News

2016年12月29日(木)

サンバルカンの主題歌でよみがえる幼稚園の思い出。『スーパー戦隊LW』レビュー

文:そみん

 多くの男の子が通ってきたであろう、ゴレンジャーやジェットマン、ゴーカイジャーといったスーパー戦隊の道。自分もそんな男の1人です。

 ヒーローたちのまっすぐな心や熱いバトルに魅せられて、正義や友情など、いろいろなことを学んできました。最近も日曜朝に第40作目の記念作品『動物戦隊ジュウオウジャー』を見ているから、いまだにリアルタイムで学び続けている部分もありますけど。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 そんな自分が皆さんにおすすめしたいのが、バンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android用アプリ『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』です!

 本作は、ゴレンジャーからジュウオウジャーまで、『スーパー戦隊』シリーズ40作品の歴代ヒーローたちが登場するクロスオーバーアクションRPGです。ざっくりと説明すると、お気に入りの戦隊ヒーローでパーティー(デッキ)を組んで戦うゲームですね。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 正直なところ、いろいろな思い出補正によって評価が変わるゲームだと思いますが、自分のようにハマる人も多いはず! そんな本作の見どころを紹介していきます!!

●動画:『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』第1弾PV

 ちなみに年末年始は、ログインボーナスでジュウオウジャーのHEROやRAREのVカードをもらえたり、過去のVS戦士イベントが一挙に復刻していたりと、とってもお得なイベントが目白押し。今が遊び始めるチャンスなので、お見逃しなく!

【『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』注目記事】

オレの人生とスーパー戦隊の歴史

 まずは自己紹介を兼ねて、筆者とスーパー戦隊の歴史を年表的な形でお見せしましょう。

放送開始年 そみんの年齢 作品名
1975年 秘密戦隊ゴレンジャー
1977年 1歳 ジャッカー電撃隊
1979年 3歳 バトルフィーバーJ
1980年 4歳 電子戦隊デンジマン
1981年 5歳(幼稚園・年中) 太陽戦隊サンバルカン
1982年 6歳(幼稚園・年長) 大戦隊ゴーグルファイブ
1983年 7歳(小学1年生) 科学戦隊ダイナマン
1984年 8歳(小学2年生) 超電子バイオマン
1985年 9歳(小学3年生) 電撃戦隊チェンジマン
1986年 10歳(小学4年生) 超新星フラッシュマン
1987年 11歳(小学5年生) 光戦隊マスクマン
1988年 12歳(小学6年生) 超獣戦隊ライブマン
1989年 13歳(中学1年生) 高速戦隊ターボレンジャー
1990年 14歳(中学2年生) 地球戦隊ファイブマン
1991年 15歳(中学3年生) 鳥人戦隊ジェットマン
1992年 16歳(高校1年生) 恐竜戦隊ジュウレンジャー
1993年 17歳(高校2年生) 五星戦隊ダイレンジャー
1994年 18歳(高校3年生) 忍者戦隊カクレンジャー
1995年 19歳(大学1年生) 超力戦隊オーレンジャー
1996年 20歳(大学2年生) 激走戦隊カーレンジャー
1997年 21歳(大学3年生) 電磁戦隊メガレンジャー
1998年 22歳(大学4年生) 星獣戦隊ギンガマン
1999年 23歳(大学5年生) 救急戦隊ゴーゴーファイブ
2000年 24歳(大学6年生) 未来戦隊タイムレンジャー
2001年 25歳(大学7年生) 百獣戦隊ガオレンジャー
2002年 26歳(大学8年生) 忍風戦隊ハリケンジャー
2003年 27歳 爆竜戦隊アバレンジャー
2004年 28歳 特捜戦隊デカレンジャー
2005年 29歳 魔法戦隊マジレンジャー
2006年 30歳 轟轟戦隊ボウケンジャー
2007年 31歳 獣拳戦隊ゲキレンジャー
2008年 32歳 炎神戦隊ゴーオンジャー
2009年 33歳 侍戦隊シンケンジャー
2010年 34歳 天装戦隊ゴセイジャー
2011年 35歳 海賊戦隊ゴーカイジャー
2012年 36歳 特命戦隊ゴーバスターズ
2013年 37歳 獣電戦隊キョウリュウジャー
2014年 38歳 烈車戦隊トッキュウジャー
2015年 39歳 手裏剣戦隊ニンニンジャー
2016年 40歳 動物戦隊ジュウオウジャー

