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2016年8月2日(火)

『ポケモン サン・ムーン』高さ10m以上の巨大ナッシー登場。すべてのポケモンが使える新要素・Zワザの情報も

文:イズミン

 ポケモンは、11月18日に発売予定の3DS用ソフト『ポケットモンスター サン・ムーン』の新情報を公開しました。

『ポケットモンスター サン・ムーン』 『ポケットモンスター サン・ムーン』

 本作は、『ポケットモンスター』シリーズ最新作。シリーズで初めて、言語を9種類から選んで遊ぶことができます。また、“ポケモンバンク”を通じて、『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』から本作にポケモンを連れていけます。

 公開された情報は、トレーナーとポケモンが一体となって放つゼンリョクの攻撃“Zワザ”や冒険の舞台であるアローラ地方についてです。

●【公式】『ポケットモンスター サン・ムーン』最新ゲーム映像(8月1日公開)

トレーナーとポケモンが一体となって放つゼンリョクの攻撃“Zワザ”

 本作では、ポケモンバトルにおいて新たな要素“Zワザ”が加わります。Zワザとは、トレーナーの思いをポケモンに重ねて互いの全力を解き放つことで炸裂する、バトルで一度限り使える絶大な威力の技です。

 Zワザは、すべてのポケモンが使うことができます。どんなポケモンでも、バトルで活躍する可能性を秘めているのです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

●Zワザのキーアイテム“Zリング”と“Zクリスタル”

 Zワザを使うには、2つのキーアイテム“Zリング”と“Zクリスタル”が必要です。

トレーナー自らが腕につける“Zリング”にはめ込んだ“Zクリスタル”と同じ種類のクリスタルをポケモンに持たせることで、共鳴できるようになります。

“Zワザ”に必要な“Zクリスタル”には、ポケモンのタイプに対応したクリスタルがそれぞれあるようです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲“Zリング”。

●Zワザで迫力のポケモンバトル!

 Zワザを使う条件は、タイプごとのZクリスタルと一致したタイプの技をポケモンが覚えていて、Zクリスタルをポケモンに持たせていることです。実際のゲーム画面では、発動時にタイプごとの大迫力の技が画面いっぱいに展開します。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲ポケモンと共鳴するゼンリョクポーズ。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲トレーナーと共鳴し、Zパワーをまといます。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲でんきタイプのZワザ“スパーキングギガボルト”。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲強烈な電撃を放ち攻撃!
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲くさタイプのZワザ“ブルームシャインエクストラ”。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲巨大な花のようなエネルギーで攻撃!
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲ほのおタイプのZワザ“ダイナミックフルフレイム”。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲大火力の炎を相手に放ちます!
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲みずタイプのZワザ“スーパーアクアトルネード”
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲水の渦で相手のポケモンを飲み込みます!

●『ポケットモンスター サン・ムーン』をより楽しめるアイテム『ポケモン Zリング』

 タカラトミーより、『ポケットモンスター サン・ムーン』の発売に合わせて、本作をより楽しむことができるアイテム『ポケモン Zリング』が世界同時発売されます。

 『ポケットモンスター サン・ムーン』でZワザを使用すると、ゲーム内の映像・音と合わせてZリングが音・光・振動でシンクロします。

 強烈なZワザの臨場感が増幅する4D体感を味わうことができます。また、隠された機能も搭載されているとのこと。詳しい情報は、今後タカラトミーから情報が発信される予定です。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

冒険の舞台“アローラ地方”

 『ポケットモンスター サン・ムーン』で新たな冒険の舞台となるのは、温暖な島々からなる、“アローラ地方”です!

