『ドリフェス!』より DearDreamとKUROFUNEの7人が初集結! 独占インタビューをお届け
現在アニメも配信・放送開始され盛り上がりをみせる『ドリフェス!』。11月2日にミニアルバム『Welcome To D-Four Production』を発売するDearDreamと、11月23日に1stシングル『ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away- /君はミ・アモール』を発売するKUROFUNE。両グループのメンバー7人が初集合したインタビューをお届け。現在の心境や、CDの聞きどころなどうかがった。
【DearDream(ディアドリーム)】
▲左より正木 郁(as:沢村千弦)、溝口琢矢(as:及川 慎)、石原壮馬(as:天宮 奏)、富田健太郎(as:佐々木純哉)、太田将熙(as:片桐いつき) |
【KUROFUNE(くろふね)】
▲左より戸谷公人(as:風間圭吾)、株元英彰(as:黒石勇人) |
――2016年5月から『ドリフェス!』のアプリが配信され、9月からはアニメも配信・放送開始となりました。結成当初と比べて、心境の変化などはありましたか?
溝口琢矢(以下、溝口):結成当時はまだ手さぐり状態でした。とりあえずダンスやボイストレーニングをしよう! という感じだったのですが、DearDreamとして活動してから半年が経過して、いまの自分に何が足りないのかが見えるようになりました。何かやるたびに目の前に目標が出てくるので、そこに向かってメンバーが一丸となって進んでいます。
富田健太郎(以下、富田):最初はがむしゃらに、ただ言われたことを全力でやっていくだけで精いっぱいでした。ファンミーティングをはじめ、お客さんと一緒に盛り上がるイベントを経験していくうちに、それだけじゃダメだという気持ちが芽生えました。必死に食らいついていくなかでも、全体のクオリティが上げられるようにみんなで力を合わせて練習するようになりました。
太田将熙(以下、太田):そうだね! 結成当初に比べるとDearDreamの5人のチーム力が格段に上がったと思います。お互いが何を考えているかがわかるようになったし、ミスをしてもうまく補い合えるチームになったところが、成長したところじゃないでしょうか。それに結成当初は、歌って踊ってファンの方へのアピールをすることがちょっと恥ずかしかったんです。でも最近は、僕らのダンスや歌でたくさんの人がよろこんでくれるなら、もっとやりたいという気持ちが強くなりました。
正木 郁(以下、正木):本番を重ねるごとに1つ1つもっといいものにしたいと、すごく貪欲になりました。自主練やメンバーとのダンス練習のときに「こうしたほうがいいかも」とみんなで話し合ったりして、さらにいいものを目指すようになったよね!
石原壮馬(以下、石原):最初の頃と比べてイベントの規模もだんだん大きくなってきて、それにともなって足を運んできてくださるお客さんの人数もどんどん増えてきました。本当にありがたいですし、もっともっと『ドリフェス!』を大きくしてたくさんの人を楽しませられるようなコンテンツにしたいと、以前よりも強く思うようになりました。
――アプリ内でKUROFUNEが登場したのが9月からですが、戸谷公人さんと株元英彰さんは何か変化がありましたか?
戸谷公人(以下、戸谷):レコーディングを始めてから、まだ2~3カ月しか経っていませんが、急にトップギアに入った感じですね(笑)。最初から求められているものがすごく高いので、少しでも目標に近づけられるよう頑張らないといけないなと思っています。“KUROFUNE襲来”というキャッチフレーズがあるぐらいなので、その言葉に恥じないものをお見せできるように頑張りたいです。
株元英彰(以下、株元):これまでDearDreamが作り上げてきたものがあるから、KUROFUNEとしてはそれを超えるほどの表現をしないといけません。でも壊さないようにもしないとダメで、やるべきことがとにかく多いのですが一生懸命頑張ります。
――好評放送中のアニメも、中盤に差しかかりますね! 見どころや今後の展開について教えてください。
石原:登場人物1人1人のバックボーンや葛藤などが毎回描かれていて、正直何話から見てもおもしろいと思います。人間ドラマがしっかり描かれているので、感情移入しやすいですよ! ぜひ最初から最後まで見てください!!
溝口:壮馬演じる奏が起こす化学反応が、アニメ版『ドリフェス!』の大きな魅力の1つです。奏本人が意識していなくても彼がすべての中心になっていて、1人の人間の可能性の大きさが描かれていきます。そのあたりにも注目していただけたらうれしいです。
――KUROFUNEの登場シーンが気になっている人も多いと思いますが、収録してみていかがでしたか?
戸谷:いままでの話でみんなが積み上げてきたものを、いい意味で1回大きく壊すような内容になります。とにかくすごくインパクトがあるんじゃないかな。アニメ版『ドリフェス!』のターニングポイントになると思います。
富田:間違いないです。やられた……! って思いました(笑)。
太田:KUROFUNEの登場回から、さらにギアがガツンと入った内容になっていきます。クライマックスに向けて、展開もどんどん熱くなりますね。KUROFUNEの襲来によって動き出す物語、そしてまだグループになっていない僕たちがどうやって5人組のDearDreamになるかが見どころです。
――『ドリフェス!』は、アイドルたちがファンのエールをドリカで受け取って衣装チェンジするシーンが特徴です。アニメではドリカがかなりのスピードで飛んできてビックリしました(笑)。
株元:アニメでは奏が150キロで飛んでくるドリカを受け取る練習をしてたよね(笑)。
溝口:10月1日にDearDreamの2ndシングルリリースイベントをやったのですが、そのときのお客さんの声援はアニメの表現に近いものがありました。
正木:リハーサルをしているときは平気だったのに、本番では酸素が足りなくなるくらいの圧を感じました。みなさんの強い想いが伝わってきました。
溝口:体感的には130キロぐらいだったかもしれません(笑)。僕らがもっと上に進まないと剛速球の想いは来ないと思うので、さらに上を目指さないといけませんね!