 自分が生まれたのは1976年(昭和51年)で、物心がついた時にデンジマンを見ていた記憶があります。当時はけっこう夕方や朝にテレビで再放送されていたこともあって、幼稚園のころにゴレンジャーやバトルフィーバーJにもハマった覚えがありますね。

 とはいえ、なんとっても思い出深いのはサンバルカン! これ、幼稚園のころにサンタさんにお願いして、クリスマスプレゼントにおもちゃをもらったんですよ。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 どうせなら巨大ロボのサンバルカンロボをもらえばよかったと思うのですが、当時の自分は乗り物的なものへの興味が強かったようで、巨大母艦のジャガーバルカンのおもちゃをもらいました(笑)。

 でも、これ、でかくてギミック満載で、本当にかっこよかったんですよ! 母艦といっても、動物のようなフォルムで歯も生えています。ミサイルも飛ばせたし、目の開閉ギミックもあったし、カタパルトからのロボ射出もできたし!!

 もう30年以上も前の話なのに、当時住んでいた家の間取りや、近くの公園の砂場でなくしたおもちゃのことまで思い出しちゃったりして、人間の記憶って不思議ですよね……。

 こうして振り返ってみると、自分は小学5年生のマスクマンのころまではリアルタイムでスーパー戦隊を見ていたようです。まあ、ジェットマンとかガオレンジャーとか、その後もいくつかの作品は追っていましたが、中学生のころに一度卒業した流れですね。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 その後、なぜ自分がまたスーパー戦隊を日朝に楽しむようになったのかはよく覚えていませんが、ゲキレンジャーあたりで復帰して、ゴーカイジャーでがっつりとまたスーパー戦隊のファンになりました。

 ゴーカイジャーについて語ると長くなるので自重しますが、ヒーローなのに“海賊”というちょっとアウトローなかっこよさ、レンジャーキーの力でレジェンド(ゴレンジャーとかシンケンジャーとか)の力を借りるという熱い設定など、何もかもがツボでした!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 キャプテン・マーベラスの「派手に行くぜ!」の決めゼリフは、いつ聞いてもしびれますね!

 そんなゴーカイジャーが、現在放送中のジュウオウジャーにゲスト出演した時(『スーパー戦隊』シリーズ放送2000回記念の回!)の感動といったら!!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 ……とまあ、そろそろゲームの話に戻らないといけませんね。ともあれ、そんな自分にとって『スーパー戦隊』シリーズの歴代ヒーローたちが登場する『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』は、ある意味で約束された神ゲーだったわけです。

主題歌を聞きながら遊べる!

 何から紹介しようかと悩みましたが、やはり個人的に最大のハマリポイントから語ることにします。それはズバリ、原作の主題歌をヴォーカル入りで楽しめることです!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 いきなり音楽推しをするのはどうかと思いました。でも、『スーパー戦隊』シリーズの魅力のなかでも、主題歌が占めるウェイトって大きいと思うんですよ。

 イントロを聞くだけで熱くなり、歌詞が脳内で再生されていく感覚。アニメや特撮の主題歌ではそういう現象が多々ありますが、とりわけ『スーパー戦隊』シリーズの主題歌はヤバイ!

 35年以上前のサンバルカンとかゴレンジャーとか、いまだに普通に覚えてますからね。もちろん、CDやDVDで何度も聞いたり、カラオケで熱唱したりして記憶が強化されている部分もありつつ、それでも子どものころに覚えた歌って忘れないものじゃないですか。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 通勤中とか仕事中とか、オートバトルで戦いながらイヤホンをつけて、隙あらばいつでも主題歌を楽しみまくっているのは、僕だけでしょうか?

 まだゲームに登場していない作品もありますが、堅実なペースで追加されていっているので、もう少しすれば全作品が登場して全曲が楽しめるようになると思っています。

 ちなみに楽曲はフルサイズではなくTVサイズで、一部ゲーム用の調整が行われています。基本的にループ演出となるので、曲の開始位置は少し調整がされている印象。

 余談ですが、一部の楽曲の開始位置にちょっと不満があったのですが、アップデートの際に調整されたという例もあります。そういう細かいところまで、ちゃんと対応をしてくれるのは、ファンにとってはうれしい限りですね!