 アローラ地方は、自然豊かな4つの島と1つの人工島を中心とした地域です。大人気のリゾート地であるアローラ地方は、リゾート地としても知られており、世界中から多くの観光客が訪れるようです。

 アローラ地方は、周りを海に囲まれ、アローラ地方にもとから生息していたポケモンと、他の地方から渡ってきたポケモンによって、独自の生態系を築いています。

 アローラでは、人間とポケモンがとても近い距離で共存しており、他の地方とは異なる独自の文化が発展しています。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

●アローラ地方に伝わる儀式“島めぐり”

 アローラ地方で独自に発展してきた文化の1つに、4つの島をめぐる“島めぐり”があります。子どもたちが一人前のポケモントレーナーへ成長するための行事です。

 『ポケットモンスター サン・ムーン』の主人公もまた、この島めぐりに挑戦することになります。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲島めぐりの参加証明である“しまめぐりのあかし”。主人公は参加者としていつもバッグに着けています。
『ポケットモンスター サン・ムーン』

●挑戦者たちに立ちはだかる“試練”

 島めぐりを達成するためには、4つの島それぞれにある、“試練”を突破する必要があります。試練の内容は、ポケモンとバトルするだけではなく、道具探しや知恵比べなどさまざま。一筋縄では突破できません。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

●試練の最後に待つ“ぬしポケモン”

 試練の最後には、強大なポケモンである“ぬしポケモン”が待っています。ぬしポケモンは、同種と比べてもひときわ体が大きく、特別なオーラを身にまとっています。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲普通のデカグースと比べて圧倒的に大きく、オーラをまとっています!
『ポケットモンスター サン・ムーン』

●高度なコンビネーションを繰り出す“乱入バトル”

 ぬしポケモンは、バトルの時に、仲間のポケモンを呼び出します。呼んだポケモンのサポートを受けて、ぬしポケモンはより強力な存在となります。ぬしポケモン以外でも、稀に野生のポケモンが仲間を呼ぶこともあるようです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

●島の長たちに挑戦する“大試練”

 各島の最後の試練は、島を治めるしまキング・しまクイーンとのポケモンバトル“大試練”。

 この大試練を突破すれば、晴れて島の試練をすべて達成したことになり、挑戦者たちは次の島へと向かえるのです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

試練の案内役“キャプテン”

 “試練”にはそれぞれ、挑戦者を導く役割を持った“キャプテン”がいます。キャプテンたちは、数年前に島めぐりをし、試練に挑戦したトレーナーたちです。

家族思いの海の民 スイレン

 みずタイプに精通しているキャプテン。家族思いで、妹たちの面倒を見ている頼れるお姉さんです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

気風の良い料理人 マオ

 くさタイプに精通しているキャプテン。料理が好きですが、そのセンスには独特のものがあるようです……。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

人見知りのエンジニア マーマネ

 でんきタイプに精通しているキャプテン。機械に強く、いろいろなマシンの発明をしています。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

寡黙なダンサー カキ

 ほのおタイプに精通しているキャプテン。ガラガラとともに、アローラ地方に伝わる踊りを学んでいます。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

島を治める長たち“しまキング”、“しまクイーン”

 アローラ地方の4つの島には、それぞれ“しまキング”もしくは“しまクイーン”と呼ばれる島を治める首長が存在します。しまキングたちは、それぞれの島にいる、守り神と呼ばれるポケモンたちに選ばれます。

貫禄あるメレメレじまのしまキング ハラ

 主人公の引っ越してくるメレメレじまのしまキングで、ハウのおじいさんです。その実力は、アローラ地方でもトップクラスと言われています。主人公を見込んで、最初のパートナーポケモンを与えてくれます。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

メレメレじまの守り神 カプ・コケコ

 メレメレじまの守り神として、島民たちから祀られているポケモンです。他の島にも、それぞれ守り神がいるようです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』

ポケモンたちの力を借りて進め!“ポケモンライド”

 アローラ地方には、ポケモンの力を借りて、人間の力だけではたどり着けない場所に行くことのできる“ポケモンライド”が存在します。

 ライドできるポケモンは手持ちのポケモンにはなりませんが、いつでも呼び出して助けてもらうことができます。人間とポケモンが深く結びついているアローラ地方らしい文化です。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲陸・海・空、ポケモンの力を借りれば、どこへでも行けます!
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

アローラ地方の環境に適応した姿を持つポケモンたち

 一部のポケモンは、アローラ地方の独自の自然環境に適応し、他の地域とは異なる姿をしています。姿が異なるポケモンたちは“リージョンフォーム”と呼ばれ、アローラ地方に根付いたポケモンとして、生活しています。

