2016年8月29日(月)
コーエーテクモゲームスは、12月22日発売予定のPS4/PS Vita用ソフト『よるのないくに2 ~新月の花嫁~』の新情報を公開した。
本作は、2015年に発売された『よるのないくに』の続編にあたるタイトル。前作のダークな世界観はそのままに、コンセプトである“美少女”の部分を大幅に強化している。
この記事では、本作のコンセプトやストーリー、登場キャラクター、パートナー“リリィ”などを紹介しよう。
『よるのないくに』はガストブランドの新規IPとしてキャラクターや世界観、従魔との連携アクションなど今までガストブランドにはなかったさまざまな新要素を取り入れた意欲作だった。
『よるのないくに2』では、主人公とともにバトルやストーリーで活躍する美少女ヒロインたち“リリィ”が新たな要素として登場する。
前作好評であったダークな世界観はそのままに、主人公のパートナーとなる魅力的な“リリィ”たちがゲーム内の随所に登場し、主人公と惹かれあい絡みあうことでコンセプトである“美少女”を大幅に強化している。
そして従魔の役割の変化、より爽快感のあるバトル、細かくなった育成などすべての点が進化した“新生・美少女従魔RPG”を楽しんでほしい。
【ストーリー】
人ならざる者は人を救えるか?
かつてあった夜の君と聖女の戦いは世界に大きな影響を残していった。それは光差す時間は“人”が活動し、闇に染まる時間は“邪妖”と呼ばれる魔物が跋扈する、決して眠ることのない世界。
教皇庁の騎士であるアルーシェは、かつての幼なじみ、巫女リリアーナの護衛を任せられる。
襲い来る邪妖と闘い、教皇庁にたどり着く2人だが、そこで知らされたのはリリアーナが“月の女王”に捧げられる生け贄、“刻(とき)の花嫁”に選ばれたということだった。
驚きと悲しみ、苦悩の中、“月の女王”の居城へとリリアーナを連れていくアルーシェ。
しかし、突如あらわれた強力な妖魔に襲われ、健闘むなしくアルーシェは命を落としてしまう。
目を覚ますと、アルーシェは教皇庁によって人工的な半妖として蘇生されていた。教皇庁の研究者によると、発見された時にはすでにリリアーアナの姿はなく、おそらく廃都にいるのではないかという。
奪われたリリアーナを取り戻すべく、蘇ったアルーシェは廃都を目指す。その体に望まぬ妖魔の力を宿して。
本作の主人公で教皇庁の騎士。巫女リリアーナを護衛中に、妖魔に襲われて死亡してしまう。その後、人口の半妖となって蘇り、半妖となってことで妖魔を倒す力を得、リリアーナを救うため戦う。
真っ直ぐな性格で考えるよりも行動で物事を示すタイプ。リリアーナと、聖騎士ルーエンハイドとはいつも一緒に過ごしてきた幼なじみであり、2人との再会に喜びを感じている。
思慮深く、心優しき少女。教皇庁に仕える巫女の1人だったが、“月の女王”に捧げる“刻(とき)の花嫁”に選ばれる。優しい性格で誰にでも分け隔てなく接するが、同時に芯の強さを持ちあわせている。
対象の時間を遅らせる能力を持っていて、過去にその力で邪妖に襲われていたアルーシェを助けたことがある。
アルーシェとリリアーナの幼なじみ。感情の力を刃に変える“気剣オーズ”の使い手。幼なじみであるアルーシェをよく理解し、好感を持っているが、教皇庁の対抗組織“ルルド教団”の聖騎士として、リリアーナを生け贄に捧げることを防ぐため、アルーシェの前に立ちはだかる。
熱い性格で自分の正義を振りかざすなどやや高慢に見えることもあるが、根は素直。
半妖としての2度目の生に戸惑うアルーシェ、生け贄としての役目を受け入れるリリアーナ、そして運命に抗うルーエンハイド。かつて同じ道を歩んでいた3人の歩みは、夜の闇に惑わされ、離れ離れになっていた。
3人が再び足並みをそろえるとき、彼女たちの絆が闇を照らす光るとなり、やがて物語は真実に近づいていく。
▲お互いの想いを確かめるように寄り添う2人。この想いは真実か。 |
▲複雑な立場のルーエンハイド。2人に特別な感情を持っているが、自然と距離を置いてしまう。 |
“リリィ”とは、アルーシェと協力し、ともに戦ってくれる頼もしい美少女ヒロインたちだ。アルーシェは状況に応じて“リリィ”を選んで邪妖たちとの戦いに挑み、絆を深めていく。
絆が深まることで“リリィ”たちは新たな能力に目覚めたり、絆を確かめ合うイベントが発生したりする。
▲守られるだけの存在だったリリアーナも“リリィ”として、邪妖と戦うことになる。 |
▲主人公と敵対する組織にいるルーエンハイドも“リリィ”に。感情を力に変える武器を使い、アルーシェとともに戦う。 |
リリアーナは巫女としての能力を駆使し、さまざまな形でアルーシェの戦いをサポートしてくれる。
感情で変化するルーエンハイドの刃は多くの種類の邪妖と戦うときに有利。
まだまだ多くの“リリィ”が登場予定。今後の情報に期待してほしい。
本作のために各分野で活躍するクリエイターが集結。新生・美少女従魔RPGとしての『よるのないくに2』に挑む。
シナリオは『零・影牢』シリーズの柴田誠さん、シナリオ監修は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』で脚本や『BLOOD+』で監督などを務めた藤咲淳一さん、プロデューサーは『よるのないくに』でおなじみの菊地啓介さんとなる。
前作『よるのないくに』でキャラクターの魅力・世界への没入感を表現したイラストレーターの四々九さん。本作でもキャラクターのみならず、ゲームの設定から深くかかわることで、前作以上にキャラクターと世界を表現する。
【四々九さん作品】
・『よるのないくに』キャラクターデザイン
・『アルノサージュ』詩魔法キャラクターデザイン
・『神撃のバハムート』キャラクターデザイン
・『チェインクロニクル』キャラクターデザイン
『よるのないくに2』をさらに満喫するための初回封入特典と、プレミアムボックス・スペシャルコレクションを紹介しよう。
初回封入特典は、“ゲーム内でつ開けるダウンロードシリアル”。プレミアムボックスは、“主人公特別衣装ダウンロードシリアル”に加えて、さまざまな特典がついた豪華仕様。
そしてスペシャルコレクションボックスは、プレミアムボックスにさらに特典を封入した大満足ボックスだ。
・ゲーム内で使えるダウンロードシリアル
・アルーシェ専用衣装ダウンロードシリアル
・『よるのないくに2』オフィシャルサウンドトラック
・『よるのないくに2』ビジュアルブック
・特製アルーシェ3Dカード
・匂いつきB3ポスター
・美少女ブロマイドセット
上記のプレミアムボックスに加えて……
・秘密の温感▼お風呂ポスター(▼は黒塗りのハート)
・美少女アクリルキーホルダー3個
・特製A3タペストリー3本セット
ガストブランドから今後発売されるタイトルと連動して展開されるスペシャルなお祭り企画。今後発表されるタイトルとともに企画内容も続々発表されるそうなので、期待してほしい。
※画像はすべて開発中、またはイメージ。
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.