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2017年1月13日(金)

ニンテンドースイッチ体験レポート。HD振動、スイッチ(切り替え)の楽しさ、SFC本体とのサイズ比較を紹介

文:そみん

 いよいよヴェールを脱いだ、任天堂の新しいゲーム機・Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。本日1月13日、東京ビッグサイトでプレス・ビジネス関係者向けに“Nintendo Switch プレゼンテーション 2017”が開催されました。

 そこで実際にNintendo Switchをプレイできましたので、手に持った感触や遊び心地といった部分をレポートしていきます。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
▲3月3日発売で、29,980円+税!

 ちなみに1月14日と15日には、同じく東京ビッグサイトで、誰でも参加できる一般向けの“Nintendo Switch 体験会 2017”が開催されます。

 体験会のオープニングとエンディングを飾るステージイベントとして“任天堂ゲームミュージックライブ”も行われるので、とても盛り上がりそうですね。

 本日の発表会でも多数のソフトが発表されましたことですし、Nintendo Switchに興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか? その際、本記事が予習代わりとなって、遊ぶ際の参考になれば何よりです!

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
▲一般向けの体験会は、1月14日と15日に東京ビッグサイトで開催。

そもそもNintendo Switchの特徴とは?

 NXという開発コードで呼ばれていたNintendo Switchは、任天堂が3月に発売する新たな家庭用据置型テレビゲーム機です。据え置き型でありながら、モニタ付きの本体を持ち出すことで、携帯ゲーム機のようにどこでも遊べるところがポイントです。

●Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)PV

 もう少し詳しく説明すると、モニタとHDMIケーブルで接続された“Nintendo Switchドック”から本体を取り外すだけで、ゲーム画面はモニターからNintendo Switch本体上の画面に瞬時にスイッチし(切り替わり)、“家庭用据置型テレビゲーム機品質のプレイ”を体験できる場所がTVの前から別の場所にスイッチします。

 さらに、2つの本体着脱可能コントローラであるJoy-Con(ジョイコン)が採用されているところもユニークです。携帯ゲーム機感覚でNintendo Switchを持ち出して、ジョイコンを外して遊ぶことで、どこでもマルチプレイを楽しむことができます。

 言ってみれば、外出先で知人と気軽に『マリオカート』や『スプラトゥーン』のようなゲームを対戦&協力プレイできるわけです。これはうれしい!

●プレイスタイル紹介映像

 一人でも大勢でも、自宅でも外出先でも、シーンやシチュエーションに合わせてプレイスタイルをスイッチして(切り替えて)遊べるという、まったくまった新しいコンセプトのゲーム機。それがNintendo Switchというわけです。

サイズや重さはどんな感じ? 歴代任天堂ハードと比べてみました

 まずは外観的な第一印象から。ファーストインプレッションは、「かなりコンパクトだな」と感じました。

 たくさんのゲーム機で遊んでいる自分にとっては、サイズが小さいことは好印象。場所を取らないって、大事ですからね。

 ドックのサイズは縦が10.4cmで横が17.3cm、本体にジョイコンをセットした状態で縦が10.2cmで横が23.9cmといったところです。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

 SFC本体が約20cm×24cmなので、ドックはそれよりもかなり小さい感触。むしろ、ドックは初代ゲームボーイとほぼ同じサイズでビックリしました!

 ちなみに厚みは、圧倒的にNintendo Switchが圧倒的に薄くて、ドックから外した本体も持ちやすかったです。重量もかなり軽く、持っていて疲れることはありませんでした。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

 ジョイコンについては、本体にセットした状態で使うのはそんなに問題ありませんし、グリップと一緒に通常のコントローラ感覚で使う際にも問題ありませんが、本体からはずして1つずつ使う際には、大人にはちょっとだけ小さく感じるかもしれないと思いました。

 ちなみに、今回用意した比較対象はこちら。

初代ゲームボーイ 約9cm×15cm
ゲームボーイカラー 約8cm×13cm
ゲームボーイミクロ 約10cm×5cm
ゲームボーイアドバンス 約14cm×8cm
ファミコンのコントローラ 約12cm×5cm
スーパーファミコンのコントローラ 約14cm×6cm

 個人的な感触ですが、ジョイコン単独でのサイズ感はゲームボーイミクロに近い感じですね。ジョイコンの薄さも相まって、最初は少し持ちにくいと感じるかもしれませんが、実際に遊ぶと気にならなくなります。不思議ですね。

 自分なりにその理由を考えてみたのですが、ボタンの位置やサイズが“しっくりくる”からかなと。左手でスティック、右手で4ボタンという、SFC時代を思わせるオーソドックスな配置って、もう体が慣れてるんですよね。

 コンパクトながら、とりはずして使っても操作感覚はあまり変わらないので、誰かとマルチプレイする際にも安心ですね。

Wiiリモコンの要素も踏襲? ジョイコンはいろいろな要素が詰まった楽しいコントローラ!