 “リージョンフォーム”のポケモンたちは、姿が異なるだけでなく、その生態もこれまで発見されている姿とは異なっているようです。

●とにかくデカい! “ナッシー”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるナッシー。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたナッシー。

名前:ナッシー(アローラのすがた)
分類:やしのみポケモン
タイプ:くさ・ドラゴン
高さ:10.9m
重さ:415.6kg
特性:おみとおし

 1年中強い日差しが降り注ぐアローラ地方の環境が、姿の変化をもたらしました。アローラ地方のナッシーこそ本来の姿であると、アローラ地方の人々は誇らしげです。

 アローラ地方のナッシーは、長い首を鞭のようにしならせて堅い頭部で攻撃することが得意です! ただし、その首が弱点になってしまうことも……。

 また、通常のナッシーと違い尻尾に4つ目の頭があります。4つ目の頭は独立して尻尾を操り、頭の攻撃の届かない後方の敵に立ち向かいます!

●氷の息を操る“ロコン”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるロコン。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたロコン。

名前:ロコン(アローラのすがた)
分類:きつねポケモン
タイプ:こおり
高さ:0.6mm
重さ:9.9kg
特性:ゆきがくれ

 ロコンは、人間と一緒にアローラ地方に移り住んできましたが、他のポケモンたちの生活圏を避け雪山で暮らすようになり、今の姿に変化したと言われています。

 口からマイナス50度の息を吐き、あらゆるものを凍らせることができます。暑さが苦手で、気温が高いときは、尻尾から氷を発生させて周囲の気温を下げます。

 1年中雪の積もる高山に生息している。2~5匹の群れを作り、助け合いながら暮らしています。

●神の使いと呼ばれる“キュウコン”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるキュウコン。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたキュウコン。

名前:キュウコン(アローラのすがた)
分類:きつねポケモン
タイプ:こおり・フェアリー
高さ:1.1m
重さ:19.9kg
特性:ゆきがくれ

 アローラ地方で神聖な山として奉られている雪山に住むキュウコンは、人々から神の使いと畏怖されてきました。

 性格は極めて穏やかで、遭難しそうな人間を助けてくれることもあります。ただし、生活圏を荒らすものに対しては容赦しません!

 また、全身の毛から氷の粒を発生させ操る能力を持っています。氷の粒で攻撃を防いだり、固めて氷の玉を作り弾丸のように飛ばしたりすることもできます。その威力は、岩をも破壊するほどです!

●鋼の皮膚と氷の外殻をまとう“サンド”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるサンド。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたサンド。

名前:サンド(アローラのすがた)
分類:ねずみポケモン
タイプ:こおり・はがね
高さ:0.7m
重さ:40.0kg
特性:ゆきがくれ

 サンドはもともと砂漠地帯に住んでいました。しかし、付近にあった火山の度重なる噴火により、砂漠を離れ雪山に移り住み、今の姿に変化した。

 雪山の過酷な環境に適応し、体が変化。堅い鋼のような皮膚の上に、氷の外殻をまとっています。防御に優れる一方、柔軟性には欠け、通常のサンドのように体を丸めることはできません。

 体重が重くなり、通常のサンドよりも動きが遅くなりましたが、手足の爪で氷上を滑らず移動できます。すばやく移動するときは、腹を使ってカーリングのストーンのように滑ります。

●氷のハリで身を守る“サンドパン”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲アローラ地方で見られるサンドパン。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲これまでに発見されていたサンドパン。

名前:サンドパン(アローラのすがた)
分類:ねずみポケモン
タイプ:こおり・はがね
高さ:1.2m
重さ:55.0kg
特性:ゆきがくれ

 雪山に棲むサンドから進化したサンドパンは、背中のハリが氷に覆われ、鋭く巨大に発達しました。強敵から身を守るときには、雪の中に隠れ、ハリだけを外に出します。

 アローラ地方のサンドパンは、体にまとう氷の重さで通常のサンドパンよりも体が重く、動きも鈍いです。ですが、雪原や氷上ではかぎづめで道を作りながら移動するので、とてもすばやく移動できます。

