2016年7月21日(木)
『世界樹の迷宮V』体験版が配信中! 新要素の詳細と全10種の職業の使用感をレポート
アトラスから、8月4日に発売される3DS用ソフト『世界樹の迷宮V 長き神話の果て』(世界樹V)。その体験版が、ニンテンドーeショップにて配信されています。
電撃オンライン編集部でもさっそくプレイしてみました。今回はそのレポートをお届けします。
体験版の特徴と注意点をチェック!
今回の体験版の概要を以下にまとめました。探索できるフロアやレベルの最大値には制限がありますが、基本的なゲームシステムはすべて体験可能です。
【体験版の特徴と注意点】
・あるフロアまでの探索が可能
・レベルに上限がある
・作成したキャラクターのレベル、取得スキル、アイテム等、すべてのデータを製品版に引き継げる
・すれ違い機能も利用可能 (※体験版同士のすれ違いのみ)
・体験版の容量制限のため、BGMは製品版と異なる
・セーブ枠はSDカードに1枠のみ (※製品版はゲームカードとSDカード合わせて9枠)
・中断セーブは使用不可 (※製品版は中断セーブ可能)
・体験版の起動回数は30回まで
▲キャラクターのカラーやボイスも設定できます。製品版に備えてじっくりキャラメイクしておきましょう! |
"アドベンチャーエピソード"の達成で経験値を獲得!
今作からの新しい要素としてまず注目したいのが、フロアのあちこちで発生する“アドベンチャーエピソード”。選択肢への受け答えで経験値が得られ、場合によってはアイテムも入手できます。
マップを埋めるついでにアドベンチャーエピソードを消化していたつもりが、いつの間にかアドベンチャーエピソードを探してマップを歩き回っていたりして。探索のいいアクセントになっています。
▲とはいえ、いつもいい結果が得られるわけではなく……。 |
食材を調理してHPやTPを回復!
探索を進めていると“獣肉”や“タマゴ”などといった食材が手に入ります。これらのアイテムは、移動中に使用することでHPやTPを回復できます(※一部例外あり)。また、ダンジョン内部にあるたき火で調理すれば、回復量がアップしたり、特別な効果が付加されることもあります。
▲探索中にたき火を発見! ここで手に入れた食材を調理できます。 |
▲食材の入手には、特定の種族スキルが必要になる場合も。 |
▲調理のレシピはNPCなどから入手することになります。 |
10種類の職業のスキルツリーと使用感
本作には10種類の職業が登場します。それぞれが習得できるスキルを見ながら、戦闘での役割をカンタンに説明しましょう。
●フェンサー攻撃と防御のバランスに優れた職業。“チェイン~”は突属性および対応した属性の攻撃に追撃するスキル。“プレディクト(防御力と引き換えに狙われ率と回避率上昇)”を使用すれば、敵からの攻撃を引きつけられます。
●ドラグーン防御重視の職業。“竜の咆哮”は、味方1人の狙われ率と防御力を上昇させます。“バンカー”は、その名のとおりバンカー(小型の防御陣地)を設置して敵の攻撃を逸らすスキル。バンカーは最大で3つまで設置可能。
●セスタス部位封じを得意とする職業。対応した部位を封じれば、敵は特殊攻撃が使用できなくなります。“フリッカー(頭封じ)”、“アームブレイク(腕封じ)”、“リバーブロー(脚封じ)”をそろえておき、敵に合わせて使い分けていきたいところ。純粋に火力を求めるなら“鬼人拳”がオススメです。
●リーパー敵を弱体したり、状態異常を付与する能力に長けた職業。“痺止の鎌(一列に斬攻撃)”と“呪禁の鎌(同左)”は、瘴気兵装状態だと状態異常の効果が追加されます(それぞれ麻痺、呪い)。使用するなら"瘴気の兵装"は必修です。
●ウォーロックいわゆる魔法使い。敵の弱点に合わせ、“ファイアボール(炎属性攻撃)”、“アイシクルランス(氷属性攻撃)”、“ライトニング(雷属性攻撃)”を使い分けて戦います。消費TPは跳ね上がるものの、“詠唱:圧縮術式(上記スキルの威力アップ)”と“高速詠唱(詠唱スキルのターン消費をなくす)”の組み合わせも強力です。
●ネクロマンサー死霊を召喚し、使役する職業。死霊がいないと戦闘能力は皆無に等しいので、必ず“死霊召喚”を習得させましょう。パーティに盾役がいない場合は、“無慈悲な盾”を使って死霊に味方をかばわせる戦法が強そうです。なお、死霊は最大で3体まで召喚できます。
●マスラオ物理属性の攻撃に特化した職業。“飛燕(単体に2回攻撃)”や“鎌鼬(ランダムで2~4回攻撃)”が便利です。セリアンのマスラオはSTRが高いので、思い切って“刀マスタリー(刀の攻撃力アップ)”を最大Lv.に上げ、通常攻撃だけで戦うスタイルもアリ!?
●ハウンド鷹や猟犬を使役する職業。“鷹笛”で鷹を、“犬笛”で猟犬をそれぞれ1体ずつ召喚できます。2体を同時に召喚することもできますが、スキルポイントは有限なので、どちらかに特化させるのがよさそう。パーティに不足しているのが攻撃力なら鷹、回復能力なら猟犬のスキルを。
●ハーバリスト回復のエキスパート。“ラインハーブ(一列のHP回復)”を取得しておくと、複数の味方がダメージを受けたときでも安心。“リフレシュハーブ(状態異常回復)”は、Lv.5になると一列の状態異常をまとめて回復できるようになります。ちなみに、“リフレシュハーブ”では、部位封じは回復できません。
●シャーマン強化スキルの扱いに長けた職業。“祈祷:討滅(攻撃力アップ)”と“祈祷:鎮守(防御力アップ)”はどちらも効果が目に見えてわかりやすく、消費TPもほどほどで使い勝手バツグン! “天恵(味方1人の強化&弱体を1つ消し、HP回復)”の取得条件にもなっているのもポイントです。
"ユニオンスキル"でピンチをチャンスに変えろ!
バトルにおける新要素として注目しておきたいのが“ユニオンスキル”。攻撃することなどでたまるユニオンゲージを消費して、パーティ複数人で繰り出す特殊なスキルです。初期から覚えている“全力逃走(戦闘から高確率で逃げる)”は非常に便利なので、常にゲージは確保しておきたいところ。
▲スキルによって、発動に必要な人数が異なります。 |
▲初期から覚えているものを除き、種族ごとに取得できるユニオンスキルが異なります。 |
8月4日の冒険解禁に備えましょう!
『世界樹V』の発売まで、あとおよそ2週間。すぐにでも冒険に繰り出せるように、この体験版でキャラクターを育成しておきましょう。
最後に、初心者の方へ1つアドバイスを。スキルの振り直しは、冒険者ギルドで“休息”することで行えます。レベルが2低下するというペナルティがありますが、体験版のレベルであればすぐに取り戻せます。今のうちに、いろいろなスキルを使っておくのがオススメですよ!
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