 コントローラの話題が出たところで、性能的な部分についても紹介していこうと思います。

 一見するとジョイコンは、普通の無線コントローラに見えます。でも実は、ジャイロセンサーによって傾きを感知してくれますし、Wiiリモコンのように振って遊ぶことにも対応しているんです。

 これ、遊びのアクセントとして、けっこう楽しいです! 腕を振るようなインタフェースが楽しいかどうかは、最終的にはソフト次第になると思いますが、そういう遊び方の幅も用意されていることは大事です。

 くわえて、振動機能も用意されているのですが、これがまためっちゃリアルで不思議な感じ! プレゼンテーションでは“HD振動”として、コップに氷が入る感覚が紹介されていましたが、単なる振動のはずなのに、重さや存在感が生まれているような感じで、とても新鮮なものでした。

 今回の体験会では、自分の知る限り、『1-2-Switch』の“カウントボール”や“ミルク”というゲームでHD振動を体験できました。

 “カウントボール”はコップに見たジョイコンを振ることで、中に入ったボールの数を当てるゲームなのですが、この感覚が本当にリアル! 思わずジョイコンを持った手をまじまじと見直してしまうほど、本当に“ボールが入ったコップ”を持っているように感じてしまいます。これ、マジでヤバイっす!

 一方の“ミルク”は、いわば牛の乳搾りゲームなのですが、これまたミルクを絞り出す感じがすごいです。なんと言いますが、ジョイコンの中を上から下に液体が流れている感じがするんです。

 今後、どういったゲームの演出に使われるのかはわかりませんが、体感した限りでは、弓を振り絞る感じとか、コップで水滴をぴちゃんと受けるような感じとか、とてもリアルな体感演出につながるような可能性を感じました。

 立体視やヘッドマウントディスプレイなど、視覚を生かしたリアリティ演出の追及は進んでいますが、こういった“触感”の部分でも演出の進化を感じると、古くからのゲーマーとしては本当にワクワクしちゃいますね。

 もしかしたら、ポリゴンによる3D演出やヘッドマウントディスプレイを含めた視覚的なバーチャルリアリティと同様、Nintendo Switchの触感的なVRはゲームの歴史に残る、大きな進化に結びつくかもしれません。

男の子に受けそう! ジョイコンの着脱ギミックは、まるでおもちゃ!!

 ここまでにも紹介してきましたが、Nintendo Switchのジョイコンは本体に着脱できます。

 その際の操作はシンプルなのですが、なんと言いますか、なんか気持ちいいんですよ。不思議なことに!

 補足すると、スッと外れて、スッとはまるといいますか、子どもの頃に変形ロボで遊んだような手触りがあるんですよね。

 もしかしたら僕だけかもしれませんが、でも、たぶん子どもが好きなギミックだと思います。もし僕が幼稚園児だったら、ジョイコンを本体に着けたり外したりするだけで、ずっと飽きずに遊び続ける自信があります!

据置機と携帯機をスイッチ(切り替え)! 1人プレイと多人数プレイもスイッチ!!

 大前提としての結論ですが、Nintendo Switchというハード名の由来ともいえる“スイッチ(切り替え)”は、確かにこのハードの大きな特色であり、大きな魅力を秘めていると感じました。

 そもそも自分が子どものころは、ゲームといえばボードゲームやカードゲーム(TCGじゃなくて、トランプとか花札のほう)といったアナログゲームが主体で、ピコピコ遊べる電子ゲームは憧れの対象でした。

 携帯型のゲームウォッチ系がブームとなり、その後、据置機のファミコンなどが大ブームとなる中、自分はすぐにはファミコンを買ってもらえず、初めて買ってもらったゲームウォッチ系の液晶ゲームは『大脱走』というゲームでした。

 まあ、『大脱走』の思い出について語り始めると脇道にそれるので割愛しますが、携帯機における“ゲームを1人占めできる”という体験は、“1人プレイ”という行為につながり、“ゲームは1人で遊ぶもの”という、今の自分まで続く“ゲーム観のルーツ”となっています。

 だから、たぶん自分は1人でじっくり遊べるゲームが好きなんですよね。あれから数十年がたっても。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

 一方、ファミコンを主体とした据置機の原体験は、つねに“誰かと一緒に遊ぶもの”でした。

 最初は友だちの家で友だちと、のちに父親に買ってもらった後は家族や兄弟と。据置機を遊ぶ時には、いつも隣に誰かがいました。

 ファミコン時代は特に、両親と一緒に『デビルワールド』などで協力プレイ(と見せかけて、ひそかに相手を倒そうと対戦プレイ的にも遊んでましたが!)を楽しんでいたものです。

