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2016年8月24日(水)

手塚作品200体以上のキャラクターが集結するTCGアプリ『アトム:時空の果て』のクラウドファンディング開始

文:イズミン

 アクティブゲーミングメディアは、PC/iOS/Android用ゲームndroid『アトム:時空の果て(英語名:Astroboy: Edge of Time)』についてKickstareterMakuakeでクラウドファンディングを開始しました。目標金額は2,000,000円です。

『アトム:時空の果て』

●『アトム:時空の果て』紹介PV

 本作は、2018年に生誕90周年を迎える手塚治虫さんの作品に登場する多数のキャラクターをリメイクし、氏の作品の素晴らしさを改めて全世界に伝えるためのゲーム作品です。

 『マグマ大使』、『ブラック・ ジャック』、『どろろ』、『アラバスタ―』、『鉄腕アトム』など、2018年には生誕90周年を迎える手塚治虫さんの作品は、これまでに20カ国314タイトルが発行されており、世界中に数多くのファンが存在しています。

 本作では、手塚治虫さんの作品が永遠に愛され続けるように、という主旨に賛同した手塚作品を愛するクリエイターの方々が時代に合わせてキャラクターをリメイク・リファインし、今この時代にこそふさわしいキャラクターを構築していきます。

 手塚作品を知らない若い世代にも改めてその魅力を伝えていくためは、手塚作品を愛するファンの協力が必要不可欠であると考え、KickstarterとMakuakeでクラウドファンディングプロジェクトがスタートしたとのこと。

●ストーリー

 闇の軍勢が突如多元宇宙世界の均衡を破った。平和な日常を破壊し尽くし、それぞれの宇宙の外縁は引き裂かれ、星々はことごとく粉砕された……。

 生き残った生命体たちは、それぞれの存亡をかけ決死の抵抗を行った。しかし、その抵抗もむなしく生命の灯火が消え去ろうとしていた。最後と思われたその瞬間“プリズム”と呼ばれる未知なる意識存在の力により、時空の果てに漂う未来都市に転送され、全滅をまぬがれた。

 その街の名は“スプロール”と称される。多元宇宙の崩壊から救い出されたスプロール市民たちは、新たな社会でお互いの結束を固め始めた。この窮状にあっても適正な統率体制を構築し、人々を護るために、8つの新たなる行政区を設立組織したのであった……。

ゲームシステム

 本作は、手塚治虫さんのキャラクターが登場するカードバトルゲームです。バトルは対戦相手のHPを0にしたプレイヤーの勝利となります。各プレイヤーは30枚で構築されたデッキを互いに持ち、“クアンタム”というポイントを使いカードをフィールドに配置することができます。

 クアンタムは1ターンごとに1つ上がっていきMAX10まで上がりる他、カードにはゾーン内のカード攻撃やフィールド上のすべてのカード破壊などキャラクターごとの特徴とスキルがあります。

 フィールドは2つに別れており、カードをエンフォーサー(前方)かガーディアン(後方)に配置することができます。エンフォーサーは直接攻撃が可能で、ガーディアンはプレイヤーを攻撃から守ってくれます。

 サイバーパンクな世界を舞台に、完全オリジナルのストーリーで描かれるストーリーモード、プラットフォームの垣根をこえた対戦モードで、リメイクされた手塚キャラクターたちと、奥深い戦略をお楽しめます。

 なお、カードはゲーム内通貨(プリズマ)でカードパックを購入することができます。

『アトム:時空の果て』
▲各カードにはクアンタム、攻撃力、HP、スキルが設定されています。
『アトム:時空の果て』
▲シングルプレイとして手塚作品のキャラクターが出てくるオリジナルストーリーがあります。
『アトム:時空の果て』

プロジェクトメンバー(敬称略)

●企画・開発:アクティブゲーミングメディア

 大阪を拠点に、社長をはじめ社員の半数以上が外国人で構成されているローカライズ会社です。「あらゆる壁を越えて、ローカライズで優れたコンテンツを世界へつなげていく」をポリシーとし、数々のゲーム、アニメ、漫画のローカライズを手掛けています。

 その他にも、音声収録、デバッグ、マーケティング、プロモーションといったサービスも提供しており、日本と海外の架け橋となっています。

●プロジェクト監修:手塚眞

 ヴィジュアリスト。高校時代から映画制作を始め、以後、映画・アニメなどの監督、イベント演出、CDやソフト開発、本の執筆など、さまざまな創作活動を行っています。現在、新作映画『星くず兄弟の新たな伝説(仮題)』(2017年公開予定)を製作中。

●キャラクターリメイク:奥浩哉

 1967年生まれ、福岡県福岡市出身。小学生の時に手塚治虫さんの『バンパイヤ』の影響で漫画家を志し、漫画家・山本直樹さんのアシスタントとして数年間修行の後、久遠矢広のペンネームで『変』で不定期連載開始。

 1992年から『「変」~鈴木くんと佐藤くん~』シリーズを週刊連載開始。その後『HEN』、『01 ZERO ONE』を発表。2000年6月より『GANTZ-ガンツ-』の連載を開始。好きな映画は『ダイ・ハード』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。

●キャラクターリメイク:猫将軍

 イラストレーターとして2002年から活動。代表作は氷室京介『WARRIORS』ジャケットイラスト、PS3/Xboxゲーム『ロリポップチェーンソー』メインキャラクター&武器デザインなど。ライブドローイングイベントも定期的に行っています。

