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2017-01-07 17:00

上村祐翔さん、梅原裕一郎さんらが熱演! 『声優男子ですが…?』から生まれたアニメのアフレコ現場レポ

文:ガルスタオンライン

 CS放送ファミリー劇場で放送中のバラエティ『声優男子ですが…?』で生み出されたオリジナルキャラクター『ななにんのあやかし』が12月よりショートアニメとなって配信中。声優の上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、河本啓佑さん、小林裕介さん、本城雄太郎さんが自分たちで考えたチビキャラの妖(あやかし)たちを熱演! アフレコ現場の模様をレポートしちゃいます♪

『ななにんのあやかし』アフレコ現場レポート&インタビュー

『声優男子ですが…?』とは?

 『声優男子ですが…?』は、CS放送ファミリー劇場で放送中の番組。上村祐翔さん、梅原裕一郎さん、河本啓佑さん、小林裕介さん、本城雄太郎さんのほかに、白井悠介さん、山本和臣さんが出演中で、ナレーションは諏訪部順一さんが担当されています。若手声優男子たちが、その美しい声を武器にしてさまざまな難題に挑んでいく、体当たりバラエティとなっています!

 同番組の中で生み出されたのが、今回アニメ化される『ななにんのあやかし』。7人の妖の設定は、出演声優たちが、イラスト・ニックネーム・イメージカラー・性格など、細部に渡って「自分が演じたい!」と思うキャラを考えたものだそうで、キャラクターデザインを人気イラストレーターのさらちよみ氏が担当。

 その美麗なキャラを『秘密結社 鷹の爪』でおなじみのDLEによってかわいらしくデフォルメしたチビキャラたちが、ショートアニメでお目見えします! 

『ななにんのあやかし』アフレコ現場レポート&インタビュー
『ななにんのあやかし』アフレコ現場レポート&インタビュー

■配役:
 狗天(声優:梅原裕一郎)、めいてぃむ(声優:上村裕翔)、黒木天子(声優:河本啓佑)、幽(声優:小林裕介)、しろー(声優:白井悠介)、ぽんたろ(声優:本城雄太郎)、ちぇるた(声優:山本和臣)

『ななにんのあやかし―ちみちみ魍魎!! 現代物語―』アフレコ現場の模様をレポート!

 アフレコは和気あいあいの雰囲気でスタートしました。短い物語の中で、キャラの魅力がたっぷり入ったコメディとなっていて、テンポのいい掛け合いが続きます。

 ときどき、ストーリーについて、スタッフさんと一緒に考察していくキャスト陣。現場で作り上げるアドリブ感も盛り込んで、寸劇のようなリアルな熱をアニメへ生かそうとしているようでした! チビキャラは声優さん自身で考えたものだからこそ、演じていくうちにキャラ性が深まっていくように感じました。

 ときには、にぎやかに冗談を言い合う一幕も!! タイトルコールでは視線を合わせながら息ピッタリのチームワークを見せてくれました。

収録後のキャストへ直撃インタビュー!

 『ななにんのあやかし―ちみちみ魍魎!! 現代物語―』の収録直後、出演されている上村さん、梅原さん、河本さん、小林さん、本城さんへインタビュー! 作品の魅力や、お気に入りのキャラなどを教えていただきました♪

――アニメ化が決定したときの感想をお聞かせください。

本城さん:まさかアニメ化するとは思っていなかったので、あまり深く考えずイラストで描いたキャラが、こんなに素晴らしい絵でアニメになっていて驚きました。嬉しさを感じる一方で“このキャラどんな感じだったかな?”と思い出すために昔の『声優男子ですが…?』の放送を見返したりして勉強し直しました。

梅原さん:自分が考えたキャラクターに自分で声をあてるということが今までなかったので、とてもいい経験をさせていただいたなと思っています。僕が描いたヘンテコな絵から、さらち先生がすごくきれいにキャラを起こしてくださいました。“これはアニメになったら、おもしろいだろうな”と。アニメの内容にも、僕らが考えた設定がきちんと反映されているので、嬉しかったです。

