2016年9月23日(金)
10月より日本テレビ・西日本放送で放送が開始されるTVアニメ『うどんの国の金色毛鞠』の第1話先行上映会が、9月22日に東京・新宿で開催されました。
『うどんの国の金色毛鞠』は、通称“うどん県”で有名な香川県を舞台にした作品。父親の死に際し生まれ故郷へ帰った主人公・俵宗太(たわらそうた)が人間の子どもの姿に化けたタヌキのポコと出会い、ポコや親友の中島、姉、初恋の同級生など周囲の人たちとの生活を通じて成長していく物語です。
悪天候の中多くのファンが参加した先行上映会には、俵宗太役の中村悠一さん、ポコ役の古城門志帆さん、本作の監督・宅野誠起さんが登壇。司会は山王丸和恵アナウンサーが担当しました。
監督・宅野さんは、まるでポコのような頬を赤く染めたメイク姿で登場し、悪天候の中来場したファンに「アニメを見たことで、晴れやかな気持ちになっていただけたらうれしいです。」とあいさつ。
宅野さんは楽屋であいさつの練習をしていたようで、無事にあいさつを終えた監督に、中村さん「監督、楽屋で練習していたセリフ言えたじゃないですか!」古城門さん「応援していました!」と言葉をかける一幕も。
アフレコ現場の様子に関する話題では、方言はガイドのレクチャーを受けながら収録しているといった裏話があがりました。香川出身の中村さんは、同じ香川でも地方や年齢によってなまりが違うので難しいと語っていました。
そして、第1話の予告で“うどん県副知事”の要潤さんがナレーションを担当したことについて古城門さんは、アニメイラストでの要さんを新鮮に感じたとコメント。
自分たち(声優陣)が等身大でアニメキャラになることはないと話す古城門さんに、中村さんが「僕らはないでしょうね(笑)。」と突っ込みを入れて会場は笑いに包まれました。
また、うどんを打つ描写のために宅野さんが自ら香川へ行き、うどんを実際に打ったという話も登場。宅野さんは、自分で作ったうどんはおいしかったと語りました。
その他、2話以降の展開についての話題では、本作に山王丸さんも出演されるということが明らかに。山王丸さんは収録をすんなりパスしたようで、中村さん、古城門さん、宅野さんともにすごいと感心していました。
トークも終盤に差し掛かると、スペシャルゲストの“ガオガオちゃん”が登場。“あなたの街にガオガオちゃん現る!?”キャンペーンの実施が発表されました。
本キャンペーンは、ガオガオちゃんが各地に現れるというもので、10月8日には徳島の“マチ★アソビ”で、10月9・10日には香川の先行上映会で登場します。その他の出現場所については公式サイトで発表されます。
アフレコの様子と制作に関する裏話が展開された本上映会。空腹時に観るととてもお腹が空く作品になっているので、視聴の際はぜひうどんを片手に楽しんでください。初回放送は10月8日深夜25:55(日本テレビ)です!
先行上映会が開催される9月22日より、先行上映会の開催を記念して新宿マルイアネックスにて展示・物販イベントが開催されます。
キャラクター設定画や美術資料の展示だけでなく、ロケハン資料など、作品の貴重な資料が多数展示予定です。
■“アニメ『うどんの国の金色毛鞠』先行上映会記念イベント”イベント概要
【会場】新宿 マルイアネックス(6Fイベントスペース)
【内容】グッズ販売、パネルなどの企画展示
【日程】9月22日~25日 11:00~21:00(最終日のみ19:00まで)
【入場方法】入場無料
■『うどんの国の金色毛鞠』作品情報
【スタッフ】(敬称略)
・原作:篠丸のどか
・監督:宅野誠起
・助監督:臼井文明
・シリーズ構成:高橋ナツコ
・キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤依織子
・美術設定:イノセユキエ
・美術監督:合六弘
・色彩設計:小野寺笑子
・撮影監督:後藤晴香
・編集:吉武将人
・音響監督:鶴岡陽太
・音楽:橋本由香利
・アニメーション制作:ライデンフィルム
・製作:「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会
【キャスト(敬称略)】
・俵宗太:中村悠一
・ポコ:古城門志帆
・中島忍:杉田智和
・大石凛子:中原麻衣
・藤山俊亮:福山潤
・藤山紗枝:花澤香菜
・浜田吾郎:黒田崇矢
・永妻宏司:立花慎之介
・冴木学:鳥海浩輔
・冴木雪枝:嶋村侑
・喜岡ふみ:くじら
・田中(真鍋)舞:皆口裕子
・田中のぞみ:本渡楓
・宗太の父:中博史
・宗太の母:井上喜久子
・中島の母:木村亜希子
・カエル:小林ゆう
・ガオガオちゃん:黒田崇矢
・ミミ:牧野由依
・モモ:古城門志帆
・次回予告:要潤
【放送情報】
・日本テレビ:10月8日 深夜25:55スタート
・西日本放送:10月16日 7:00スタート 他
※放送時間は変更になる場合があります。
(C)篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会