DENGEKI ガルスタオンライン

総合 > ガルスタオンライン > 至誠館がメインとなる『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着

2016-09-28 20:45

至誠館がメインとなる『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着

文:ガルスタオンライン

 『金色のコルダ』に登場する八木沢と長嶺のバトルを中心に描く、音楽劇『金色のコルダ Blue♪Sky Prelude of 至誠館』。今回、音楽劇に出演する3名の役者陣に意気込みをうかがいました。

『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着
『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着

 音楽劇『金色のコルダ』とは、役者の演技とプロの音楽家の演奏がミックスされた舞台のことで、役者の演技とともに生演奏が楽しめます。『金色のコルダ』の世界観にピッタリな音楽劇は、2015年9月に音楽劇『金色のコルダ Blue♪Sky First Stage』として公演されました。

 大好評のうちに終演した1stステージのスピンオフとして、今度は至誠館高校を舞台にした音楽劇『金色のコルダ Blue♪Sky Prelude of 至誠館』が本日9月28日から10月2日まで、シアター1010(東京)で公演中! PSP版『金色のコルダ3 AnotherSky feat.至誠館』がベースになっていて、八木沢雪広や長嶺雅紀らを中心とした熱い青春ストーリーが展開されていきます。

 ここでは、8月におこなわれた八木沢雪広役・谷佳樹さん、長嶺雅紀役・輝馬さん、江波紫音役・大平峻也さんのインタビューをお届けします!

『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着
▲谷佳樹さん(八木沢雪広役)
『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着
▲輝馬さん(長嶺雅紀役)
『コルダ』音楽劇より、谷佳樹さん・輝馬さん・大平峻也さんからメッセージが到着
▲大平峻也さん(江波紫音役)

――演じられる役は、どんなキャラクターだと思われますか? 意気込みと合わせて教えてください。

谷佳樹さん:すごくガンコで仲間思いな人です。いろいろなことを曲げられないガンコな部分は、なんだか少し自分とリンクしているなと思いました。マジメで誠実な人だという印象が強いです。

 今回の音楽劇は吹奏楽部とブラスバンド部の対立、戦いがテーマになっているのですが、いかにその2つの部活がいいぶつかり合えるかだと思っています。八木沢と長嶺の関係をふくめ、僕らがどう表現するかがキーになりますので、演者みんなでコミュニケーションをたくさんとって熱い作品にしたいです。

輝馬さん:第一印象は、「悪いヤツなんだな」でした(笑)。でもきっと、長嶺自身も何か強い信念があって、八木沢と距離を置く原因があったんだと思うんですよね。また本作は音楽劇ということで、楽器の生音と合わせて演じるので、そのあたりも個人的に気になっています。

 以前別の作品で音楽劇に出演させていただいたことがあるのですが、それは歌で合わせるタイプだったんです。今回は演奏の合間にセリフを言わなければいけないので、きちんと収められるかどうかという難しさもあって楽しみです。生の演奏と演劇がうまくミックスされると、楽器や演技をピンで聴くときとはまた違う刺激があると思うので、ご注目いただけたらうれしいです。

 今回初めて長嶺が登場しますが、お客様が描く長嶺は1人1人違うと思います。そのなかでも共通する部分をうまく出して、受け入れていただけるようにしつつも、僕にしか出せないオリジナリティを多めにミックスしてお届けできたらと思っています。

大平峻也さん:現時点では資料と前回の音楽劇の江波しかわからないので上手く説明できないのですが、音楽に対して熱い人だと思いました。今回は八木沢と長嶺が中心の話になるので、江波くんのこともたくさん描かれていくと思うんです。いま僕が持っている戦力では全然戦えないので、もっともっと勉強して江波くんのことを知っていきたいです。

 また本作は、学校が舞台の青春の物語です。人間の青春ドラマとして、演者のみなさんとも仲よく作っていけたらいいなと思っています。そして最終的に、お客様に楽しんでいただけたらうれしいので、そのためにもこれからどんどん追及していきたいです。

――今回は吹奏楽部とブラスバンド部で対立する物語になるということで、それぞれチームで行動することが多くなるかと思います。チームでやることに対する意気込みも教えてください。

谷佳樹さん:チームでやるというからには、気を使いながらもぶつかるところはぶつかって、意見を言い合わないとダメだと思うんです。僕は前作の音楽劇からの出演になるのですが、そのときも最初はキャスト同士でどこか遠慮しているところがあったんです。これは僕がブチ壊さないとダメだなと思い、至誠館の演者を全員集めて本音を言い合いました。

 「僕たちのチームワークは世界一だ」というようなセリフがあったのですが、演技以外の部分でもきちんと本音で言い合えないと、そういったセリフは自然と出てこないと思ったんですよね。だから話し合いの場を設けたのですが、話し合った次の日から、チームの空気がガラッと変わりました。

 だから今回も、吹奏楽部とブラスバンド部がそれぞれ1つになってぶつかり合うということが大事だと思うので、またみんなでぶつかっていきたいです。そこから生まれるチームワークって、やっぱりウソがない分強いと思うんです。ただこれは、不器用な僕だからこそのやり方なんですよね。不器用だからこそ、ぶつかって自分からお互いの間にある壁をブチ壊していくんです。ウソのないリアルな至誠館を、観にきてくださるみなさんの前で出せたら最高ですね!

輝馬さん:やはり日頃からコミュニケーションをとることって大切で、それがステージの上での土壌作りになるんですよね。土台がしっかりしていれば植物は育ちます。でもうまくできていないと、いいものは生まれません。それは舞台にも共通していることだと思っています。

 僕がいつも実行しているのは、相手をリスペクトすることです。共演者のいいところを見つける。相手がどう思っているのか、休憩中とかにぼんやり考えるんです。普段からコミュニケーションがとれていないと、どうしても舞台上でもうまく会話ができなくなるんですよね。ステージに立つ前に意見交換をすることって絶対にマイナスではないので、役者として1人の人間として、しっかりとコミュニケーションをとっていきたいです。

大平峻也さん:僕もお2人とまったく同じことを思っています(笑)。舞台ではやっぱり裏での人間関係も大事で、言いたいことを言い合ったり相談できる仲になれることは、とてもステキなことです。そういう仲のよさは舞台上でも出てくる気がしています。

 例えば「キライ」という言葉はすごく強い言葉ですが、裏で仲がいい人同士でのセリフだったら、その言葉にも深みが出ると思うんですよね。だからこそ人間関係は大事にしたいですし、単純にみなさんと仲よくなりたいです。1つの舞台を作るということはお仕事といえばお仕事なんですけど、せっかく出会えたわけだから演者のみんなとたくさん仲よくなりたいと思っています。

 次回は、作中で対立関係になる谷佳樹さんと輝馬さんの独占インタビューをお届けします。今回のインタビューとは別視点のものになりますので、そちらもお楽しみに!!

関連サイト