2016年9月15日(木)
9月15日から幕張メッセにて開催されている東京ゲームショウ2016。ゲーム会場の最先端が集うこの会場では、カプコンから今冬発売予定の3DS用ソフト『めがみめぐり』が試遊可能だ。
交通系ICカードと連動するという、かつてない試みがあることで話題を集めている。
●3DS『めがみめぐり』ティザームービー
箕星太朗氏がデザインした、かわいらしい見習いめがみのツクモ。彼女を立派なめがみにしてあげることがプレイヤーの目標となる。TGS試遊版では、いくつかの主要な要素に触れることができたので、そのレポートをお届け。
▲会場の試遊台。 |
まずはプレイヤーの名前を設定する。ツクモがしゃべる言葉はすべてフルボイスなので、どんな名前でも呼んでもらえる。イントネーションが違うなと感じた時は、「読み方が違うよ」と指示してあげよう。そうすればいくつか違う読み方を提案してくれるので、しっくりくるものがあるはずだ。
▲1人前の“めがみ”を目指す、新米ツクモガミ。 |
続いてツクモの名前を決める。彼女の名前はプレイヤーが自由に決めることができ、デフォルトではツクモになっていた。東芝とカプコンが共同開発した“めがみスピークエンジン”により、ツクモはまるで肉声のように、そして表情豊かにプレイヤーとの会話を実現。
ゲームの進め方は、さいころを振ってスゴロクの盤面を進み、止まったマスで発生するさまざまなイベントをこなしていく、というもの。ツクモを1人前にめがみへと導くには、イベントの中でツクモと会話し、愛情を持って育てていく必要がある。
ツクモとの会話はプレイヤーからの一方的なものではなく、逆にツクモから質問されることも。「あいさつの言葉は?」、「あなたの好きな食べものは?」といった風に聞かれるので、ていねいにタッチペンで入力し、返答してあげよう。
また、ツクモが着る服は“神衣(しんい)”と呼ばれ、変更すれば見た目だけでなく、性格までも変化するようだ。こちらは1種類のみが確認できたため、この先のバリエーションへの期待に胸がふくらむ。
試遊版では、ツクモのめがみとしての実力を試す“神格試験”にも挑戦できた。クリアには、日ごろからつちかってきたツクモのかしこさ、やさしさなどのパラメータと、プレイヤーの応援がクリアのカギとなる。応援とは、下画面に表示された文字列から、指定された文字をタッチペンで探し出すというものだった。
上画面ではツクモが一生懸命いろいろな試験に挑んでいたけれど、じっくり見たい心を抑えて応援に専念。パラメータが足りているか不安だったが、無事に神格試験を突破できた。
試遊版ということで、交通系ICカードを実際に利用することはできなかったが、ツクモの動き、そして声はどこまでも自然。あんな言葉やこんな言葉を覚えさせてあげたい、もっと自分のことを知ってもらいたい、とプレイヤーの心をくすぐる作品なのは間違いない。
■“東京ゲームショウ2016”開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2016年9月15日・16日10:00~17:00
一般公開日……2016年9月17日・18日10:00~17:00
※一般公開日は、状況により9:30に開場する場合があります。
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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