2016年9月12日(月)
スクウェア・エニックスとDeNAより配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー(FFRK)』が9月25日に配信開始から2周年を迎えます。それを記念したカウントダウン企画として、名場面プレイバック特別編をライター・カワチがお届けします。
【『FFII』が発売された1988年はどんな年?】
・第15回冬季オリンピックがカナダのアルバータ州カルガリーで開幕。
・青函トンネルが開業。
・イラン・イラク戦争停戦。
・ソ連の宇宙シャトル・ブラン打ち上げ。
<主なゲームソフト>
・『イースII(PC-88)』
・『コナミワイワイワールド』
・『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
・『信長の野望・全国版(ファミコン)』
・『リップルアイランド』
<主なTVアニメ>
・『美味しんぼ』
・『おそ松くん』
・『魁!!男塾』
・『ひみつのアッコちゃん』
『I』の1年後の1988年に発売された『II』。「ファイナルなのに『II』なの?」、「ファイナルファンタジーのファイナルは究極って意味だから」、「でも最後って意味もあるよ」という会話はお約束になっていましたよね(笑)。
ボクは『I』と同様にゲームボーイアドバンス版で『II』をプレイしたのですが、前衛的なシステムに驚きました。『II』には経験値やレベルがなく、熟練度という成長システムが採用されています。
物理攻撃をすれば力が上がり、ダメージを受ければ最大HPが上がる……といった感じなのですが、力が上がると知性が下がるなど、相反する能力値は両立できないようになっているので、よく考えて戦う必要がありました。
実は『II』のバトル調整は、のちに『サガ』シリーズのプロデューサーとなる河津秋敏さんが手掛けているんですよね。どうりでとがったシステムになるわけです(笑)。
とはいえ、ボクが最初にプレイしたゲームボーイアドバンス版は、熟練度が上がりやすく調整されていたので、それほど苦労はしませんでしたが……。
また、『II』はショッキングなストーリーもポイントでしたね。冒頭でいきなり敵にやられてしまうという演出は斬新でしたし、次々と犠牲になってしまう仲間たちに心を痛めました。ヨーゼフ……。
『II』で思い出に残っているのは「はやくきて じらさないで・・・」というヒルダ女王(偽者)のセクシーなセリフです(笑)。「……ゴクッ……」は『II』屈指の迷言ですね! ……あくまで個人的にはですが。
飛竜の卵を泉に沈めた後、ヒルダ王女に話しかけると「フリオニール あなたに はなしが あるの・・・」と意味深なことを言われます。
▲ヒルダ王女はラミアクィーンが化けていた偽者。 |
マリアたちが「わたしたち そとにでてるわ」と立ち去り、フリオニールとヒルダ姫の2人だけになると、なんと画面がピンク色に! ベッドに横たわったヒルダ姫が「どうしたの? そばにきて・・・」「はやくきて じらさないで・・・」とフリオニールを誘惑します。
ちなみにこの時に流れるBGMは『王女の誘惑』。原曲は、あの有名な白鳥の湖の『情景』ですね(笑)。
ウブなフリオニールは「ゴクッ・・・」と緊張。彼女が偽者とわかるや否や「くそっ!おうじょに ばけていたな!」と悔しがります。ここまでいくとコントにしか見えないですよね(笑)。
ちなみにイベント終了後にヒルダ姫に話しかけると「だいじょうぶ わたしはほんものよ」と言われるんですよ。だまされたことを本人にも知られているフリオニール……。不憫すぎますね(笑)。
▲『FFRK』ではラミアクィーンのあとの闘技場までがセットとなり、ベヒーモスがボスとして登場。物理攻撃が強力なので、プロテガで守りを固めましょう。 |
フリオーニールの“サンブレード【II】”の超必殺技“マスターオブアームズ”。もともとは『ディシディア ファイナルファンタジー』に登場する技です。『ディシディア ファイナルファンタジー』のフリオニールは熟練度システムを意識した“ウェポンスペシャリスト”というキャラクターになっており、このマスターオブアームズは、さまざまな武器を一気に投擲する派手な技となっています。
『FFRK』でも、斧、剣、短剣、弓、ロッド、槍を投げつける派手な技で、即発動で4連の強力な聖&無属性全体遠距離物理+味方全体に魔法のバリア1回付与+自身ヘイスト&バーストという効果を持っています。
バーストモード中は“ウェポンチェイン”と“チェインムーブ”という特殊アビリティを使用することができます。さまざまな武器を使いこなして戦う様子は『II』のフリオニールっぽくてステキです!
また、“ウェポンチェイン”の“使用するたびに攻撃回数が増える”という効果も熟練度システムを彷彿とさせてニヤリとさせられますね。
『FFRK』2周年カウントダウンサイトでも、シリーズ作品の思い出をプレイバック中! 『FFII』の思い出を、ぜひチェックしてみてください。
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