ストーリーはオリジナル。バトル時のキャラクター演出なども及第点

 ストーリーやバトル中のキャラクターは3Dモデルで表現されており、なかなかよくできています。細かい技のモーションや武器のグラフィックの再現度も高く、スマホアプリでこのレベルのものを楽しめるのはありがたい限りです。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 バトル中にヒーローを選ぶと、登場時にポーズを決めるのですが、当然ながらテレビで見たあのポーズです。なんというか、子どものころに真似をしたことを思い出しちゃいますね。

 いやもう、サンバルカンのイーグル→シャーク→パンサーのポーズを1人3役でこなしていたので、体が覚えちゃってまして……。威嚇するようなパンサーのポーズは、今でも好きです(笑)。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 3Dモデルのクオリティやモーションもさることながら、カードイラストも雰囲気が出ていて好きですね。ガオレンジャーのガオシルバーのように、漢字で“閃烈の銀狼”というキャッチコピーが書かれたものもあり、かっこいいです!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 ストーリーについてはまだ進行中ですが、レジェンダイヤを求めて地球にやって来た新たな闇の勢力と、ゴーカイジャーやジュウオウジャーたちの戦いが展開。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 倒したはずの怪人が復活したり、敵に操られたヒーローたちとの戦いがあったりと、王道的な物語が展開していますが、どうやら悪の組織のなかでもいろいろな思惑を持つ者がいるようで、一枚岩ではない模様。

 ゲームオリジナルのストーリーということで先が読めない部分もあり、今後の展開が楽しみです。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 余談ですが、メインストーリーのボス敵はなかなか強いことが多く、わりと歯ごたえがあるバトルを味わえます。コンティニューができないので、僅差で負けた時は特に悔しい……!

 必殺技を使う敵を優先してターゲッティングして倒していくのがポイントですが、ボス戦は複数の相手が必殺技を使えることも多く、油断すると一気に押し切られることも。このへんのバランスは、個人的には好きな歯ごたえですね。

バトルは戦隊単位で展開。意外とアクション要素が強くて、忙しくも楽しい仕組み

リアルタイムで展開するバトル。HPゲージはパーティ共有のものが存在

 本作のバトルはリアルタイムで展開し、基本的にはバトルエリアに登場させたヒーローが自動的に戦ってくれます。

 数ターンごとに特殊な攻撃を行う流れなので、あまり頻繁に入れ替えをしないほうが有利な部分もあります。

 勝利条件は敵を全滅させることで、敗北条件は主にデッキのHPがゼロになってしまうこと。たまに制限時間が設定されていることもありますが、基本的にはHPがなくなったら負けです。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
▲画面下のHPがデッキ全体のもの。その他、ヒーローごとにも緑色のHPバーがあります。

 ただ、HPには2種類あるのがポイント。1つは各ヒーローごとに設定されたもので、それがゼロになると、そのヒーローは戦闘不能になります。

 ただし、仮にバトルエリアにいるメンバー全員のHPがなくなっても、ゲームオーバーにはなりません。

 もう1つのHPはメンバー全体で共有するもので、各人がダメージを受けるとこのHPも同時に減っていき、これがゼロになるとゲームオーバーです。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
▲ヒーローを強化していくRPG的な楽しさもあります。

カードをフリックさせるとヒーローが登場。同じ戦隊や色でコンボが狙える

 バトルの基本操作は簡単で、カードを上にフリックさせてスーパー戦隊を登場させることが基本。すると、そのヒーローが敵を攻撃してくれます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 その際のポイントは2つ。1つは、最初に選んだヒーローが所属する戦隊がメイン戦隊となること。基本的にヒーローは登場時に攻撃をして離脱しますが、メイン戦隊はバトルエリアに残って攻撃を続けます。

 もう1つのポイントは、同じ戦隊、もしくは同じ色のヒーローは続けて登場させられる=コンボをつなげられること。これは複合した動きが可能で、ニンニンジャーのアカニンジャー→シロニンジャー→モモニンジャーと同じ戦隊で出した後に、同じ色であるゴレンジャーのモモレンジャーにつなげて、さらに同じ戦隊のキレンジャーにつなげる、もしくは同じ色のシンケンピンク(シンケンジャー)につなげることができます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 手持ちのカードは最大5枚なので、最大5コンボを狙えるわけですね(1人目が出た時点で1コンボとなり、2人目が出たら2コンボになる仕組みです)。

