2016年9月7日(水)

“ゲームデザイナーズ大賞”2016年度審査員が決定。初参加の小高和剛氏など11人

文:イズミン

 “日本ゲーム大賞(Japan Game Awards)”について、今年で7回目を迎える“ゲームデザイナーズ大賞”の2016年度審査員11名と同賞の概要が決定しました。

“日本ゲーム大賞(Japan Game Awards)”
▲画像は公式サイトをキャプチャしたものです。

 “ゲームデザイナーズ大賞”は、審査員長の桜井政博氏(ソラ代表)をはじめ、日本を代表するトップクリエイターがプロの視点で“独創性”や“斬新性”を評価し、創造性豊かな作品を選出することから“年間作品部門”とは異なった評価軸で選ばれる日本ゲーム大賞のもう1つの大賞です。

 今年度は、スパイク・チュンソフトの小高和剛氏が初めて審査員に加わり、総勢11名の審査員で同大賞を決定します。

 ゲームデザイナーズ大賞の発表および表彰は、9月15日に予定されている“日本ゲーム大賞2016 年間作品部門 発表授賞式”(場所:“東京ゲームショウ2016”会場内のイベントステージ)で行われ、審査員長の桜井政博氏の解説を交えながら受賞作品の魅力について紹介します。

【“ゲームデザイナーズ大賞 2016”審査員一覧(敬称略、五十音順)】

審査員名 代表作 所属・肩書き
飯田和敏 『アクアノートの休日』
『アナグラのうた-消えた博士と残された装置-』
立命館大学映像学部教授
イシイジロウ 『タイムトラベラーズ』
『428 ~封鎖された渋谷で~』
『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』
ストーリーテリング代表
上田文人 『ICO』
『ワンダと巨像』
『人喰いの大鷲トリコ』
ゲームデザイナー
小川陽二郎 『ソニックと秘密のリング』
『クロヒョウ シリーズ』など
エヌ・シー・ジャパン開発統括本部長
LIONSHIP STUDIO 代表
神谷英樹 『Viewtiful Joe』
『大神』
『BAYONETTA(ベヨネッタ)』
『The Wonderful 101』
プラチナゲームズ
ゲームデザイナー
小高和剛 『ダンガンロンパ シリーズ』 スパイク・チュンソフト
桜井政博 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ
『星のカービィ』
ソラ
巧舟 『逆転裁判』
『ゴースト トリック』
『大逆転裁判』
カプコン
外山圭一郎 『SIREN』シリーズ
『GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
藤澤仁 『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』
『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』
スクウェア・エニックス
三上真司 『ゴッドハンド』
『バイオハザード』
『サイコブレイク』
ゼニマックス・アジア
Tango Gameworks

【“ゲームデザイナーズ大賞”歴代作品】

●2015年度:『Ingress』

・Niantic, Inc.

●2014年度:『ブラザーズ 2人の息子の物語』

・開発元:Starbreeze Studio

・日本国内での発売・販売元:スパイク・チュンソフト

●2013年度:『The Unfinished Swan』

・開発元:Giant Sparrow

・日本国内での発売・販売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント

●2012年度:『風ノ旅ビト』

・開発元:thatgamecompany

・日本国内での発売・販売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント

■ゲームデザイナーズ大賞 2016概要
【主催】一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
【後援】経済産業省
【対象作品】2015年4月1日~2016年3月31日に日本国内で発売された家庭用ゲームソフト。
【選考基準】
・1 独創性:これまでの作品とは一線を画する新たなアイディアが盛り込まれていること。
・2 斬新性:ユーザーへ新たな楽しみ方、遊び方を提示し、ゲームソフトの在り方を広げる作品であること。
※審査員自ら担当・制作した作品(自薦)は不可。
【審査方法】審査対象作品に対し、各審査員が持ち点10点によって作品を評価。各審査員からの投票結果により、最高得点を獲得した作品を受賞作品として選出。
【審査員(敬称略)】ゲームソフトの制作・開発に携わるクリエイター11名(審査員長、桜井政博:ソラ代表)
【受賞発表】受賞は“大賞”1作品のみ。9月15日“東京ゲームショウ2016”(千葉市 幕張メッセ)会場内イベントステージ“日本ゲーム大賞2016年間作品部門 発表授賞式”で発表。

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