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2017-01-11 12:30

荒牧慶彦さんらが小学5年生を演じる舞台『初恋モンスター』合同取材会のキャストコメントをお届け

文:ガルスタオンライン

 2017年3月3日より、品川プリンスホテル クラブeXにて大人気コミック『初恋モンスター』の舞台化、TEEN×TEEN THEATER『初恋モンスター』の公演がスタート。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲メインビジュアル解禁!!

 本公演に先立ち、高橋奏役・荒牧慶彦さん、金子十六役・佐川大樹さん、三宮銀次郎役・神里優希さん、篠原耕太役・ゆうたろうさん、多賀敦史役・小野健斗さん、そして舞台の脚本・演出を手掛ける川尻恵太氏を迎え、合同取材会が行われました。舞台への意気込みや見どころ、衣装のポイントなどをたっぷりうかがったコメントをお届けします。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲左から多賀敦史役・小野健斗さん、三宮銀次郎役・神里優希さん、高橋 奏役・荒牧慶彦さん、金子十六役・佐川大樹さん、篠原耕太役・ゆうたろうさん。

――自己紹介と舞台への意気込み、川尻さんは舞台の見どころも含めてお願いいたします。

荒牧さん:今回『初恋モンスター』で高橋奏を演じます、荒牧慶彦です。小学5年生として、精一杯務めてまいりますので応援のほどよろしくお願いします。

佐川さん:金子十六役、佐川大樹です。十六らしく元気に、そしておそらくクレイジーになるであろう、この舞台をみんなで楽しく盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします。

神里さん:三宮銀次郎役の神里優希です。見た目にすごくインパクトがありますが、なかなか小学生の役をすることはないですし、こんなにコミカルな舞台に出会うことも滅多にないので、思い切って演じたいと思います。

ゆうたろうさん:篠原耕太役のゆうたろうです。僕自身、はじめての舞台、演技ということもあって、すごく緊張していますが、耕太くんみたいにかわいらしく、ときに乙女顏になれるように、そして耕太くんファンの方々に嫌われないように頑張ります。よろしくお願いします。

小野さん:多賀敦史役の小野健斗です。僕は大学生の役なので、小学生にはない大人の魅力と言葉攻めで盛り上げていけたらいいかなと思います。よろしくお願いします。

川尻さん:原作を読んだときに、ものすごくぶっ飛んだ作品だなと思いました。でも何回も読み返していくと、キャラクターたちが真っ直ぐな気持ちをただただ素直に言っているだけで、全然ぶっ飛んでないんです。

 僕は演出するときにコメディはボケないでください、と言うんです。ボケに見える言葉も、この本にはマジメに入れている言葉だと言うんですけど、この作品もまさにそうなので、思い切ってはちゃめちゃにやっていただきたいなと思っております。

 そして、舞台としては小学生が遊びまわったりとか歌ったり踊ったりもします。キャラクターたちの気持ちをいろんな形で表現したいなと思っていて、希望としてはお客様を巻き込みながらできないかなと。お客様が同じ街に住んでいるみたいな気持ちで、小学生チームの成長とそれを取り巻く大人たちの右往左往を温かい目で見守っていただければいいなあと思っております。よろしくお願いします。

――キャストのみなさんにおうかがいします。見た目のインパクトがすごいというお話でしたが、おひとりずつ衣装の感想とチャームポイントを教えてください。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲高橋奏役・荒牧慶彦さん。

荒牧さん:僕、今26歳なんですけど、15年ぶりぐらいに体操服とランドセルを背負いました。背負ってみて、小学生の俺ってこんな格好してたんだなと改めて思いましたね。チャームポイントは体操服の名札です。かわいいですよね。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲金子十六役・佐川大樹さん。

佐川さん:まず、この特攻服というのが小学生とか関係なしに着ることがないので、そこがおもしろいなというのが印象的でした。そしてチャームポイントは、特攻服なんですけど、学校指定の上履きを履いているというギャップがいいなと思っています。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲三宮銀次郎役・神里優希さん。

神里さん:ビジュアル撮影で短パンを履いたときの衝撃と、みなさんのなんとも言えない視線がつらかったです(笑)。最初はメイクや髪型を見て「いいね」とか言ってくれるんですけど、だんだん目線が下にいって「ああ……」みたいな。だんだん慣れてきましたけど! チャームポイントはけっこうたくさんあって、短パンもそうですし、サスペンダーとかも、あとメガネは武器になると思うのでうまく使いたいと思います。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲篠原耕太役・ゆうたろうさん。

ゆうたろうさん:今まで髪の毛を染めたこともなくて、ウィッグをかぶるのもはじめての経験でした。耕太くんは前髪が長いので、目を隠すか隠さないかというところで迷いましたね。あとマフラーに手を持ってくるシーンがたくさんあるので、マフラーはチャームポイントかなと思います。