ヒーローを呼ぶためにはソウルが必要

 さて、ここで重要になるのが、ヒーローを登場させるためにはソウルが必要となること。基本的に1人を登場させるために4~8くらいが必要です。

 ソウルの総量はステージによって異なりますが、だいたい40です(イベント時、50の場合もあります)。「え? じゃあ、コスト8が5人いたらコスト40が必要ってことで、バランス的にきつくない?」と思っちゃいますよね。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 そのへんはうまくできていて、メイン戦隊をチェンジさせると、その時のソウル残量に基本値となる40とかが足されます。あくまで理論値ですが、基本値が40として、コスト4を登場させて残りが36、そこでメイン戦隊をチェンジさせると、36+40でソウル残量が76になるわけです。

 状況に応じてソウルを温存させていけば、いざという時に一気に攻められるわけですね!

メインメンバーがそろうと“名乗り”をあげてパワーアップ!

 メイン戦隊のヒーローはバトルエリアに残って戦い続けてくれるので、当然ながらメイン戦隊に所属するヒーローを登場させることがおすすめです。

 とはいえ、ヒーローのカードはデッキからランダムで配られるので、そうそううまくはいきません。メイン戦隊を全員そろえることはやや難しく、だいたい3~4人、流れが悪いと1~2人を呼んだ後に、あとに続かないこともあります……。

 そんなわけで全員そろえることは難しいのですが、ちゃんとメリットがあります! メインメンバー全員がそろうと“名乗り”をあげ、ヒーローがパワーアップ! さらに必殺技の使用に必要なV必殺ゲージも大幅にアップするのです。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 ちなみに、全員ではなく、“メインメンバーが全員”というのがポイント。例えばゴーカイジャーの場合、ゴーカイシルバーはサブ扱いで“名乗り”とは関係ありません。ゴーカイレッド、ゴーカイブルー、ゴーカイイエロー、ゴーカイグリーン、ゴーカイピンクの5人がそろった時点で“名乗り”が発生する仕組みです。

 “5人そろえればいい”というわけではないので、その点には注意しましょう。

 ん? なら、サンバルカンのようにメインメンバーの人数が少ない戦隊は“名乗り”が簡単じゃないかと思った人は鋭い! 実はその通りです。

 ハリケンジャーもレッド、ブルー、イエローの3人ですし、ゲキレンジャーもレッド、イエロー、ブルーの3人で“名乗り”をあげられます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 本作のデッキは20~30枚で組む必要があるので、メインメンバーが少ない戦隊を組み込んでデッキの回転率を上げることも有効です。ただ、枚数が少ないとデッキ自体のHPが少なくなって、やられやすくなるというデメリットもありますが……。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
▲デッキの枚数は戦術に大きく影響します。

そもそもメイン戦隊をチェンジさせる意味は?

 ここまでのバトルシステムを見ると、「強いメイン戦隊を出せば、あとはもう変更する必要がないんじゃないの?」と感じるかもしれませんが、それは誤解です。

 むしろ、実際にプレイする際には、いかにうまいタイミングでメイン戦隊を交代させるかが攻略のコツになります。

 そもそもメイン戦隊を変更する際には条件が必要です。それは画面右下の戦隊マークの近くに表示された黄色い戦隊チェンジゲージが満タンになっていること。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 このゲージは主に攻撃をすることでたまります。メイン戦隊以外の攻撃でもたまるので、早めに交代させたい時はどんどんソウルを使ってヒーローに攻撃させる流れですね。

 さて、メイン戦隊を交代させるメリットは主に2つで、1つは前述したようにソウルが回復すること。新しくヒーローを呼べるようになるので、攻撃の手数を増やせます。

 もう1つのメリットは、メイン戦隊のメンバーが登場するたびにデッキ全体のHPが回復すること。HPが少なくなった時は頻繁にメイン戦隊の交代を繰り返せば、かなりのHPを回復することができます。

 その他、当然ながらメイン戦隊のメンバーが全員やられてしまった時などは、急いで交代させないと不利になってしまいます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 ソウルの残量や戦隊チェンジゲージの管理を怠ると、メイン戦隊が全員やられたのに交代もできないし、ソウルもないから攻撃ができなくて戦隊チェンジゲージがたまらない……なんて負のスパイラルに陥ってしまうことも。

 戦隊チェンジはとても重要なシステムなので、早めに効率的な運用法を把握していくことが大事ですよ。

必殺技は諸刃の刃!? 任意で使えるスーパースキルも重要

 最後に、ある意味でヒーローの醍醐味ともいえる必殺技について紹介します。必殺技を使うためにはV必殺ゲージが必要で、これが100%の時に使えます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 通常は全員での総攻撃ですが、レジェンダイヤの中には必殺技を変更するものがあり、そういった必殺技はとても強力です!

