『ニューダンガンロンパV3』発売会見に神田沙也加さんが登場。2017年に目指す超高校級の○○とは!?

文：kbj

　スパイク・チュンソフトから1月12日に発売されるPS4/PS Vita用ソフト『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』の発売記者会見が、東京都にあるナンジャタウンで開催された。

　『ダンガンロンパ』は、“超高校級”と呼ばれるさまざまな才能を持った生徒が、閉鎖空間の中で次々と起こる殺人事件の犯人を、学級裁判によって暴いていくハイスピード推理アクションゲーム。シリーズ最新作『ニューダンガンロンパV3』では、これまでの作品から舞台やキャラクターが一新され、“サイコクール”をテーマにした、ビジュアル・演出、新たなシステムが導入されている。

　発売記者会見には、寺澤善徳シリーズプロデューサーをはじめとする開発メンバーに加えて、“超高校級のピアニスト”の主人公・赤松楓の声を担当した神田沙也加さん、芸人のコロコロチキチキペッパーズのナダルさんと西野創人さんが登場。ゲームの感想や期待のコメントに続いて、2017年の抱負を発表した。

▲左から寺澤シリーズプロデューサー、ナダルさん、神田さん、西野さん、小高和剛さん、佐々木駿さん。

　寺澤プロデューサーは、ゲームタイトルに加えて、舞台やアニメなどさまざまな展開してきた本シリーズを紹介。「応援してくださるファン、メディアの皆さんのおかげで、やってこられました」と謝辞を述べた。明日発売される最新作については、メンバーが一丸となり開発し、素晴らしい作品になっているとのこと。発売を待つファンに向けて「ぜひご期待ください」とメッセージを送った。

　続いて企画・シナリオをてがける小高和剛さんと、ディレクターの佐々木駿さんが登場。ローンチトレーラーの上映に続いて、ソフトについてプレゼンした。

　本作『ニューダンガンロンパV3』では、これまでから世界観が一新されている。表現にこだわり、さまざまな描写が進化していることに加えて、新要素が用意されているとのこと。

　さらにボリュームたっぷりのおまけモードも収録され、長く楽しめることを明かした。現在体験版が配信されているので、気になる人はぜひプレイしてほしい。

　続いて神田さんが登壇。「カワイらしいうえに、自分が憧れてしまうような役をやれてうれしかったです」とキャラについてコメント。神田さんは、舞台“ダンガンロンパ THE STAGE”で江ノ島盾子を演じている。その印象が強いため、江ノ島とは違うイメージで演じることを心がけたことという。それに対して寺澤さんは、舞台だけでなく今回もよかったことを明かした。

　本日1月11日までナンジャタウン内のブラック・サロンにて、『ニューダンガンロンパV3』でどのキャラが生き残るのかを予想する“V3予想サロン”が行われている。その締切直前の状況が発表された。

　3位には神田さんの演じた“超高校級のピアニスト”赤松楓が、2位には“超高校級の探偵”最原終一がランクイン。小高さんは「声優の林原めぐみさんが演じることに加えて、探偵のキャラということで、生き残ると思っているのでは？」とコメントした。

　現状の1位に選ばれたのは“超高校級の保育士”春川魔姫。実は神田さんもこのキャラに投票したとのこと。「カワイイうえに雰囲気がある。ずっと見ていたいので」と投票理由を口にした。誰が生き残るのか……ゲームをプレイして確かめてほしい。

　ここでキャストや応援者からのVTRコメントが公開となった。モノクマ役のTARAKOさんは「大先輩の後なので緊張しました。某小学3年生の女の子にならないように気をつけました」と発言し、会場を笑わせた。

　“超高校級の総統”王馬小吉を演じた下野紘さんは、感情の起伏を激しく演じてほしいと収録時に言われたエピソードを披露。遊ぶ際にはそちらに注目してみては？

　キャラクターのボイスだけでなく、テーマソングを担当してきた緒方恵美さんは「ここまで長いシリーズになるとは思っていなかったため、感慨深いです」とコメント。今回の曲を作るに際して『ニューダンガンロンパV3』のプロットを読み、自分の足で進んでいく強さ、生き抜いていくことを曲に込めたようだ。

　『電撃PlayStation』の西岡美道編集長は、「今回も騙されるのが楽しみ。舞台で江ノ島盾子がはまり役だった神田さんのボイスも楽しみで、楽しみだらけです」と語った。また、明日1月12日に発売される『電撃PlayStaton Vol.630』では表紙＆特別企画で、ゲームを盛り上げている。

　SIEジャパンアジアの盛田厚プレジデントは、ゲームだけでなく、ステージも見ているほど『ダンガンロンパ』に夢中でシリーズのファンであるという。さらに、神田沙也加さんのファン……それだけでなく神田さんのお母さんのファンでもあることを告白すると、会場から笑いがあがった。ぜひ会場に来たかったようだが海外出張のため、ビデオレターでの登場となった。

　ソニーストア並びにe-ソニーショップではPS4およびPS Vitaのコラボモデル『PlayStation4 / PlayStation Vita ×ニューダンガンロンパV3 Limited Edition』を1月12日より数量限定で発売。本体にキャラクターやモノクマがデザインされた特別モデルなので、まだ本体を持っていない人は購入を検討してみては？

　続いて、コロコロチキチキペッパーズの2人が登場。ゲームをプレイした西野さんは、「矛盾の指摘やトークのウソを暴くのは、ナダルのトークを対処するのに似ています！　楽しいうえに親近感を持てました」と語ると、ナダルさんは「詰めよられる人がカワイそう。でも本作ではやられている人もやり返せます」と続けた。

　コロコロチキチキペッパーズは、ウソをつくことで人気。「プレイして神田さんの声もカワイかった」と感想を述べたが、信じてもらえず「ウソじゃない、ホントです！」と力説するシーンが見られた。

　ヒットを祈願した鏡開きに続いて、“超高校級の○○になる！”という2017年の抱負が発表された。

　神田さんは「楽観的になる」と回答。「考えすぎてしまうため、“なんとかなる”と考えて臨んでいきたい」と説明した。するとナダルさんは神田さんが達筆であることをほめる。ずっとほめ続けたため、西野さんから「それしか言えんのかい！」と突っ込まれていた。

　西野さんは「どんな仕事でも全力でやる」と書き、ナダレさんは「自分は悪いやつではないと思っているので、同じミスをしないようにします！　好感度を上げたいです」と抱負を述べた。

　最後に神田さんはソフト発売について、現在の心境を明かした。去年に収録してもう発売されるということで驚いているという。その一方で役が決まった際に、飛び上がるほどうれしかった気持ちは今でも覚えているようで、「発売されたらファンとして楽しみたい」とコメントした。

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