございます。

▲『アイドルマスター』シリーズ総合プロデューサー・坂上陽三さん。

　『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』は、2015年9月のサービスイン当初から皆さんにご好評いただいて、それがずっと継続しています。

　これこそ全国のプロデューサーの皆さんのおかげですので、これからもぜひ応援よろしくお願いいたします！

――2015年9月のサービスインということで、もうすぐ1周年ですね。

　『シンデレラガールズ』としては5周年のライブを9月3・4日に神戸ワールド記念ホールで、10月15・16日にさいたまスーパーアリーナでやらせていただきます。

　ちょうど神戸公演の日が『スターライトステージ』1周年の当日ということもありまして……。

――ということは、そこでプロデューサーさんたちが喜ぶような情報があったり？

　何かがあったりなかったり（笑）。1周年は盛り上げようと思っています。現段階で言えるとしたら、これぐらいです。

――詳しいことはライブに行ってみないとわかないと。

　はい。ライブといえば、10月13日にPS VRで『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』を発売させていただきます。

　1stLIVEが行われた舞浜アンフィシアターを舞台にしたものになっているので、こちらでもVRならではの臨場感あふれるライブを楽しんでいただければと思います。

――公開された『ビューイングレボリューション』のティザーPVで、アイドルたちがそれぞれ違う動きをするような場面もありました。『デレステ』でこれが実現する可能性はあるのでしょうか？

　まだなんとも言えないです。アプリは未来のことを確約できないので難しいですよね。

　いろいろおもしろい話があるんですが、言ったら怒られるので言えないんですよ（笑）。

●『アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション』ティザーPV

――では気になる“おもしろい話”というのは今後をお楽しみということですね。

　そうですね。当然ですけども、これだけ皆さんからご好評いただいているので、いろいろな施策を考えてゲームをどんどん盛り上げていきます。

　先日『純情Midnight伝説』というオリジナル楽曲でマイクスタンドを追加しました。あれもお客さんからの評判が非常によかったので、ああいったことを今後も考えていきたいと思っています。

――今後『デレステ』ではどのような部分に力を入れていく予定ですか？

　『デレステ』は、ローンチ時から『とどけ！アイドル』や『Snow Wings』、『Tulip』、『生存本能ヴァルキュリア』、『ハイファイ☆デイズ』、『純情Midnight伝説』、『Love∞Destiny』と新曲を出していきました。

　振り付けの評判もいいので、こういった『デレステ』発の新曲を今後も継続して発表していきたいと思っています。

　また、先日Mobageの『デレマス』で実施した総選挙の結果、三船美優、森久保乃々、依田芳乃、佐藤心にボイスを実装することになりました。

　担当声優さんは、ゲーム内のラジオ“シャイニーナンバーズ”や、ゲーム内ボイスで順次発表していく予定です。その娘たちはどこかのタイミングで『デレステ』でもボイスを実装しますので、楽しみにお待ちいただければと思います。

――最近ですと、ろくろや海辺のチェアに座る際のサングラスなどのルームのアニメーションが凝っていておもしろいです。これらはどういった流れで作られていくのでしょうか？

　もともとニコニコ生放送で、声優さんに欲しいルームアイテムを答えていただく企画をやっています。その中で、本田未央役の原紗友里さんから「海辺のルームアイテムが欲しい！　見た目はこんな感じで」とアイデアをいただき、実装しました。

　江戸切子やマシュマロキャッチマシーン、まだ実装されていませんがチューリップの置物など、都度声優さんのアイデアを入れているので、遊び要素として楽しめるかなと思っています。

　『アイドルマスター』は、ラジオやニコ生などの媒体で出てきたネタをアイテムとしてゲーム中に登場させて、聴いてくださった人や見てくださった人みんなで楽しもうという流れがあります。

　プロデューサーの結束感を高めるものと言いますか、皆さんが楽しめるようなものを常に取り入れて、『デレマス』も『デレステ』も『シンデレラガールズ』の世界観を楽しめるゲームにしています。

――そんなこだわりもあってか、アワードでは「アプリのすべてが高品質です」と評価するコメントが多かったです。

　ありがとうございます。そのぶん運営が大変なので、1カ月くらいスタッフを休ませてあげたいです（笑）。

――先の展開はお答えできないと思いますが、最後にもう1つだけ聞かせてください。エイプリルフールにちひろさんが1人でステージに立っていましたが、今後、アイドルをソロやトリオ、デュオなどでステージに立たせられるようにはならないのでしょうか？

　あれはエイプリルフールなので、そういうふうに受け取っていただければと思っています。

――もちろん、ちひろさんの実装なんて難しいですよね？

　はい。『アイドルマスター』の音無小鳥とか、よく皆さんからそういったご要望をいただくのですが、そもそも事務員としてゲームをつないでいく人として設定しているので、世界観を壊すようなことはしたくないと思っています。

　とはいえ、エイプリルフールなどをうまく使って、ゲーム本編の世界観を崩さずに、皆さんが期待していることを再現するなどいろいろと仕掛けを考えていきたいです。

――わかりました。それでは投票してくれたファンに向けてメッセージをお願いします。

　アプリも家庭用も含めて、『アイドルマスター』というコンテンツ全体としてこれからも全国のプロデューサーの方が楽しめるように引き続きやっていきます。

　今後も、『アイドルマスター』の世界観を楽しんでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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