2016年11月1日（火）

鉄道ファンも、そうでない人も。大阪やパリを舞台に自分だけの地下鉄網を作ろう

文：Taka

　Dinosaur Polo Clubが配信中のPC/iOS/Android用有料アプリ『Mini Metro』を紹介します。

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　『Mini Metro』は人口が急増する都市に地下鉄網を敷設する鉄道運営シミュレーターです。駅と駅の間に線を引くことで、地下鉄が走り始めます。新しい駅が開設するたびに地下鉄網を敷き直していくことで、効率的な路線を目指します。

●動画：『Mini Metro』Trailer

路線を引いて鉄道運営

　ゲームを開始すると〇、△、□の形をした駅が出てきます。これをなぞると線路が引かれて、列車が走ります。


▲〇から□をなぞって……。


▲路線を引きます。

　各駅には●、■、▲で表現された乗客が表示されます。そして、時間とともに、ある一定数の乗客が増えると混雑メーターが表示されます。このメーターが最大になると混雑過剰によって運営停止、ゲームオーバーになるという流れです。

　路線を引いて列車を走らせて、乗客を目的の場所まで連れていくことで混雑状況を解消できます。

　最初は駅の数が少ないので簡単なのですが、自動で街が発展していくので、徐々に駅の数が増えていきます。さらに、☆や×などの特殊な形をした駅も登場。よく考えて地下鉄網を張り巡らせないと、遅延が発生してしまいます。

　これに対して、毎週、列車やトンネル、路線などの設備が手に入ります。これらの設備は、プレイヤーにとって大きな助けとなりますが、うまく有効活用できるかがプレイヤーの腕の見せどころといえるでしょう。

●ゲームの舞台は実在する都市

　本作は、11の実在する都市が登場。ロンドン、ニューヨーク、パリ、ベルリン、香港、大阪、サンクトペテルブルク、モントリオール、サンパウロ、カイロ、オークランドをモデルとした地下鉄網の開発が体験できます。

　また、それぞれの国には独自のカラーテーマ、地形などの特徴があります。

●短時間で遊べるので、時間がなくても大丈夫

　本作は、スコア重点プレイのノーマルで1ゲームは、10～20分ほど。お昼ご飯を食べながら遊ぶことができます。さらに、歯ごたえのある遊びがしたい場合は、エクストリームで高難易度のチャレンジプレイもできます。

　また、デイリーを選択するとある本日のチャレンジなどが用意されています。

あとワンプレイだけ、あとワンプレイだけと思いながら鉄道運営

　本作は、ルールがシンプルで覚えやすいのがポイント。すぐにゲームを始めることができます。また、ゲームオーバーになるとどれだけ乗客が利用したかがスコアになるので、スコア更新のために、あとワンプレイだけと思って、時間を忘れて何度もプレイしてまいます。

●鉄道運営シミュレーターだけどパズル要素も

　本作はシミュレーションゲームですが、パズルゲーム要素が含まれています。乗客を運ぶ際に、引ける路線や橋、トンネル、車両の数には限りがあるからです。

　さらに時間経過とともに、街が発展して新たな駅が増えていきます。なかなか忙しくなりますが、筆者の場合は一時停止を活用して、じっくりと路線を眺めて、どうすれば効率のいい路線を引けるのかを考えて、列車の配置を考えていくというプレイスタイルです。


▲左上にある時計ボタンを押して時間を停止。時には休みながら、じっくりと考えることも大切です。

　遊ぶたびに異なるアプローチができるので、いろいろと形を変えておもしろい形で路線を作っていくのも楽しいです。自分のイメージ通りに運用が機能した時なんかは、本当に達成感があります。つい、時間を忘れてゲームを遊んでしまいますね。

●ゲーム画面は路線図を見ているみたいでとてもおしゃれ

　本作のカラー表現や音楽はとてもおしゃれで、筆者のお気に入り。説明文を極力減らして路線図を見ているようなゲーム画面は、とても美しく感じます。


▲1プレイを終えて完成した路線。

　また、説明文を読まなくても、視覚で理解できるように作られているので、チュートリアルを感覚的に理解できます。すぐにゲームを楽しめる気軽さもポイントですね。

　さらに、視覚的な面でナイトモードや視覚サポート、倍速など遊びやすさにこだわっているのも好印象です。

　ちなみにSNSでの投稿機能もあるので、自分だけの路線を見せ合って楽しんでみてはいかがでしょうか。


▲目に優しいナイトモードの画面。背景が白から黒になり落ち着いた雰囲気になって味があります。

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『Mini Metro』公式サイトはこちら