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2016年8月18日(木)

欧州プレイヤーの“熱”がここにある! PS VRコーナーの様子など“gamescom 2016”1日目をレポート

文:電撃オンライン

 欧州だけでなく世界中からゲームファンが集う、ヨーロッパ最大のゲームイベント“gamescom”。本イベントは東京ゲームショウなどと同じくビジネスデーと一般デーに分かれて4日間の開催となり、本年は現地時間8月17~18日がビジネスデー、19~20日が一般デーとなります。

 今回は初日ということでイベント会場全ホールを回り、各社の規模感や人の流れをチェック&レポート! どんなエリアに人が集まっていたかをお伝えしたうえで、2日目以降は実際にコンテンツを体験しつつのレポートをお届けしていきます。

『gamescom 2016』 『gamescom 2016』
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『gamescom 2016』

 さて、各コーナーの様子を紹介する前に、まずは会場全体の配置をざっと確認。下の画像がマップとなるわけですが、このうち紫の2~4ホールがビジネスエリア、黄色の5ホールが購買エリア、水色の6~10ホールが最新ゲームタイトルなどを遊べるエンターテインメントエリア、そして10ホールの一部を使った黄緑のエリアは家族が遊べる要素が設けられたファミリーエリアとなります。

 本イベントを見て回る際のメインはやはりエンターテインメントエリア。各ホールは1Fと2Fに分かれており、1ホールごとの広さもかなりのものですので、単に全ホールをぶらりと見て歩くだけでも軽く4時間はかかる規模感でした。

『gamescom 2016』

 例として、下の画像をご覧あれ。6、9ホール間の連絡通路だけでもこれだけの広さ。にもかかわらず一般日は例年、道を歩けないほどに人でごった返すとのこと。“gamescom”と欧州ユーザーのゲーム熱の高さがうかがえます。

『gamescom 2016』
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▲一部の通路には、肩こりをほぐすマッサージをお願いできるコーナーも!  別の通路にはアイスクリームスタンドもあり、来場者が列を作っていました。
『gamescom 2016』 『gamescom 2016』
▲ビジネスエリアはこのような感じ。各社の商用スペースがパーティションで区切られて並び、その1角には商談に来た方々用の購買・飲食スペースも。
『gamescom 2016』 『gamescom 2016』
▲こちらは購買ホールの様子。フィギュアやぬいぐるみのほか、とにかくTシャツ(ゲームキャラやヒーローにちなんだものが中心)がズラリと売り出されていたのが印象的でした。

PlayStation VR、Blizzard、スクウェア・エニックスなど、ホールの半分以上を占拠するコーナーも!

 多数の企業・タイトルが出展しているなかで目立って大きなスペースを確保していたのが、PlayStation VR、Blizzard、Electronic Arts(以下、EA)、スクウェア・エニックス、ユービーアイソフト、2Kといったコーナー。とくに第7ホールの半分ほどを占めるPS VRコーナーは、SIEが例年行っているカンファレンスを今年は行わないと聞いていただけに、意外と言えるほどの巨大さで、エリアに立ち入った際に驚きました。内部では『バイオハザード7 レジデント イービル』や『GT SPORT』『MAFIAIII』といったタイトルの試遊が可能だった様子。

『gamescom 2016』 『gamescom 2016』
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▲『GT SPORT』コーナーでは実際にスーパーカーも展示! リアルなシート&ハンドルが備えられた試遊台でプレイできる。
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▲7ホールの残り半分は『オーバーウォッチ』『WORLD OF WARCRAFT』などでおなじみBlizzard社のコーナー。広いプレイエリアにぎっしり人が集まって各タイトルの試遊に興じていました。とくに『オーバーウォッチ』コーナーには等身大(?)フィギュアが展示されており、道行く人が足を止めて写真撮影をしていた様子。
『gamescom 2016』
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▲スクウェア・エニックスのコーナーでは、『FFXV』『ワールド オブ ファイナルファンタジー』『ライズ オブ トゥームレイダー』『ドラゴンクエストビルダーズ』などの試遊が可能。『FFXV』の映像が映し出されたスクリーンの前には人だかりができていました。また、MMORPG『FFXIV』のコーナーも巨大で、プレイヤーの皆さんがバトルチャレンジや対人戦コーナーに集まり、にぎやかにコミュニケーションしながらプレイに興じていました。
『gamescom 2016』
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▲こちらは『BattleField1』『TITANFALL2』などのタイトルスペースを中心に第6ホールの大部分を占拠していたEAのコーナー。とくに『BattleField1』の試遊にはプレイヤーがブース裏手にまでぐるりと長蛇の列を為しており、筆者が行ったときにはすでに待ち時間3時間以上の状態となっていました。プレイしたかった……!
『gamescom 2016』
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▲『フォーオナー』や『StEEP』、VR専用タイトルの『EAGLE FLIGHT』などに多数の人が集まっていたのはユービーアイソフトのコーナー。筆者も体験できたので、あらためて詳しいインプレッションを掲載予定です。

 今回は巨大スペースを誇るコーナーをピックアップした形となりましたが、gamescomではそのほかのコーナーもそれぞれ熱気にあふれており、まだ初日ながら欧州のゲームとゲーム好きたちの熱を十二分に感じとることができました。2日目以降では各社のタイトルを試遊したインプレッションも含めてお届けしていきますので、ぜひお楽しみに!

『gamescom 2016』
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