石原:そのためには僕たちが一方的にやっているだけではダメだと思うんです。お客さんが僕たちのことをもっと身近に感じられるように、距離を縮めていきたいですね。
太田:みんなで作るライブっていう感じにしたいね!
――アプリやアニメで『ドリフェス!』からさまざまな楽曲が発表されてきました。そのなかでも、1番のオススメを教えてください。
富田:やっぱり「グローリーストーリー」かな。1stミニアルバムにも入っているので、ぜひ聴いてみてください!
正木:僕は「Dream Greeting!」です。DearDreamとして5人で一緒に歌った一番最初の曲なので、原点のような曲だなと思っています。
溝口:僕が演じている及川慎としても思い入れが強い「2032」を推していきます! アニメの2話や3話と合わせて楽しんでほしいです。
太田:アニメのオープニングテーマの「PLEASURE FLAG」がいいと思う。途中にラップが入ってきたり、いろいろな音が詰め込まれた1曲です。ド直球にカッコイイ曲です!!
石原:僕はアプリで公開された「SAKURA LETTER」かな。DearDreamの曲はポップなイメージが強いと思うのですが、この曲は切ない雰囲気もただようバラードになっているです。オススメですよ!
戸谷:KUROFUNEはまだ曲数が少ないのですが、一番のオススメはデビューシングルの表題曲にもなっている「ARRIVAL ‐KUROFUNE Sail Away-」です。曲のタイトルにグループ名が入っているって、なかなかのことじゃないですか?(笑)ぜひ、この曲をKUROFUNEの代表曲にしたいです。
株元:KUROFUNEならシングルに収録される「シナリオ」、DearDreamだと「MAY BE, LADY!」が好きです。
――それでは最後に、ファンのみなさまへメッセージをお願いします。
正木:ファンミーティングから始まり、2ndシングル発売時にはリリースイベントの開催と、いろいろなことを経験させていただきました。その1つ1つの経験を自分やチームの力にして、来てくださった方々を1人残らずハッピーな気持ちにしたいです! これからも『ドリフェス!』やDearDreamと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。
太田:5月から始まったアプリも始動から半年が経ちました。9月からKUROFUNEも登場し、さらに9月からはアニメの放送も始まりました。『ドリフェス!』のプロジェクトが今、いろいろなところで動き出しています。次にライブをやるときは、僕たちDearDreamを昔から知っている人もアニメから知ってくださった方も、すべての人が一緒に満喫できる時間にしたいです。ライブがないときは、ぜひアニメやアプリで『ドリフェス!』を楽しんでください! ステキなキャラクターたちとともにがんばります!!
富田:全国で誰もが気軽に楽しめる機会があるコンテンツは、なかなかないと思います。お客さんと直接触れ合えるライブが、今後全国で開催できるようにがんばります! そして少しでもDearDreamer(編集部注:“ディアドリーマー”とは、5人が命名したDearDreamのファンの呼び方)を増やし、みんなで一緒にピースな世界を作りたいです!!
溝口:半年間さまざまな展開をさせていただいて、ようやくパズルのピースが集まってきたなと実感しています。1つ1つのピースで何を作り上げられるかは、僕らDearDreamにもわかりませんが、そこにはやりがいや可能性しか感じません。これからも僕たちは必死にあがきますし、さらに大きなステージに進めるようにがんばりますので期待して待っていてください。
石原:1つ1つのコンテンツを充実させて、僕たちが担当している二次元のキャラクターがもっと多くの人に愛してもらえるように目指します。メンバーが一丸となってがんばっていきますので、『ドリフェス!』をよろしくお願いします!
戸谷:DearDreamとKUROFUNEはライバルという設定ですが、力を合わせてお互いにないものを補い合っていけば、必ず何かが見えると思っています。『ドリフェス!』は“2.5次元アイドル応援プロジェクト”です。近いうちに即位できるようにKUROFUNEもがんばりますので、これからも応援お願いします!
株元:DearDreamとKUROFUNEという分け方もいいのですが、元をたどれば『ドリフェス!』という1つのプロジェクトなので、ぜひ『ドリフェス!』自体を楽しんでいただけたらうれしいです。どちらのユニットも、それぞれのよさを出したパフォーマンスで魅せます! メンバーみんなとお客さんで一緒になって盛り上がれたら、最高の場になると思いますので、ぜひDearDreamとKUROFUNEのどちらも応援よろしくお願いします。
電撃Girl’sStyle12月号(11月10日発売)では『ドリフェス!』の最新情報のほか、DearDream×KUROFUNEスペシャルインタビューをお届け!! 2ユニットの最新CDの話をはじめ、さまざまな質問に答えていただきました。ぜひそちらもチェックしてみてください!
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