2016年9月10日（土）

最高視聴率36.8％の『ウルトラQ』HDリマスター版が本日9月10日放送開始。制作順で放送される特別版

　CS放送ファミリー劇場は、『ウルトラマン』シリーズ放送開始50年記念として、『ウルトラQ HDリマスター版』を9月10日から放送開始します。その際、当時の放送順ではなく、“制作順”で放送されます。

　ファミリー劇場は、国内ドラマ、特撮、アニメ、バラエティまで、あらゆるジャンルから人気番組を厳選して24時間お届けしているCSチャンネルです。全国のケーブルテレビ局、スカパー！（293ch）、スカパー！プレミアムサービス（660ch）、ブロードバンドTVで視聴できます。

『ウルトラQ HDリマスター版』は9月10日放送開始

　『ウルトラQ HDリマスター版』は9月10日（土）放送開始で、毎週土曜日17：00～18：00の2話連続放送となります。

　本作は国内初の本格的特撮テレビ映画であると同時に円谷プロ製作テレビシリーズの第1作となった作品です。

　最高視聴率36.8％という爆発的ヒットをとげ、日本全国に怪獣ブームを引き起こす原動力となりました。

　それまで映画館でしか見られなかった大怪獣が、毎週お茶の間に次々と登場。カネゴン、ペギラ、ガラモン、ケムール人といった魅力的な怪獣たちが本作の人気を決定的なものとしました。

　なお、放送順/制作順の対比表、あらすじに関する詳細は特設ページに掲載されています。

●制作順に見ることで怪獣番組としてだけではない違った側面が見えてくる!?

　ウルトラQは初期段階では「UNBALANCE（アンバランス）」というタイトルで企画が進んでいた。これは、世界のバランスが崩れた状態を表現したタイトルであり、怪獣物ではなく、SF物のオムニバスドラマがイメージされていた。

　その後、怪獣番組への方針は決定事項となり、タイトルもアンバランスから、ウルトラQへと変更される。脚本も怪獣物を書くように徹底され、怪獣の登場していなかったSFエピソードを急遽怪獣が登場するように一部変更するなどの措置も取られた。

　その結果制作順とは違った流れでの放送（当時）となった。

▼『ウルトラQ HDリマスター版』スタッフ
・製作：円谷英二ほか
・脚本：金城哲夫ほか
・監督：飯島敏宏、円谷一、野長瀬三摩地ほか
・出演：佐原健ニ、桜井浩子、西條康彦、江川宇礼雄ほか

　『ウルトラマン HDリマスター版』は毎週土曜日8：00～9：00に2話連続放送されています。

　今なお圧倒的人気を誇る巨大ヒーローの雄、ウルトラマンがテレビに登場してから今年で50年。このメモリアルイヤーに、ファミリー劇場では『ウルトラマン』のHDリマスター版を放送中です。

(C)円谷プロ