●キャラクターリメイク:松山洋

 博多にある元気なゲーム制作会社サイバーコネクトツーの代表兼ディレクター。開発の傍らで毎月、60冊の漫画誌を読んでいる大の漫画好きです。アニメや映画、ゲーム、漫画など幅広くこよなく愛しています。非常に“濃く”、“熱い”人間です。

●キャラクターリメイク:細川誠一郎

 サイバーコネクトツー所属。『.hack//G.U.』からメインキャラクターデザイナーに抜擢されました。それ以降、『.hack』シリーズを中心に独創的な世界観で国内外の多くのファンを魅了しています。寡黙で筋肉フェチです。

●キャラクターリメイク:ヨシオカサトシ

 1967年大阪出身。大阪芸術大学卒。長年に亘ってビデオゲームの開発に従事し『スナッチャー』、『ポリスノーツ』など数々のゲーム作品のデザインを手掛けました。独立後はさまざまな雑誌媒体において表紙や挿絵を担当。

 音楽業界では浜田省吾さん・米米CLUBなど国内外のミュージシャンのイラストを担当。近年では小島秀夫監督プロデュースのドラマCD『SUDA51’s SDATCHER inspired by SNATCHER』のキャラクターデザインとイラストを担当。

 2012年にタイのデザインバトル“CE contest”のファイナリスト海外枠5名に選出され現地において優勝。2015年デジタルライブペイントバトル“LIMITS OSAKA”にて準優勝。大阪総合デザイン専門学校コミックアート科非常勤講師。

●キャラクターリメイク:HIROAKI

 イラストレーター、キャラクターデザイナー、香川県丸亀市文化観光大使。

 主なゲーム作品は『ザ キング オブ ファイターズ』シリーズ(SNK プレイモア)、『LORD of ARCANA』(スクエア・エニックス)、『ファミコンウォーズ DS -失われた光-』(任天堂)、『UPPERS』(マーベラス)など。

●キャラクターリメイク:須田剛一(グラスホッパー・マニファクチュア)

 1993年にヒューマンにプランナーとして入社。『スーパーファイヤープロレスリング』シリーズ、『ムーンライトシンドローム』を手がけた後独立し、1998年にグラスホッパー・マニファクチュアを創立。

 2013年2月よりガンホー・オンライン・エンターテイメントのグループ会社となりました。多くの作品でディレクター、脚本、ゲームデザインを務めており、その独特なスタイルで構築される世界観は、国内外を問わず熱烈な支持を集めています。

 代表作には『シルバー事件』をはじめ、『killer7』、『ノーモア★ヒーローズ』シリーズ、『シャドウ オブ ザ ダムド』、『解放少女(GUILD01 収録)』、『LOLLIPOP CHAINSAW』、『KILLER IS DEAD』があります。

 最新作は2016年予定のPS4専用タイトル『LET IT DIE』および『シルバー事件』HDリマスター版。

 この他2015年4月に公開となったスタジオカラー×ドワンゴ短編映像シリーズ『日本アニメ(ーター)見本市』第16話『月影のトキオ』は須田剛一さん原作・脚本による初の本格短編アニメーション作品です。

 また 2015年8月より須田剛一さん原作の漫画『暗闇ダンス』が連載中。

●音楽:山岡晃

 音楽家、作曲家、プロデューサー。『SILENT HILL』を代表とするビデオゲームの作曲、音響監督を行っています。また映画『SILENT HILL』では音楽だけでなく製作総指揮も務め、全世界興行収益NO.1を獲得しました。

 活動の幅は広く、ビデオゲーム、映画、テレビドラマ、アニメなど多数のジャンル、プラットフォームで活躍しています。

 国内では『DIR EN GREY』などへのRemix提供、さらに海外のアーティストとの繋がりも深く、Nile Rodgersさんを始めとしたプロデューサー、昨今ではFlying Lotusさんとのコラボレーション、また彼自身が監督を務める映画への楽曲提供など活動の幅は広いです。

●音楽:ジョルジオ・モロダー

 ディスコの父と呼ばれ、エレクトロニック・ミュージック界のパイオニア的存在です。輝かしい音楽キャリアの中で、ダフト・パンク、ドナ・サマー、エルトン・ジョン、デビッド・ボウイといった有名アーティストともコラボレーション。

 また、数々の映画音楽も手掛け、3度のアカデミー賞を受賞しました。代表作は、『ネバーエンディングストーリー』、『スカーフェイス』、『ミッドナイトエクスプレス』、『トップガン』と多数。

 今もなおEDMの革命的存在として、世界中で音楽活動を精力的にこなしており、本作では、テーマソング『New Astro Boy』の作曲を担当します。

※画面はすべて開発中のものです。
(C)Tezuka Productions (C) 2016 Active Gaming Media Inc. All rights reserved.

データ

▼『アトム:時空の果て』
■メーカー:アクティブゲーミングメディア
■対応機種:PC
■ジャンル:TCG
■配信日:今冬
■価格:基本プレイ無料(課金アイテムあり)
▼『アトム:時空の果て』
■メーカー:アクティブゲーミングメディア
■対応端末:iOS
■ジャンル:TCG
■配信日:今冬
■価格:基本プレイ無料(課金アイテムあり)
▼『アトム:時空の果て』
■メーカー:アクティブゲーミングメディア
■対応端末:Android
■ジャンル:TCG
■配信日:今冬
■価格:基本プレイ無料(課金アイテムあり)

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