 サンドパンが移動するときに、雪をかき上げて作るしぶきは非常に美しく、その瞬間を収めるために雪山を目指すカメラマンも多いです。ただし、サンドパンのすみかは山奥で、遭難の危険性が高く、許可なく入山することは禁止されています。

アローラ地方に生息する新たなポケモンたち

●花の蜜を吸いスタイルを変える“オドリドリ”

 ある花の蜜を吸うと、その姿を変えるポケモンです。島の数と同じ4種類の姿があり、島ごとに異なる姿のオドリドリが生息しているようです。

●情熱的なフラメンコの踊り手

『ポケットモンスター サン・ムーン』

名前:オドリドリ(めらめらスタイル)
分類:ダンスポケモン
タイプ:ほのお・ひこう
高さ:0.6m
重さ:3.4kg
特性:おどりこ

 めらめらスタイルのオドリドリはとても情熱的で、ダンスを踊ると体中にパワーがみなぎります。踊りで羽毛を飛ばし、引火させることで、炎の舞の攻撃を繰り出します。

●踊りで人を励ますチアリーダー

『ポケットモンスター サン・ムーン』

名前:オドリドリ(ぱちぱちスタイル)
分類:ダンスポケモン
タイプ:でんき・ひこう
高さ:0.6m
重さ:3.4kg
特性:おどりこ

 ぱちぱちスタイルのオドリドリはとても人懐こく、落ち込んでいるトレーナーを踊りで励ます。ダンスを踊ると、羽毛に静電気がたまります。帯電した羽毛で攻撃を行ったり、時には強力な放電を行うこともあります。

●マイペースなフラダンサー

『ポケットモンスター サン・ムーン』

名前:オドリドリ(ふらふらスタイル)
分類:ダンスポケモン
タイプ:エスパー・ひこう
高さ:0.6m
重さ:3.4kg
特性:おどりこ

 ふらふらスタイルのオドリドリはマイペースで、扱いに困ることも。ダンスを踊ることで精神を研ぎ澄ませ、サイコパワーを高めます。その踊りには、守り神のポケモンへの感謝が込められていると言われています。

●物静かな舞踊家

『ポケットモンスター サン・ムーン』

名前:オドリドリ(まいまいスタイル)
分類:ダンスポケモン
タイプ:ゴースト・ひこう
高さ:0.6m
重さ:3.4kg
特性:おどりこ

 まいまいスタイルのオドリドリは、冷静で物静か。舞を舞うことで周囲に漂う魂を引き寄せ、引き寄せた魂から力を借りて戦います。昔、カントーから移住してきた人たちは、その踊りを見ると故郷を思い出すと好んでいました。

●得意技“めざめるダンス”

 “めざめるダンス”は、オドリドリだけが覚えることのできる技で、オドリドリのスタイルに合わせてタイプが変わる技です。

●新特性“おどりこ”

 オドリドリは、これまでどのポケモンも持っていなかった新しい特性“おどりこ”を持っています。“おどりこ”の特性によって、おどりの技を場のポケモンが使うと、オドリドリも同じ技を直後に出すことができます。

●空から降る流れ星“メテノ”
『ポケットモンスター サン・ムーン』

名前:メテノ
分類:ながれぼしポケモン
タイプ:いわ・ひこう
高さ:0.3m
重さ:40.0kg
特性:リミットシールド

 メテノは成層圏で生まれ、周囲にある塵を吸収して生活しています。多くの塵を吸収して体が重くなると、地表に落ちてくるようです。堅くて重い外殻とその中にあるコアでできており、殻を壊されると身軽になってすばやい攻撃を仕掛けるようです。

 また、メテノはこれまでどのポケモンも持っていなかった新しい特性“リミットシールド”を持っています。“リミットシールド”の特性によって、殻がついているときは防御に優れ、状態異常になりません。HPが半分以下になると殻が壊れ、攻撃に特化したフォルムになります。

