2016年10月31日(月)

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回「アオイにメロメロ(なりかけ)~アオイ嫉妬、今部にShit~」

文:電撃Girl'sStyle、桜

 これは、iOS/Androidにて好評配信中の『囚われのパルマ』の魅力に、文字通り囚われてしまった筆者の愛のメモリアルである――。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲まだ出会ったばかりのアオイ。私が彼にメロメロになる日はくるのでしょうか――!?

 みなさん、こんにちは。『アオイ編』エピソード1より、罪悪感に囚われっぱなしのライター・桜です。

 前半からこんな気持ちになるなんて思いもよりませんでした……。嘘といっても、あくまでゲームだし、楽しんでダマしちゃおう! と、プレイする前まで思っていた私。とんだ甘ちゃんでしたよ。ええ、べっこう飴より甘かった……。

 ここに来て基本的なことを思い出しました。そうです、『囚われのパルマ』は、プレイヤー、つまり“私”自身が“彼”と恋するゲームなんです。罪悪感が生まれないわけはなかった……。

 さすがに初対面の相手に、しかも「恋人」と偽るなんて、普通に考えてハードルが高すぎる! 「いや、そんな大げさな……」なんて思っている、そこの貴女! ぜひ一度、プレイしていただくことをおすすめします!!

 前置きはこのくらいにして、早速エピソード2のプレイレポートをお届けしますよ。

Episode 2 ~すれ違ってしまう気持ち~

 アオイの優しさを身に染みて感じたエピソード1。エピソード2でも、アオイは“私”のことを思い出してくれようと、いろいろお話をしてくれます。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲思い出せるわけはないのに、努力してくれているアオイ。胸がキュンと切なくなります。今は罪悪感からキュン↑ではなく、キュン↓のほうですが、これがストーリーを進めるにつれてキュン↑になっていくのかも。
『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲あああああぁあ……なんて律儀! なんて誠実! なんていい男! エピソード2にして、早くもアオイの見た目と中身のギャップに落ちてしまいそうです。(チョロイ)

 しかし、“私”もただ罪悪感を感じていたわけではありません。おそらくメインストーリーに関係するものかと思うのですが、アオイの態度で気になることがありました。

 とある写真集を入手した“私”。いろんな写真が載っていたなかで、今まで見たことのない不思議な写真を見つけます。それをアオイに差し入れすると、彼の様子が少し変わりました。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲意味深な口ぶりです。アオイは何かを知っている? どういう意味なんでしょうか。
『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲まるで自分には情熱がないかのような言い方ですね。明るく、一見悩みなんてなさそうなアオイですが、じつは意外と自分に自信がないのかもしれません。

 気になるアオイの言動の真意は謎に包まれたままですが、今後の伏線なのかもしれないので覚えておきたいと思います。いろいろと思うところはありつつも、嘘の恋人関係はなんとなく順調でした。アオイもだいぶ“私”に心を許してきてくれたのかな、と思い始めていたんです。

 しかし、再び自分の甘さを思い知らされました。“私”はただあの人の掌で転がされているだけなんだと! 忘れていた、そう――今部(いまべ)の存在を!!!!!!!!

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲出た! “私”にアオイの恋人役を強制した張本人です。相変わらず微笑みがうさんくさい。

 しばらく音信不通だった今部が、再び“私”の前に現れました。状況を聞きに来ただけのようですが、彼の計算か、そうではないのかわからない行動により、“私”とアオイの間に溝が埋まれてしまいます! なぜか貴重な●●●体験を、今部とするはめに……。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲今部との件で、アオイから急にメッセージを毎日送らなくていい……と言われてしまいます。表面では平気そうなふりをしていますが、明らかにアオイの様子が違いました。
『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲アオイの本当の気持ちを知りたくて、さらに粘った“私”。そんな“私”に、アオイはついに本音をもらしてしまいます! つらい言葉だけど、これが聞きたかった!
『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲これは嫉妬なのか、自分が思いだせないことへの苛立ちなのか……。

 複雑な想いを抱いたまま、物語はエピソード3へと続きます。ポジティブに考えると嫉妬してくれた! ドキドキ(ハート)なんて思うかもですが、もうなんだか『アオイ編』ではいろいろな感情が入り混じって切ないったらない。これもすべてプレイヤー=私だからゆえの苦しみなのです。これを乗り越えてアオイと恋するんだ!! と、改めて決意した、そんなエピソード2でした。