舞台「初恋モンスター」合同取材会キャストコメント
▲多賀敦史役・小野健斗さん。

小野さん:大学生役なので基本的には普通の恰好なんですけど、僕もメガネをかけているのでチャームポイントはメガネです。メガネキャラ同士負けないように頑張りたいと思います。

――川尻さんに質問です。原作では小学生男子ならではの下ネタも入ってくるのですが、舞台版ではどのぐらい突き抜けているんでしょうか。

川尻さん:そのへんはあらゆる意味で、大人たちとの戦いかなと思っております(笑)。もちろん子どもが言うことなのでデリケートなものではあるんですよ。下ネタが苦手な人もいらっしゃるとは思いますが、できるだけニンジンを刻んで入れるかのような、誰でも食べれる形にして大人たちにも判断していただいて、お出しできればなと思っております。それか、すごいスピードで気づかないうちに(下ネタを)言っているということもあるかもしれません。

――キャストのみなさんには演じるうえでのこだわりたいポイントと、川尻さんにはここは絶対にこだわってほしいというところを教えてください。

荒牧さん:こだわりたいのは見た目は大人なんですけど、心は純粋な子どもという点で、僕も小学5年生の童心に帰ったつもりで突き抜けたいと思います。

佐川さん:小学生の時点でやんちゃさはあるんですけど、さらにヤンキーなのでそこのやんちゃさを出せたらなと思っています。

神里さん:見た目がけっこうクールなので、声をちょっと低めというかイケボと言われるような声を作っていけたらなと思っています。

ゆうたろうさん:キャラがけっこう内気で恥ずかしがりやな役で、咄嗟の反応で動くとかセリフが出るキャラなので、そういうところのセリフを自然に出せるようなキャラにしたいなと思っています。

小野さん:多賀は舌打ちに尽きます。もう僕、ずっと練習してますから。感じ悪い奴みたいな(笑)。

川尻さん:まず高橋奏に関しては、やっぱりものすごくストレートな役なので、ピッチャーでいったら大谷翔平くんみたいな160キロのド直球のボケであったり、ピュアな好きの気持ちであったりを変化球を使わずに肩が壊れるまで投げ続けてほしいかなと思います。

 小学生チームの十六くんと銀くんに関しては、奏もそうですが小学生というキャラを借りてやるので、それだからこそ許されることがあると思うんですよ。先ほどの下ネタもそうですけど、子どもが言うからこそ真っ直ぐに響く言葉があると思うので、やっぱり大人の部分をいかに消していくかが課題ですね。子どもだからしょうがないよね、とみんなが許してくれるのがいいなと思っています。

 耕太くんは、だいたいみんなのシーンをのぞいています。目撃者であり、いろんな恋に翻ろうされる役でもあるので、いろんなところからのぞいているところをお客様に見つけてほしいです。

 多賀さんは超ツンデレなので、夏歩には厳しく、奏には優しく、そこの二面性をバキッバキッと振り回して、最後にはめちゃめちゃいい人だったねと終わってほしいなと思うので、そこをエッジをたててやっていただければいいかなと思っております。

――最後になりますが、ストーリーは原作にそった感じでしょうか。それとも舞台版オリジナルなのでしょうか?

川尻さん:一応原作にのっとっているのですが、原作に出てくるけど舞台には出てこないキャラもいますので、わりとこの舞台版に登場するキャラクターたちでできる内容に変わってはいます。ただ、思いっきり舞台版完全オリジナルという感じではなく、ちゃんと原作とマーブルした感じでやっているので、こうご期待ください。

公演概要

TEEN×TEEN THEATER『初恋モンスター』

■原作:日吉丸晃(講談社「ARIA」連載)
■脚本・演出:川尻恵太(SUGARBOY)
■公演期間:2017年3月3日(金)~12日(日)
■劇場:品川プリンスホテル クラブeX
■出演(敬称略):
 高橋奏 役/荒牧慶彦
 二階堂夏歩 役/奥田こころ
 金子十六 役/佐川大樹
 三宮銀次郎 役/神里優希
 野口一男 役/シェーン
 篠原耕太 役/ゆうたろう
 多賀敦史 役/小野健斗
 長澤 嵐 役/田中涼星
 二階堂大谷 役/星乃勇太(古川裕太より改名)
 高橋修吾 役/郷本直也

2017年1月15日より一般前売りチケット発売!!

■チケット一般発売日:
 2017年1月15日(日)AM10:00~
■チケット価格:
 5年1組保護者席(※):9,800円(前売り・当日共/全席指定/税込)
 一般席:6,800円(前売り・当日共/全席指定/税込)

※5年1組保護者席とは、目に入れても痛くないわが子の無邪気な姿をその目に焼き付けるべく、前方1~2列目でご観劇いただくお座席です。特典は、子どもたちの頑張りが輝かしい個別生写真(非売品)と集合写真(非売品)を当日劇場にてプレゼント!(「目に入れても痛くない」は例えであり、実際に子や孫を目に入れたら痛いので注意が必要。)

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