シティコネクション主催によるジャレコの作品資料などを展示するイベント“ジャレコ展”が12月10日~11日に開催されています。場所は東京・秋葉原の秋葉原神社4Fコミュニティスペース。開場時間は11時~17時で、入場料はかかりません。
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▲会場となっているのは秋葉原神社の4Fにあるコミュニティスペース。
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社名がシティコネクションで、同社が持つレトロゲームサントラレーベルがクラリスディスク。ジャレコ好きが高じてジャレコ展を開催したようにも思えるかもしれませんが、実は今ジャレコの版権を管理しているのはこのシティコネクションなのです。
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▲ジャレコの歴史も年表でわかるようになっています。
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ここで展示されている資料の数々は、ジャレコ版権を受け取った際に出てきた膨大な資料の中から一部となっています。ジャレコと言えば1980年代から90年代前半に遊んだタイトルがある人も多いのではないのでしょうか。
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▲各作品の宣伝用チラシなどがファイルに収められて展示されています。
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▲『スーチーパイ』シリーズあたりは今でも知っている人は多いですよね。
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『忍者くん』(ファミコン版)、『燃えろ!! プロ野球』、『忍者じゃじゃ丸くん』、そして『シティコネクション』……これらはあくまで有名どころですが、その他にもマニアックなアーケードタイトルの開発資料、イメージビジュアル、当時のチラシなどが会場内に多数展示されており、自由に見ることができます。
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▲物販コーナーでは展示されていたイメージビジュアルやチラシを使ったポストカードなども販売されています。
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▲今思うと「これは大丈夫だったのか?」と思えるSFCのベルトスクロールアクション『ラッシング・ビート』のイメージビジュアル。
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▲『モモコ120%』のドット絵資料。
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▲未発売のアーケード作品『キメラビースト』をプレイアブル展示。
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▲同じく未発売のファミコン作品『ソルダム』。
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まだパソコンも一般的ではなかった時代に、当時の開発陣がどのように企画書や仕様書などを書いていたのか、今では想像もできない状況を垣間見ることができます。なお、ここで紹介したものは展示のほんの一部。会場ではこの10倍くらいは展示されていますので、ご期待ください。
また、12月11日には、広報を務めていた菊地名人のトークステージが14時より行われます。各メーカーの広報さんが名人として存在していた1980年代後半の懐かしトークに期待ですね。
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▲トークステージは来場者のごく近くに設置されています。
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(C)CLARICE GAMES