 例としてジュウオウジャーの戦士が5人以上いる時に使えるジュウオウスラッシュは、敵全体に強力な攻撃が可能。しかも、バトル中に獲得したVバッジ数によって追加ダメージを与えられます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 ゴーカイジャーの戦士が5人以上いる時に使えるゴーカイガレオンバスターは、敵全体に大ダメージを与えるもので、さらに敵が1人の時は追加ダメージを与えられます。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 必殺技を使うと、戦闘不能のメンバーが復活するという特殊な効果もあって、非常に便利なのですが、実はとってもハイリスク!

 その使用後はどんどんとデッキのHPが減ってしまいます。その速さはかなりのもので、1分も放置するとゲームオーバーになってもおかしくないレベルのもの。

 そのため、基本的には必殺技を使った後は、メイン戦隊を交代して仕切り直すのがセオリーですね。

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
▲右側の赤ランプが点灯! HPがどんどん減っていきます。

 ちなみにV必殺ゲージにはもう1つ使い道があります。それは、一部のカードに備わったスーパースキルを使う際に必要となります。

 必殺技に比べると少し威力は落ちますが、敵や味方のステータスを変動させる効果のものが多いですし、スーパースキルはV必殺ゲージを50%しか使わないため、いざという時に役に立ちます!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 特に、ストーリー第三章のノーマルを35分以内にクリアするともらえる“HERO アオレンジャー”が使えるスーパースキルは、全体攻撃+味方全体の会心率アップという使い勝手がよいもの。ぜひ活用しましょう!

 最後に、少し見落としやすいところですが、スーパースキルを使ったヒーローもバトルエリアに残ります。メイン戦隊がゴレンジャーの時にアオレンジャーがスーパースキルを使えば、ちゃんとバトルエリアで戦い続けてくれるわけですね。

 ただし、スーパースキルをコンボに組み込むことはできないので、その点には注意が必要です。

オートバトルのように見えて、実はけっこう忙しい!

 そんなわけで、ソウルの残量や各種ゲージを管理しながらカードを上にフリックして、うまい頃合をはかってメイン戦隊をチェンジ!

 個人的に、スーパースキルを使う際はカードを右にフリックする操作なので、カードを上や右にフリックしながら戦う感覚がわりと好きです(笑)。

 リアルタイムのバトルがベースとなるので、ちょっと忙しい部分もありますが、アクションゲームのようにタイミングをはかって戦う感覚は本作ならではのもの。

 長々と説明をしたので難しく感じるかもしれませんが、実際に遊ぶとそんなに複雑ではないのでご安心ください!

遊び始めるなら、とにかく早く!

 いろいろと熱く語ってきましたが、実は懺悔があります。そんなに『スーパー戦隊』が好き好きと言いながら、実は自分は事前登録とかをしてなかったんですよね……。遊び始めたのは、実はわりと最近だったりします。

 そのせいで、初期に配布されたカード“ジュウオウザワールド”を持っていないんですよ。これはもう、とにかく悔しい!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 この悔しさを、同じ『スーパー戦隊』シリーズファンには味わってほしくありません。人によって本作が合う・合わないという話はあるかもしれませんが、基本無料ということで、ぜひ早めに遊んでみてほしいと思います。

 ちなみにちょっとしたアドバイスですが、ヒーローパワーを300までためると、バトル時にオートモードが追加されて、マナ稼ぎなどがしやすくなります。しかも、2倍速でさくさく遊べるように!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』

 ヒーローパワーは、ヒーローやレジェンダイヤを集めることでどんどんたまっていき、普通に遊べば1日くらいで300を突破できるはず。オートバトルが追加されると、さらに遊びやすくなるので、最初はその開放を目標にして遊ぶのがおすすめですよ!

『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』
▲各戦隊の基本的なカードは、ゲーム内通貨で購入できます。購入できる種類は、ヒーローパワーをためると増えていきます。

【『スーパー戦隊レジェンドウォーズ』注目記事】

(C) 石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映
(C) Marvel Characters Inc. All Rights Reserved
(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

データ

関連サイト