 さてさて、テンションを変えまして続いては『アオイ編』のメインストーリー以外の部分に注目したいと思います。

『アオイ編』の世界観 ~やっぱり島の住人たちはおもしろい!~

 前回お話してなかったと思うのですが、『ハルト編』と『アオイ編』は、“絶海の孤島の収容所”が舞台であることは変わりません。同じ島ということで、もちろん、島の住人たちもおなじみの人物が登場します。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲釣り好きなおじいさん。初対面の“私”をとっておきの場所に連れて行ってくれます。
『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲正直、初対面のおじいさんに洞窟に連れてこられたら、ものすごく怖いですよね。いくら相手がご老人だろうとも、人がよさそうに見えようとも、みなさんは知らない人についていってはいけませんよ。そこはゲームと現実で区別しましょう(笑)。

 で・す・が! 住人たちとの出会いや、会話することで入手できる話題はまったく違うんです(住人の性格は変わりません)。まだ前半なので、これからどんな内容が増えていくのかわかりませんが、なんとなく『アオイ編』は恋愛に関する話題が多いように感じました。とくに公園で出会うおねぇ職員のシンディーは、毎回恋に悩んでいますね。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲シンディーの気持ち非常にわかりますね! まったく最近の小学生たちはっっ……とか言いつつもうらやましいんです(笑)。私はわかっているよ! シンディー!

 それに『ハルト編』では、喫茶店にマスター、農園におばあさん、公園にシンディーというように、だいたい住人たちは登場する場所が決まっていました。『アオイ編』では、意外な場所で出会ってしまうこともありますよ。特別、メインストーリーにかかわるかどうかは別の話ですが……。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲鼻歌を歌っているシンディーと海で遭遇! こんな場所で会うこともあるんですね。公園以外で会えるなんてちょっと新鮮な感じがします。

 島の住人たちとの何気ない会話も、私の楽しみになっています。どの人物も個性のある方ばかりなので、アオイとの交流だけでなく、彼ら(彼女)たちともぜひ仲よくなってくださいね。住人たちの関係性が垣間見えたりしますよ。

 最後は、エピソード2のアオイの変化を見ていきたいと思います。

スポーツ少年・アオイ ~華麗な動きで魅了して~

前回も書きましたが、アオイは明るい性格のためかわりと最初から活動的です。しかし、収容所のなかではどうしても運動不足になってしまいます。そこで、“私”は、1番はじめにテニスラケットを差し入れていたのです……が!!

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲それはもう、すごい勢いでぶんぶんと振り回していましたよ! もう、この時点で私は、あれれれれ? ……まさかこの展開は? と気付いていましたよ!!

 とある事情によりテニスラケットは早々に退場となってしまいました(笑)。そして、続いて差し入れたのはなんとサッカーボール! 入手したときは、まさか本当にリフティングをしてくれるだなんて思ってもみませんでした。だって、結構複雑な動きしますよね! でもちゃんと華麗なボールさばきを見せてくれるんですよ。

『囚われのパルマ』アオイ編 プレイレポ第2回
▲見てください、この華麗なリフティングを!! アオイは運動神経がいいですね。部活はサッカー部に入っていたりしたんでしょうか。

 非常に微笑ましいですね! 面会であんなことがあっても、監視したりメッセージ交換をすると気持ちが楽になります。ありがたや、ありがたや……。

 メインストーリーはシリアスに、それ以外はほのぼのと進んでいく『アオイ編』。現時点で私は、アオイに対する優しい気持ちでいっぱいです。だがしかし、まだメロメロまでには至っていないのが正直なところ……。

 今後の展開で私の気持ちは、そしてアオイの記憶はどうなってしまうのでしょうか!? なんだかわくわくしてきました!! それでは来週もお会いしましょう。さようなら~!

『囚われのパルマ』プレイレポ連載 過去の記事はこちら

データ

▼『囚われのパルマ』
■メーカー:CAPCOM
■対応OS:iOS/Android
■ジャンル:ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー
■配信日:配信中
■価格:アプリ本体(プロローグ&エピソード1) 360円(税込)
 エピソード2以降(全6話完結)各360円(税込)
 ※アプリ内課金あり
 ※エピソード2以降は毎週火曜配信予定
 ※本作は、プラットフォームのポリシーの違いによって一部仕様が異なる部分がございます。

関連サイト