2016年11月17日(木)
サイゲームスがサービス中のiOS/Android/PC用RPG『グランブルーファンタジー』の公式サイトで、“ゲーム全体のバランス調整”について発表されました。
公式サイトで公開されたのは、11月24日実施予定の“ゲーム全体のバランス調整”について。
ディレクターである福原哲也氏のコメントによると、“今回の調整に関しては木村と相談を重ねた結果、既存コンテンツのあり方そのものを変えるようなものなど、これまでなかったようなアップデートを行うことになりました”とのこと。
ここでは、特に注目したい調整点について紹介していきます。
毎日3回行われる時限クエスト“エンジェル・ヘイロー”がいつでも挑戦できるようになるところに注目。メインクエスト“第40章”まで未クリアの場合は消費AP0なところも始めたばかりの人はうれしい調整ですね。
メインクエストの消費APの緩和 | “第40章”までのメインクエストが、未クリアの場合の消費APが0になります。 |
メインクエストの一部バトルのエリクシール制限の撤廃 | “第61章”“第62章”“第63章”における一部のバトルでのエリクシール使用制限が撤廃されます。 |
時限クエストの廃止 | “エンジェル・ヘイロー”がいつでも挑戦可能になります。ゲームを始めたばかりのプレイヤーの方が、わかりやすく、かつ簡単に強化素材を入手できる手段になるよう、より多くのエンジェル武器が手に入るようドロップ率も調整が行われるとのこと。また、公式Twitterでの時間帯告知の際に★がついていた”特別なエンジェル・ヘイロー”は、難易度“EXTREME”としてこちらも常時挑戦可能に。難易度表記の変更に合わせ、敵の強さの調整も行われます。 |
SSRリリィのサポートアビリティ“神鳥討伐の策III”が、バトルメンバーの種族数に応じて自分の攻撃力UPする新アビリティ“氷晶宮の特使”に変更されるようです。また、別キャラの神鳥討伐の策が変更されているところにも注目。
他にも、SSRヴィーラの“シュヴァリエ・マージ”をはじめ多数のアビリティが上方修正されるようです。
リリィ(SSレア) | サポートアビリティ“神鳥討伐の策III”が新たなアビリティ“氷晶宮の特使(効果:バトルメンバーの種族数に応じて自分の攻撃力UP)”に変更となります。 |
テレーズ(水属性・Sレア) | サポートアビリティ“神鳥討伐の策II”が新たなアビリティ“二面性(効果:自分のHPが少ないほど攻撃力UP)”に変更となります |
マイシェラ | サポートアビリティ“神鳥討伐の策II”が新たなアビリティ“美の探求(効果:弱体成功率UP)”に変更となります |
リチャード | サポートアビリティ“神鳥討伐の策I”が新たなアビリティ“デスティニードロー(効果:ごく稀にクリティカルでダメージ特大UP)”に変更となります |
アリーザ(SSレア) | “重ね陽炎”のカウンターダメージが引き上げられます。“鳴神”のダメージが引き上げられます。奥義の追加効果として“クリティカル確率UP”が付与されるようになります。 |
ジャミル | “ハイド”の敵対心なすりつけの効果が引き上げられます。 |
ラグナ | サポートアビリティ“ウォーマーの記憶”の効果が被ダメージでも1ターン分上昇するようになります。 |
ロザミア(SSレア) | “仮面の呪い”効果時に、奥義に追加ダメージが発生するようになります。奥義の追加効果として“仮面の呪い”が付与されるようになります。 |
ヴィーラ(SSレア・最終上限解放後) | “シュヴァリエ・マージ”使用時に消費する奥義ゲージが50%に軽減されます。 |
ジークフリート(SSレア・最終上限解放後) | “マニガンス++”の攻撃力UP効果が引き上げられます。奥義の追加ダメージが敵がブレイク状態でなくとも発生するようになります。奥義の追加ダメージエフェクトが新しくなります。 |
