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2016年7月25日(月)

電撃PSプレミアムイベント『WoT』ステージレポート。中上育実さんとふ~ど氏がオンライン対戦に挑んだ結果は?

文:電撃PlayStation

 7月24日に開催された電撃PSプレミアムイベント『World of Tanks(以下、WoT)』ステージでは、大人気アニメ“ガールズ&パンツァー(以下、ガルパン)”で秋山優花里役を務めた中上育実さんと、『WoT』に造詣の深いプロゲーマー・ふ~ど氏が登壇。2人を交えた登壇者たちによる熱い戦車談義から幕が上がった。

『電撃PSプレミアムイベント』
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▲中上育実さん(左)とふ~どさん(右)

 “ガルパン”で戦車のうんちくを語る、いわゆる“戦車マニア”の秋山殿こと秋山優花里を演じた中上さんだが、じつは本人もアニメの影響で戦車マニアに。「好きな戦車は?」という問いに、「やっぱり4号(IV号戦車)。でも乗り心地的には日本のヒトマル(10式戦車)です!」と、アニメのつながりで実際の戦車に乗せてもらったという体験談を交えつつ、秋山殿にも負けない知識を披露した。

 また、PC版『WoT』が“ガルパン”とコラボをした際の秋山殿のボイス収録のことに触れ、壇上でセリフを再現した。※PS4版ではガルパンコラボのボイスは未実装

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 続いて『WoT』の実際のプレイに移り、まずは中上さんが1人でオンラインマルチプレイを体験することに。電撃PlayStationスタッフのうまによる戦車の説明をもとに、中上さんが使用する戦車を選ぶ形となった。

 用意されていたのは、“ガルパン”の主人公たちのあんこうチームが乗り込んだIV号戦車を筆頭に、カメさんチームの38(t)戦車とヘッツァー、カバさんチームのIII号突撃砲、カモさんチームのルノーB1bis、そして黒森峰のティーガーIなど。そのなかから中上さんが選んだのは、好きな戦車にもあげられたIV号戦車。

その後、いきなりオンラインマルチプレイに挑戦することになり、まだ『WoT』初心者の中上さんやMCの広橋涼さんからは「スパルタでは!?」と驚きの声も!

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 ゲームが開始されると、解説のふ~ど氏のアドバイスにしたがって、まずは重戦車のあとをついていき、用心棒としようとする中上さん。しかし誤って重戦車の進路上に出てしまい、追突されたまま引きずられるというハプニングが発生。

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 気を取り直して味方に合わせて前に進むと、途中攻撃のチャンスが到来。射撃するも逃してしまうなど、惜しい場面もあった。チームとしては序盤は優勢だったものの、途中から戦況が逆転。本陣の防衛に戻ったところを撃破され、第1戦は終了となった。

 2戦目は中上さんとふ~ど氏が小隊を組んで出撃。不安がる中上さんに対し、ふ~ど氏は「オトリにするかもしれないのでご了承お願いします(笑)」と会場の笑いを誘った。今回も中上さんはIV号戦車、ふ~ど氏はチヌ改(三式中戦車)を選択。

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 均衡状態から偵察のために突撃するも、中上さんが不意の攻撃でサスペンションを破壊されて移動ができなくなり、そのまま撃破されてしまう。しかしその甲斐あって味方が敵を捕捉することに成功し、局所的だが有利を得た。その後、敵を引きつけるために、自らの体力の低さを利用してオトリとして立ち回るふ~ど氏。最後には撃破されてしまうものの、勝つためにときには自分の身を差し出す必要があると、チーム戦の重要さをアピールした。

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 オトリもいいが別の戦術も見たいということで、3戦目は敵を撃破できる火力を誇る駆逐戦車などをピックアップ。中上さんがヘッツァー、ふ~ど氏がそれをサポートするべく中戦車のM3 leeを選択した。ゲーム開始までの待機時間ではM3 leeの車高の高さが話題にのぼり、中上さんがシャーマン(M4中戦車)の内部に入れてもらった体験から日本人とアメリカ人の身長の違いを理由に、アメリカ戦車の車高の高さの理由について考察。「日本人は届かないから下駄を履いていた」といううんちくも飛び出した。

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▲三戦目のステージ。

 今回のマップは大まかに市街地と巨大な橋の2つのルートがあるマップ。中上さんとふ~ど氏は市街地側を選択し進軍していく。スナイパー的な運用をする駆逐戦車に変えたことにより、これまでよりやや後ろめに陣取る中上さん。土手による射線の通り方など、細かいテクニックを交えた解説にうなずきながら、戦車を操っていく。

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▲土手を利用することで攻撃の的になりにくくなる。
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▲敵を補足したふ~ど氏だったが……。
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▲敵の攻撃を受けてあえなく大破してしまう。

 残った中上さんは敵に補足され大ピンチになるも、「スラローム走行!」と言って左右に車体を振りつつ敵の射撃を回避。会場に大きな衝撃を与えた。そのまま味方が敵を撃破して初勝利を得ることに成功。「撃ちたかったな~」と攻撃の機会に恵まれなかったことを悔やみつつも、満足してゲームプレイは終了となった。

『電撃PSプレミアムイベント』
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 イベント終了間際には、使用できる戦車の種類の多さ、手に汗握る対戦、迫力の音響など、『WoT』の魅力を改めて紹介し、TGS2016への出展やステージイベントなど新たな情報も飛び出した。その後、来場者に向けたプレゼント抽選会を実施。“ガルパン”缶バッチや『WoT』特製Tシャツ、そして中上さんの直筆サイン色紙などが当選者に贈られた。

『電撃PSプレミアムイベント』
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 また、中上さんとふ~ど氏のコメントと、この日のイベント全体を通して伝えられていたPSVRプレゼント用のキーワード、8月に行われる『FAINAL FANTASY XV』の電撃PSプレミアムイベントなどの情報公開をもって、イベントは終了した。