やはりセフィロスは強かった! 『ディシディアFF』大規模アップデート後の感触をレポート!!
電撃アーケードゲーム編集部がお届けする、現在絶賛稼働中のアーケード版『ディシディア ファイナルファンタジー(以下、ディシディアFF)』の特別企画。今回は、11月24日アップデート後のプレイレポートをお届けしていきます。
祝・『ディシディアFF』1周年! スズタクは今、猛烈に感動しております! 11月23日にリアル勢力戦イベント“ヴァリアントストライク”、24日に大規模アップデート、そして26・27日に交流イベント“GAME CENTER SQEX”が行われるなど、先週は1周年にふさわしい盛りだくさんの日々でしたね。
稼動開始からちょうど季節が一巡するまでこの作品にかかわってきましたが、率直なところ幸せな時間だったと言うほかありません。ゲーム自体のおもしろさはもちろん、ユーザーさんとの生身の交流も経験できたのが大きな財産ですね。みなさん、2年目もどうぞいっちょよろしく!
▲丸1年遊んできましたが、まだまだ全然飽きる気配がありません。『ディシディアFF』最高! |
と、そんな1周年コメントを述べたところで、今回はアップデート後のプレイレポートとなります。11月24日のアップデートで先行解放されたセフィロスを中心にしつつ、マイキャラのバッツについても書いていこうと思います。
▲セフィロス先行解放のカギとなった神々の闘争 第3節は、所属していたマーテリア陣営が見事勝ちました。ドヤ顔マーテリアさん(笑)。 |
他を圧倒する攻撃範囲を備えたセフィロス
アップデート初日にがっつりセフィロスを使ってみましたが、特筆すべきはやはり攻撃範囲の広さ。主力技の“動地”“震天”は未ヒットでもコンボを続けられるので、最終段まで含めた攻撃範囲は圧倒的です。“一陣”は発生が遅めなものの、突進距離がとても長いので不意をついた攻撃に最適。攻撃範囲が広めなのはヘヴィタイプの特長ですが、セフィロスはそのなかでも頭1つ抜けてる印象があります。
“シャドウフレア”と“残心”も使いやすく、前者はとくにアレクサンドリア城下町での開幕戦、後者はカットや後スキ狙いで役立ちます。ただし、“残心”は一度攻撃を始めると途中で止められない点に注意ですね。
▲とりあえずダッシュで近づいて“震天”を繰り出すだけでも、セフィロスを動かす気持ちよさが感じられるかと! |
ダッシュブレイブ攻撃は、PSP版ユーザーにとってなじみ深い“天照”と“獄門”を使い分けられます。後述する固有システムを利用すると、“天照”がローリスクハイリターンの強力な技に進化しますね。また、“獄門”は召喚コアの破壊に向いているので、チャンスがあれば狙っていきたいところ。
▲“獄門”でコアを壊すときは、衝撃波が発生するボタン長押し版を使うべし! |
セフィロスの専用EXスキル“ジェノバ”(自分中心の範囲内にいる敵の移動速度ダウン)は、予想していたとおり強力でした(笑)。使いどころとしては、召喚後に攻勢に出たいときやHPの少ない相手を追うときでしょうか。一度、敵のセフィロスに“ジェノバ”と“スタミナブレイク”を重ねがけされて痛い目にあったので、この組み合わせも効果的だと思います。
▲俗に言うラスキル対象を追う場面では、“ジェノバ”が大活躍します。 |
プレイヤーの腕が試されるジャストキャンセルダッシュ!!