小林さん:僕たち一人ひとりが本当に作りたいように作ったキャラたちが、おもしろい掛け合いをする日が来るとは思わなかったので、本当に嬉しいです。何よりも、僕たちの本業は“声優”なので、アフレコができることに喜びを感じています。ここからいろんなお話をどんどん生み出せていけたらなと、思っています。

上村さん:“どんな企画がやりたいですか?”とスタッフさんに聞かれた時、“キャラをせっかく作ったのでアニメをやりたいな”とみんなで話していました。“どうやって動くんだろう?”と思っていたのですが、実現してみたらとてもコミカルでかわいかったです。今、みんなでこのアフレコに立てるということを、とても嬉しく感じています。

河本さん:まさか!! と思いましたね。あと、早いなと! 企画がはじまってからアニメ化までが一気に進んでいきました。番組内でシチュエーションボイスを録ったり、イベントで朗読劇を演じることはあったのですが……。もう少し段階を踏んでからアニメの企画かな? と思っていたので、とてもありがたいことです。キャラを自分たちで作ったので、より役を掘り下げて魅力が伝わるかたちでみなさんへお届けできたらいいなと思って一生懸命声を吹き込みました! ちょっと僕の中では、キャラのイメージが当初と違っているのですが(笑)。

一同:(笑)。

河本さん:僕はかっこいい感じで原案を出したんですけど、すぐにいじられてしまって(笑)。まあ、納得はしているんですけど……。アニメではうまい具合に取り入れてもらって、作品に反映していただいているので、演じていてとても楽しかったです!

――アニメを通じて一番お気に入りのキャラは誰ですか? 

梅原さん:僕は小林裕介さんの……(笑)。

小林さん:幽くん!!

一同:(笑)。

梅原さん:幽くんもいいんですけど、ハツくんですね。

小林さん:ハツかよ!! (笑)

梅原さん:確か、同じ回で考えましたよね。

小林さん:そうですね。一緒に考えました!

梅原さん:僕のとなりで描いていたので、茶々を入れながら一緒に作ったのが印象に残っていますね。一人二役を自分から買って出るなんて、さすがだなと思っていました。

小林さん:僕は、めいてぃむ! 腹黒キャラなんだよね。

上村さん:うん。

小林さん:腹黒いキャラを最近演じる機会が増えてきたので、こういうデフォルメされたコミカルな作品の中で演じられたら、やりがいがありそうですよね。

本城さん:僕は今回のアニメを観ていいなと思ったのは天子です。あの設定がやっぱり……(笑)。

河本さん:やっぱりってなんだよ(笑)!!

本城さん:すごい真面目で、失われし国の王子で……。

河本さん:そこいじるなよ!! 真面目な設定なんだよ(笑)。

本城さん:本人はかっこいいキャラだと思っていたようですが、アニメだと真面目おもしろいキャラになっていたんですよね。ボケになったりMCになったりしているので、ツッコミ役だった僕は、逆に演じてみたくなりました。

上村さん:僕は、ぽんたろがいいなと思いました。今回、ぽんたろとは絡みが多かったんですけど、ツッコミ役ということもあって一番まともなキャラだなって(笑)。そういうキャラがいるからこそ、他のキャラが生き生きしてくるんですよね。作品のバランスをぽんたろがうまく取り持ってくれてるんですが、それを最年少の本城くんが演じているので……。

一同:(笑)

上村さん:そこはやっぱり、すごいなって思いました。

河本さん:僕は狗天かな? やっぱりかっこいいんですよね。つっこまれないし……。

上村さん:自分の役に不満があるの?(笑)

河本さん:不満はないんだけど!!(笑) 梅ちゃん(梅原さん)のお芝居も相まって、隙がなくなるというか。

河本さん:言ってることが嘘かもしれないのに、妙に説得力があるんだよなって。人に突っ込ませる隙を与えないのが羨ましいなって、ちょっと思いました。だからこそ好きなキャラですね!

 ショートアニメ『ななにんのあやかし―ちみちみ魍魎!! 現代物語―』はCS放送ファミリー劇場にて12月から全8話で放送しています! コミカルでかわいらしいみなさんの掛け合いをお楽しみに♪

『ななにんのあやかし』アフレコ現場レポート&インタビュー
▲左から河本啓佑さん、上村祐翔さん、小林裕介さん、梅原裕一郎さん、本城雄太郎さん

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