2016年10月2日(日)
10月2日、東京・秋葉原にて、“電撃文庫 秋の祭典2016”が開催されました。そこで実施された“電撃文庫 新作発表ステージ”のレポートをお届けします。
こちらのステージでは、電撃文庫『ゼロから始める魔法の書』のTVアニメ化と、電撃文庫『天使の3P(スリーピース)!』のアニメ化が発表されました。
なお、ステージの司会を務めたのは、うえむらちかさん、三澤紗千香さん、電撃文庫編集者の三木一馬です。
ステージ前半では、『ゼロから始める魔法の書』のTVアニメ化決定の情報を公開。ステージにはゼロ役の花守ゆみりさん、傭兵役の小山剛志さん、アルバス役の大地葉さんが登場しました。
ゼロを演じる花守さんは、“ゼロのかわいらしさに注目してほしい”とコメント。傭兵を演じる小山さんは「20代のころ、獣のような生活をしていたので共感できる部分も」と語り、会場をおおいにわかせていました。
大地さんも「アルバスの真面目な雰囲気を演技でお見せできれば」と意気込みを語りました。“キャラクターのセリフが長いので、アフレコは大変”とのことです。なお、アニメーション制作はWHITE FOXが手がけることも発表されました。
発表の途中には、原作者の虎走かける先生、イラストのしずまよしのり先生からのメッセージも。
虎走先生は“発表後にドッキリ大成功と出てきたらどうしよう”という心境だったそうです。アニメ化を楽しみにされているファンに向けて「皆さんのおかげでここまでこれました。まだ本作に触れていない方は、帰りにぜひ本屋に足を運んでいただきたいです」とコメント。
しずま先生も「ゼロと獣の傭兵が動くことに、ワクワクが止まりません」と楽しみにされている心境を述べていました。
最後に「ゼロは少女らしい魔女。セリフ量の多さにドキドキですが、応援よろしくお願いします」と語ったのは花守さん。
10月4日に誕生日を迎える小山さんは「こんな大役をもらえるなんて、うれしい誕生日プレゼント。全身全霊で頑張ります」と意気込みを語りました。
大地さんも「予習をガッツリして、収録を頑張りたいと思います!」と熱い想いを述べ、発表を締めくくりました。
ステージ後半は『天使の3P(スリーピース)!』アニメ化のパートに。
こちらでも、主人公・貫井響役の井上雄貴さん、五島潤役の大野柚布子さん、紅葉谷希美役の遠藤ゆりかさん、金城そら役の古賀葵さん、貫井くるみ役の日高里菜さんといった、キャストの皆さんが登壇しました。
ちなみに『天使の3P(スリーピース)!』には、『ロウきゅーぶ!』で登場人物を演じた方も出演される予定とのこと。『ロウきゅーぶ!』のファンの方は、今後の続報にも期待したいところですね。
なお『天使の3P(スリーピース)!』は、キャストのオーディションの際、“実際に楽器を演奏できるかどうか”も質問されたのだそうです。
実際、井上さんはギター、ベース、ドラムを、古賀さんはドラム、遠藤さんはギター、大野さんはピアノと、それぞれ楽器の演奏が特技とのこと。実際に音楽に親しまれている皆さんの演技にも、ぜひ注目したいですね!
そして、檀上では大野さん、遠藤さん、古賀さんの3人でユニットを組んで実際にバンド活動をする、という驚きの発表が! すでに楽曲の1部も作成しているようで、皆さん、驚きと興奮を隠せない様子でした。
最後に日高さんは「本作に携われてうれしい。3人のバンド活動も皆さんと一緒に応援していきたいです」と述べ、井上さんも「僕も響として3人を支えていきます。ぜひアニメも応援してください」とコメント。
古賀さんは「みんなで作る世界に、皆さんを引き込んでいきたい」と意気込みを語り、遠藤さんも「音楽のアニメに携われてうれしいです。ぜひ応援してください」と元気よく観客に呼びかけていました。
そして最後に、大野さんが「少しでもたくさんの方に知っていただけたらうれしいです。これからもよろしくお願いします」と述べ、イベントを締めくくりました。
大歓声と大きな拍手が贈られた本ステージ。どちらも2017年にアニメ化するとのことなので、放送までに原作を読むなどして予習しておき、アニメの放送を待ちましょう!
■“電撃文庫 秋の祭典2016”開催概要
【開催日時】2016年10月2日(日)10:00~18:00
【入場料】無料
【会場】秋葉原UDX+ベルサール秋葉原
【主催】株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
(C)2016 虎走かける/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ゼロの魔術師団
(C)2016 蒼山サグ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/リトルウィング