セフィロス固有の能力であるジャストキャンセルダッシュ(JCD)。一部の攻撃の終わり際にタイミングよくボタンを押すと、ダッシュ開始時の溜めをなくして移動ができるという驚きの能力です。ヘヴィタイプといえば、攻撃の終わり際にサーチ技などを差し込めることが一般でしたが、セフィロスはその既成概念を壊して全プレイヤーに衝撃を与えました。
そんなJCDですが、ハッキリ言って難易度は高いです! ミッションで練習すると“動地”“震天”“一陣”はそこそこ成功するのですが、肝心の実戦ではなかなか安定せず……。“天照”と“獄門”はさらにJCDの難易度が上がり、長押し版“獄門”にいたってはまだ1回も成功できてません(汗)。
▲JCDに成功すると身体が光ります。あと、プレイヤーのテンションが上がります! |
基本的にはどの技も最終段が当たる瞬間に(長押し版“獄門”は着地後ワンテンポ置いて)ダッシュ入力するイメージですが、人によってタイミングの感覚は異なるかもしれません。JCDはその難易度に見合うだけの価値があり、使いこなせば戦場をビュンビュン動き回れて気持ちいいですね。
70戦ほどセフィロスを使用したうえでの感想ですが、勝ち抜くためにはJCDをある程度使いこなすことが必要かなと。その理由の大半は、一部のHP攻撃がJCDを利用しないと壁激突からつなげられないからですね。比較的コツをつかみやすい“動地”“震天”“一陣”は、安定してJCDできるようにしたいものです。
▲致死ブレイブを持ったときに、壁激突からJCDできなかったときの絶望感たるや……。 |
HP攻撃は“閃光”か“八刀一閃”がオススメ!
セフィロスの4つのHP攻撃をひととおり触ってみたところ、安定性重視なら“八刀一閃”、腕に自信があるなら“閃光”がよさそうだと感じました。“八刀一閃”はJCDなしでも壁激突からつなげられるほか、攻撃中によく動くのでカット耐性が高めなのが魅力ですね。“閃光”はJCDを利用しないと壁激突からつなげられませんが、主に相手の飛び道具をカウンターの餌食にできるのが強みです!
▲壁激突から安定してHP攻撃を決めたいなら“八刀一閃”で決まり。唯一の難点は、C.LV10で修得することでしょうか。 |
持ちキャラのバッツはコンセプトがより際立ったキャラに!?
今回の大規模アップデート、新キャラのセフィロスだけでなく持ちキャラのバッツにももちろん注目していました! 調整によって主力技の“魔法剣士”がマスターしにくくなったのは大きな痛手ですが、どの技も性能はほぼ据え置きなので、今までと同じ操作感で戦えるのはありがたいですね。
そして、一番大きな調整は“幸運のお守り”の効果が自分にもおよぶようになったこと。バッツ自身にもバフが与えられるようになって初めて気づきましたが、思った以上に“幸運のお守り”の効果って体感できます(とくに移動速度)。今回の調整によって、“さまざまな技をマスターしてドンドン強くなっていく”というバッツのコンセプトがより際立ったと個人的には思っています。
▲技をマスターすればするほど自身に恩恵が返ってくるのが楽しい♪ |
いつからかHP攻撃は“踊り子”一択で戦うようになった僕のバッツですが、少し前からまた“風水士”を使い出しました。次元の狭間 ラストフロアやアレクサンドリア城下町などの狭いステージでは、“じしん”も“かまいたち”も思った以上に機能します。“風水士”から離れて久しいバッツ使いは、ぜひ試してみてください(笑)。
また、現環境ではジタンの“タイダルフレイム”が流行っているので、抑止力の1つとして“ナイト”を使うのもありな気がしています。カウンター系のHP攻撃は扱いが難しいですが、敵のHP攻撃に対してカウンターできるのは“ナイト”だけの個性なので、強みを生かしてがんばってみたいです!
▲マスター版“風水士”の“じしん”は射程も持続も優秀。マスターできれば、狭いステージではとても強いです! |
電撃オンラインでは、今後も『ディシディアFF』の情報を発信予定です。プレイレポートや番組情報など、さまざまな記事をお届けしますので、どうぞお楽しみに!
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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
データ
- ▼『ディシディア ファイナルファンタジー』
- ■メーカー:スクウェア・エニックス
- ■ジャンル:オンライン・パーティ対戦型アクション
- ■稼働日:2015年11月26日
- ■プレイ人数:1~6人