2016年7月25日(月)

下野紘さんが守銭奴人形使いを演じる『黒吉原メランコリア 第四夜 三井乙春』収録後コメント

文:電撃Girl'sStyle

 八百比丘尼の血を引く人魚のアナタを奪い合う“黒吉原ゲヱム”。そんな“ゲヱム”に参加する男たちとの物語『黒吉原メランコリア』より、かわいいモノ好きな守銭奴生人形師・三井乙春を演じた下野紘さんの収録後コメントをお届け!

『黒吉原メランコリア 第四夜 三井乙春』下野紘さん収録後コメント
『黒吉原メランコリア  第四夜 三井乙春』下野紘さん収録後コメント

――収録の感想をお願いいたします。

 いやはや、なかなか難しい作品でしたね。ストーリー的には時間軸が色々変わるので、おもしろいと思いましたが、さまざまな場面での微妙なさじ加減が難しかったです……出し過ぎてもいけないし、出さな過ぎてもいけないので。

――キャラクターのビジュアルや設定についていかがでしたか?

 乙春は、物腰が柔らかく、いつもニコニコ笑ってるようなキャラクターですが、こと珍しいものや綺麗なものに目がなく、夢中になってしまう一面も。珍しいもの好きだからか、時代のわりに随分ハイカラな服装だなと思いました。

――本作は明治時代が舞台となっていますが、明治時代と言われて思い浮かべるものや、興味のあるものはありますか?

 「散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする」。子どもの頃は、この言葉の意味が全然わからず、音の響きだけで言ってましたが……本気で変えようと思えば、文化さえも変えられる。昔の人は、すごいなぁ……大それたことでなく、何か1つでも自分らしく変えられたらいいなぁ。

――主人公の涙には不老不死の力がありますが、ご自身にあったらいいなと思う力はありますか?

 瞬間移動か、実体のある分身の術。いつ如何なる場所にも、瞬時に行けたら素敵だなぁ、と。そしてもう1つは、自分が3人ぐらいいたらいいなぁと常々思ってまして……1人は仕事や練習、1人はトレーニングや睡眠、1人は遊びや飲みといろいろ分担して、1日1回融合、情報共有。いいなぁ……ま、そのぶん、3倍疲れそうですけどね。

――発売を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。

 優しくも妖しい雰囲気漂う、『黒吉原メランコリア 三井乙春』少しミステリー要素が混ざった、この1枚。よろしければ、お手に取っていただけると 幸いです。よろしくお願いします!

データ

▼カレと床入りするCD 「黒吉原メランコリア」 第四夜 三井乙春 声:下野 紘
■メーカー:Rejet
■発売日:2016年7月27日
■価格:2,000円+税
 
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