ウーノ | “螺旋回鉾”のダメージが引き上げられます。“刹那の閃き”のカウンターダメージが引き上げられます。 |
カトル | “シュリーヴァトサ”に3倍ダメージ(2回ヒット)が追加されます。“シュリーヴァトサ”のエフェクトが新しくなります。“カルネージ”の“敵に水属性ダメージ”が“ターゲットにかかわらず4回単体ダメージ”に置き換えられます。また、これにあたり1ヒットあたりのダメージ量が引き下げられます(総ダメージ量は高くなります)。“カルネージ”のグラビティ効果の対象が敵全体になり、エフェクトが新しくなります。 |
カグヤの加護に“アイテムドロップ率20%UP”が追加されるところに注目です。また、火カツオことセスランスの加護がMAX上限解放で80%スタートになるようです。
カグヤ | 加護に“アイテムドロップ率20%UP”が追加されます(MAX上限解放で25%に強化)。 |
セスランス | 加護の“火属性攻撃力UP”が60%からスタートし、毎ターン2%ずつ上昇するようになります(上限は100%)。MAX上限解放で80%スタート、上限120%となります。 |
バトル調整では、武器スキル“霧氷の渾身”の効果が引き下げられるところや“神鳥討伐の策”が別のスキルに変更されているところに注目です。
また、“アニマ”や“マグナアニマ”のドロップ率が引き上げられるようです。
敵の被ダメージ減衰の実装 | 闇属性SSレアのサルナーンのアビリティなどで、特定条件下で一撃で極めて高いダメージを出すことができますが、今後登場するコンテンツや現在のエンドコンテンツへの影響を鑑みて、敵が一度に受けるダメージに新たな減衰制限を設けます。通常の遊び方では出せない1,000万に迫るような大ダメージに対して適用するため、現状は限定的な状況でのみ影響を受ける形となります。 |
武器スキル“神鳥討伐の策”の調整 | 以下の武器が有するスキル“神鳥討伐の策”が別のスキルに変更となります。氷晶杖は“水の攻刃”。タンザナイトソードは“水の二手”。森精の杖は“水の治癒”。セルフディフェンサーは“水の技巧”。 |
武器スキル“渾身”の調整 | イベント“フェンリル討滅戦”で入手できるSSレア武器“フィンブル”の持つ武器スキル“霧氷の渾身”による攻撃力の上昇効果を引き下げます。“背水”など、他の条件つきのものと比較して、最大効果を発揮する難易度、そしてその効果の伸び率において、他の武器を圧倒する性能を誇り、今後のイベントやコンテンツ追加に影響を及ぼしかねないと判断し、今回調整を決断したとのこと。 |
“ホワイトラビット”の入手難易度の緩和 | 特定のクエストで出現する敵“ホワイトラビット”がドロップする召喚石“ホワイトラビット”、および、トレジャー“ハピネスキャロット”の出現確率が大幅に引き上げられます。また、“ホワイトラビット”はレアモンスター扱いとなり、召喚石“シルフィードベル”の影響を受けるようになります。 |
MISS表示の拡張 | “回避率”により、敵の攻撃・特殊技の回避に成功した場合、これまで“MISS”と表示されていましたが“DODGE”と表示されるようになります。 |
マルチバトル・共闘クエストでのスキン表示設定 | 他プレイヤーの表示に関して、マルチバトルおよび共闘クエスト内での、スキン設定のON/OFFが設定できるようになります。 |
一部マルチバトルのドロップ率調整 | 各島に存在するマルチバトルにおける“アニマ”“マグナアニマ”のドロップ率を引き上げます。対象となるマルチバトルは以下となります。“ティアマト討伐戦”、“ティアマト討伐戦 HARD”、“コロッサス討伐戦”、“コロッサス討伐戦 HARD”、“リヴァイアサン討伐戦”、“リヴァイアサン討伐戦 HARD”、“ユグドラシル討伐戦”、“ユグドラシル討伐戦 HARD”、“アドウェルサ討伐戦”、“アドウェルサ討伐戦 HARD”、“セレスト討伐戦”、“セレスト討伐戦 HARD”。 |