 くわえて、据置機の特徴である“大きな画面をみんなで見ること”もまた、いろいろな意味での“多人数プレイ”につながりました。

 『ベースボール』や『テニス』など、スポーツゲームで対戦をして遊ぶ感覚。

 『スーパーマリオブラザース』の難しいステージを、みんなで「ああだこうだ」と知恵を出し合いながら、交代交代で遊ぶ感覚。

 『ドラゴンクエストIII』を友だち4人で自分たちの名前をつけて、4人それぞれがコントローラを回して遊んでいく感覚(まあ、こんなことをしてRPGを遊ぶ人は少なかったかもしれませんが……)。

 小学生時代の話ですが、『リンクの冒険』の最終ボスへのダメージの与え方がわからずに悩んでいた僕を見ていた父が、「敵が炎ということは、××の魔法を使ってみればいいんじゃないか?」と助言をしてくれたことは、いまだに昨日のことのように覚えています。

 このように、自分にとって据置機と携帯機は、それぞれ異なるゲーム観の根っこになる部分を育ててくれました。

 そしてNintendo Switchは、据置機でもあり、携帯機でもある、とても不思議なゲーム機となっています。

 据置機として遊んでいたゲームを、ドックから外せばそのまま携帯機として別の場所で遊べる感覚。その切り替えは本当に一瞬に、スムーズに行われます。

 休日などの出かける前の空き時間に据置機として遊んで、出かける際には携帯機として持ち出して遊べるのは、いろいろと便利だと思います。

 ただ、それ以上に可能性を感じるのは、ジョイコンを外すことで、移動先でも多人数でコントローラを使って遊べることです。本体に液晶が付いていて、コントローラもあるわけで、本当にいつでもどこでも“みんなで遊べます”。

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

 これ、とても夢が広がりませんか? 携帯機なのに、コントローラを使ってみんなで遊べちゃうんですよ!

 例えば『マリオカート』があったとして、友だちと食事をしたついでなどに、一緒にゲームを遊んで楽しむことができるわけです。

 子どものころによくやった、「このゲーム、おもしろいからちょっと遊んでみてよ」を、とても手軽に実現できるわけです!

 ゲームという楽しい体験を、気軽に知人とシェアできること。そのためには、これまでは単なる据置機でも、単なる携帯機でも、ちょっと手間がかかっていた(モニタを用意して家で遊ばないといけないとか、同じ携帯機を人数分用意しないといけないとか)ところを、Nintendo Switchは簡単に実現してくれます。

 外出先で知人と携帯機として遊んで楽しければ、家に知人を呼んで大画面で据置機として遊ぶことも簡単にできます。いろいろな役割にスイッチできるNintendo Switchは、これまでの携帯機以上に“いつでもどこでも”楽しめる存在で、よりゲームを身近に感じさせてくれる気がします。

まとめ:新しさだけでなく、気軽さも盛り込まれた良ハード

 これまでの人生において、いろいろなゲーム機で遊んできました。それぞれのゲーム機には、それぞれのよさがありますが、Nintendo Switchは最近の僕のライフスタイルと合っているところにも魅力を感じます。

 社会人として生活していると、どうしてもガッツリとゲームを遊べる時期と、空き時間にちょっとずつしか遊べない時期が出てきます。ガッツリと遊べる時は好きなように遊べますけど、忙しい時は携帯機でちょこちょこ遊ぶことが多いんですよね。

 でもNintendo Switchなら、携帯機として空き時間に遊びつつも、興が乗ったらササッとドックに差し込むだけで、据置機として大画面でも遊べるわけです。

 その切り替え(スイッチ)がとてもスムーズなことが今回の体験会で実感できました。これは、とても大きな魅力だと感じています。

 もちろん、振動機能のように新しい体験も魅力的ですし、会社とかに本体を持って行って、帰る前にちょっとだけ周囲の知人と対戦や協力プレイを気軽に楽しむこともおもしろそうです(特にNintendo Switchを持っていない人と遊ぶのが楽しそう!)。

 僕の場合、子どもと一緒に実家に遊びに行く時、Nintendo Switchなら3DSと同じくらい気軽に持っていけるのでありがたいですね。ジョイコンをはずして、じいじと子どもで楽しく遊んでもらえればと。

 その際は、直感的に遊びやすい『1-2-Switch』で盛り上がりそうな気がしています!

 というわけで、繰り返しになりますが、1月14日と15日には東京ビッグサイトで誰でも参加できる一般向けの“Nintendo Switch 体験会 2017”が開催されます。気になる方は、ぜひ会場で体験してみてはいかがでしょうか?

(C)2016-2017 Nintendo
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。

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