 吸収した成分の違いによってメテノのコアの色は変わっていきます。パステルカラーでかわいらしい見た目から、衣服やアクセサリーのモチーフになることも多いポケモンです。

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲外殻が割れると中のコアが姿を現します。何色が出てくるかは、そのときまでわかりません!
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』
『ポケットモンスター サン・ムーン』

●我慢強く張り込んで獲物を待つ“デカグース”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲進化前のヤングース。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲デカグース。

名前:デカグース
分類:はりこみポケモン
タイプ:ノーマル
高さ:0.7m
重さ:14.2kg
特性:はりこみ/がんじょうあご

 デカグースの獲物の狙いかたは、ヤングースとは正反対。歩き回るヤングースに対し、デカグースは、獲物の通り道に張り込み、我慢強く待ち続けます。飢えにとても強く、獲物を待っている間は全く動かずにいることで、何も食べなくても張り込みをすることができます。

 デカグースは、ターゲットとした獲物を狙い続ける執念深さを持っていますが、日が暮れるころには力尽きてその場で眠ってしまいます。

 デカグースは、メレメレじまの試練の舞台、茂みの洞窟のぬしポケモンです。ヤングースを呼び出し、試練の挑戦者の前に立ちはだかります。

●草木に紛れて光合成をする“カリキリ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』

名前:カリキリ
分類:かまくさポケモン
タイプ:くさ
高さ:0.3m
重さ:1.5kg
特性:リーフガード

 カリキリは夜行性で、昼間は眠りながら、葉を四方に広げ光合成しています。常に同じ場所にいると危険なので、陽が暮れると、翌日の居場所を探しはじめます。

 はっぱカッターやソーラービームなどの遠距離攻撃が得意で、ソーラービームは強い威力を持ちますが、光合成でためたエネルギーを消費してしまうのでめったに使いません。

 カリキリにとって光合成は、単なるエネルギー源ではなく、進化後により色鮮やかで強くなるために必要なものです。カリキリにとって光合成は重要で、それを邪魔するものには激しい攻撃をします。

●もっとも華やかなくさポケモン“ラランテス”
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲ラランテスはカリキリが進化した姿です。

名前:ラランテス
分類:はなかまポケモン
タイプ:くさ
高さ:0.9m
重さ:18.5kg
特性:リーフガード

 ラランテスは、まるで花のような姿と香りで敵をおびき寄せて仕留めます。その鮮やかな体色や優雅な動きから、もっとも華やかなくさポケモンと言われています。

 その姿は、細やかな手入れで維持されており、手入れをしっかりするトレーナーは信頼しますが、怠るトレーナーにはなつかないようです。また、ビームをブレード状に飛ばして相手を切り刻む技を持っており、その切れ味は岩石を両断するほどです。

 これまでどのポケモンも覚えなかった技“ソーラーブレード”をラランテスは覚えます。“ソーラーブレード”は、1ターン目に日光のエネルギーをためて、2ターン目に威力の高い攻撃を放ちます。

 ラランテスは、アーカラじまの試練の舞台、シェードジャングルのぬしポケモンです。呼び出したポケモンとの強力なコンボ攻撃によって、挑戦者を圧倒します。

●マイペースで力持ち“ドロバンコ”

『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲ドロバンコ。
『ポケットモンスター サン・ムーン』
▲ドロバンコの進化後の姿“バンバドロ”。

名前:ドロバンコ
分類:うさぎうまポケモン
タイプ:じめん
高さ:1.0m
重さ:110.0kg
特性:マイペース/じきゅうりょく

 小さな体に見合わない怪力を誇り、自分の50倍程度の重さを背に乗せたり、引いたりすることができます。

 ドロバンコは泥遊びが大好きで、泥遊びができる環境なら一緒に暮らすのは簡単です。一方で泥遊びができないとストレスがたまり命令を聞かなくなることもあります。

 ドロバンコは、かつて世界中にいましたが、乱獲され、絶滅しかけたことがあります。ドロバンコが野生で残っているのは、アローラ地方だけと言われています。

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