一部エフェクトのリニューアル | 6月のアップデートで行い好評だった“リリース初期から存在する使い回しが多いエフェクトのリニューアル”の第2弾となります。また、あわせてステータス効果で重複した絵柄のアイコンなども一部調整が入ります。 |
マグナアニマ”の1日あたりの交換可能個数が3個から1個になります。マグナアニマに関しては、バトルよりもカジノで手に入れた方が楽という状況を是正したいとのことで、前述されていた“一部マルチバトルのドロップ率の調整”とあわせての在庫調整になるとのこと。
メダルのルピ購入額の引き下げ | 現在はメダル1枚あたり20ルピで購入できますが、メダル10枚あたり20ルピに変更します。 |
メダルの購入制限の緩和 | 現在はメダルを1日10,000枚までルピで購入できますが、この上限を50,000枚に引き上げます。 |
エリクシールハーフ | 3000枚→1500枚 |
ソウルシード | 1000枚→500枚 |
ティアマトのマグナアニマ | 15000枚→5000枚 |
コロッサスのマグナアニマ | 15000枚→5000枚 |
リヴァイアサンのマグナアニマ | 15000枚→5000枚 |
ユグドラシルのマグナアニマ | 15000枚→5000枚 |
シュヴァリエのマグナアニマ | 20000枚→10000枚 |
セレストのマグナアニマ | 20000枚 →10000枚 |
“救国の忠騎士”が、ゲーム内お知らせのイベントスケジュールで“復刻・リニューアル”と記載されていることについて説明がありました。
これは毎月末に開催している“シナリオイベント”を復刻用に作り直したものとのことで、大きな変更は、マルチバトルがなくなり、ボスバトルが“エクストラクエスト”に集約され、討滅戦に近い形式になったとのこと。
従来、シナリオイベントを復刻する際のネックは開発作業の手間だったとのことですが、“救国の忠騎士”では仕組みからUI、データ構造まですべて作り直したことにより、今後は過去のシナリオイベントの復刻に対応しやすくなったとのこと。
今月は“救国の忠騎士”と“亡国の四騎士”を復刻し、来月には“自由をその手に”を開催予定とのこと。
▲UIも一新されます。復刻の際は新たに描き下ろしのTOP絵を公開していくとのことです。 |
現在、好きなSSレア武器の上限解放を行うことができるアイテム“ダマスカス鋼”はムーン交換でしか得ることができませんが、今後はショップで特定のトレジャーを集めることで“ダマスカス鋼”と交換できるようになります。ヒヒイロカネに対するクロム鋼と同じ感じとのこと。
そのトレジャーとなる“ダマスカス骸晶”は、“救国の忠騎士”などの今後の復刻イベント、または毎月末開催のシナリオイベントの報酬として、イベントごとに最大3個入手できるそうです。
“ダマスカス骸晶”を一定数集めることで“ダマスカス鋼”と交換ができる他、それらのイベントで出現する難易度HELLのボスが“ダマスカス磁性粒子”というトレジャーを低確率でドロップするようになります。これを3つ集めることで、“ダマスカス骸晶”に交換できます。
なお、そのかわりに復刻・シナリオイベントのボスからは“ヒヒイロカネ”がドロップしなくなります。“ダマスカス磁性粒子”に置き換わる形ですが、ドロップ率自体は引き上げられるそうです。
3周年アップデートへ向けた動きもありますが、その前にもさまざまな便利機能の実装を予定しているとのこと。年内にはアドベンチャーパートのスキップ機能なども予定しているそうです。
※画像は公式サイトをキャプチャーしたもの。
(C)Cygames, Inc.
データ