2016年9月12日(月)

ガスト×東映『拡張少女系トライナリー』はゲームとアニメが融合するRPG。シナリオは土屋暁さん

文:Dai

 東映アニメーションとコーエーテクモゲームスのガストブランドは、完全新作iOS/Android用RPG『拡張少女系トライナリー』の情報を公開しました。2016年内に配信が予定されています。

『拡張少女系トライナリー』
『拡張少女系トライナリー』

 本作は、アニメとゲームの融合により、今までにない新たなコンテンツの可能性を切り開くことを目的としたプロジェクト。

 アニメとゲームに登場するのは、どちらも“画面の向こうに実在する少女たち”。ゲームではスマホを通して彼女たちの日常に介入し、アニメでは描かれない普段の姿や心の内を見ることができます。

『拡張少女系トライナリー』の特徴

少女たちとの多彩で濃密なコミュニケーション

 本作では、少女たちとのスマートフォンを通した新感覚のコミュニケーションが実現し、普通の女の子としての日常への介入、そして内に抱える不安や悩みの解消の手助けなど、さまざまな形で“一緒にいる”感覚を創造できます。

 ストーリーは、『アルトネリコ』シリーズ、『サージュ・コンチェルト』の製作者である土屋暁さんが担当。完全新規の重厚なオリジナルストーリーが描かれます。

 本作のアニメは、毎週アプリ内で配信され、本アプリからであれば、無料でいつでも楽しむことが可能です。なお、最新話は、YouTubeやニコニコ動画などでも無料で楽しむことができます。また、有料配信サイトでも配信されます。

アニメとゲームの関係図

アニメ ゲーム
“メインストーリー” 少女たちの“日常シーン”
それにともなう“戦闘” “少女たちの心の中”
少女たちの“日常シーン” “少女たちの本心”

いつも元気で笑顔の絶えない天然少女 逢瀬つばめ(声優:たけだまりこ)

 ある病気で中学時代のほとんどを病院で過ごしており、そのときの経験から辛いことでも前向きに頑張る少女。

 人気アーティストFreyMENOW(フレイメノウ)の大ファンであり、東京で行われるFreyMENOWのライブに参加するために1人で東京へと向かいますが……。

『拡張少女系トライナリー』
▲年齢:15/出身地:静岡。
『拡張少女系トライナリー』

元剣道少女にして最初のトライナリー 國政綾水(声優:中恵光城)

 お節介で面倒見が良く、個性が強いトライナリーたちのまとめ役。高校までは剣道部に所属しており、当時は日本代表として世界剣道選手権大会に出場するほどの腕前。バイクでのツーリングが趣味で友人には“アーヤ”の愛称で呼ばれています。

『拡張少女系トライナリー』
▲年齢:21/出身地:長野。
『拡張少女系トライナリー』

負けず嫌いな射撃の名手 ガブリエラ・ロタルィンスカ(声優:八木侑紀)

 軍人の父親を持ち、勝負事の勝ち負けに強いこだわりを持ちます。周りにも自分にも厳しく、何事にも努力を惜しみません。

 トライナリーの中では最年少であり、戦闘時にはさまざまな銃を扱います。“ガブ”、“ギャヴィ”の愛称で親しまれます。

『拡張少女系トライナリー』
▲年齢:14/出身地:ポーランド。
『拡張少女系トライナリー』

土佐弁を操る不思議系凄腕ハッカー 恋ヶ崎 みやび(声優:萩原あみ)

 ハッキングやプログラミングなど、パソコンを扱う事全般を得意とし、和食限定ですが料理もできます。

 高知出身で普段は土佐弁で話すほか、IT用語やネットスラングを用いた独特な言い回しをすることが多いです。

『拡張少女系トライナリー』
▲年齢:17/出身地:高知。
『拡張少女系トライナリー』

心惑わす小悪魔ガール 卯月神楽(声優:平山笑美)

 礼儀正しく、頑張り屋な性格ですがドジッ子な一面も持つゆるふわ系少女。つばめと同時期にトライナリーに入隊した事もあり親しい仲になります。そんなおっとりした彼女の実態は、魔法少女に憧れるヘヴィなラノベ&ゲームオタク。

『拡張少女系トライナリー』
▲年齢:15/出身地:東京。
『拡張少女系トライナリー』

世界観紹介

あらすじ

 2016年、首都圏に突如出現した巨大な繭。初めて確認されてから数ヶ月たった現在も尚、その正体は何一つ判明しておらず人々はこの正体不明の繭を“フェノメノン”と呼んだ。

 ただひとつ分かっていることは“フェノメノン”の内側に取り込まれた人々は狂い、殺し合いを始めるようになってしまうことだった。

 業を煮やした日本政府は、突発的に出現する“フェノメノン”を収束するべく特殊部隊を結成した。“総務省情報管理庁管轄拡張現実特殊戦略隊群特別攻撃隊”、またの名を――拡張少女系トライナリー

フェノメノン

 首都圏に出現するようになった謎の繭。その中には“クラン”と呼ばれる存在が形成した全く異なる世界が構築されています。

『拡張少女系トライナリー』
▲画像は開発中のイメージボード。

クラン

 人間の潜在意識が独立し、世界に顕在化した存在。

『拡張少女系トライナリー』
『拡張少女系トライナリー』

トライナリー

 トライガジェットという特殊な装置を扱う能力があり、フェノメノンを収束させる力を持つ少女たち。

『拡張少女系トライナリー』
▲画像は開発中のイメージボード。

ゲーム要素紹介

 本作は、コミュニケーションが肝となるゲーム。画面の向こうにいる少女たちとは、スマートフォンを通してコミュニケーションを取ることによってゲームが進行していきます。

 少女たちを“知り、繋がる”ことにより、彼女たちと真の絆を結ぶことが目標となります。

『拡張少女系トライナリー』
『拡張少女系トライナリー』
『拡張少女系トライナリー』
『拡張少女系トライナリー』
『拡張少女系トライナリー』

イラストレーター紹介

キャラクターデザインnecoさん

 フリーのイラストレーター。主にキャラクターデザインやイラストを中心に活動中。

・“HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour”メインビジュアル
・“ANALOGHACK”ピンナップイラスト他

『拡張少女系トライナリー』

【スペシャルクランイラストレーター】

 さまざまな個体が存在するクラン。そのなかでも特殊な存在となる“スペシャルクラン”は、個性と実力あるイラストレーター、マンガ家たちがデザイン。そのクランたちの詳細については続報で紹介される予定です。

吉崎観音(よしざきみね)

・代表作『ケロロ軍曹』など
・スペシャルクラン:ヒストン・シャペロン

『拡張少女系トライナリー』

凪良(なぎりょう)

・代表作:『アルトネリコ』シリーズなど
・スペシャルクラン:リフィール・ペンドラゴン

『拡張少女系トライナリー』

今後参加予定のスペシャルクランデザイナー(50音順/敬称略)

・いのまたむつみ
・KEI
・shirakaba
・白身魚
・ちょぼらうにょぽみ
・なもり
・日向悠二
・まもウィリアムズ
・美川べるの
・モタ
・四々九

データ

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