2017年1月13日(金)
1月12日に、大阪の“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”で“ユニバーサル・クールジャパン 2017”のメディア向け体験会が実施されました。
“ユニバーサル・クールジャパン 2017”には、世界中から人気を博している日本発の“クール”な6つのエンターテイメント・ブランドが集結。その世界観をリアルのアトラクションへと進化させ、ブランドの魅力を国内外へ発信するイベントです。
3月12日まで大阪城西の丸庭園で“戦国・ザ・リアル at 大坂城”が、6月25日まで“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”パーク内で“エヴァンゲリオン XRライド”、“ゴジラ・ザ・リアル 4-D”、“進撃の巨人・ザ・リアル”、“モンスターハンター・ザ・リアル”が、5月28日まで同じく“ユニバーサル・スタジオ・ジャパン”パーク内で“名探偵コナン・ザ・エスケープ”が開催されます。
本記事では“ユニバーサル・クールジャパン 2017”のオープニングセレモニーや会場の様子をお届けします。
▲パーク内には鎧の巨人が登場。その大きさは等身大の15メートル!! |
▲“ゴジラ・ザ・リアル 4-D”では臨場感あふれる闘いを体験できます。 |
▲“エヴァンゲリオン XRライド”では巨大な使徒から生身で逃げ惑うことに。 |
▲オリジナルのストーリーとライブを楽しめる“名探偵コナン・ザ・エスケープ”。謎解きの達成感を味わってください。 |
▲“ユニバーサル・クールジャパン 2017”のグッズ販売も! |
開会に際して行われたオープニングセレモニーには、15周年大使の松岡修造さんが登場。松岡さんは大型の筆を携えたうえに、袴姿でした。
▲松岡修造さん。 |
6つのエンターテイメント・ブランドが描かれたイメージビジュアルに、大筆を使って大きく日の丸を描き「日本のクールをもっとアツく“ユニバーサル・クールジャパン 2017”オープン!」と開会宣言をしました。
松岡修造さんは「日本の“クール”はまずは日本人が体験しないと」と各アトラクションを事前に体験したことを話し、「正直、やりすぎです!」と興奮した様子で感想を語っていました。
さらに、6つのエンターテイメント・ブランドのキャラクターに熱いエールを送り、会場を沸かしていました。
▲“進撃の巨人・ザ・リアル”の巨人に「俺たちは、餌だ!」といエールを送っていました。 |
『モンスターハンター』のアトラクション“モンスターハンター・ザ・リアル”について、『モンスターハンター』シリーズプロデューサーの辻本良三さんと『モンスターハンターダブルクロス』プロデューサーの小嶋慎太郎さんにお話を伺えたので、そのコメントをお届けします。
▲左から小嶋慎太郎さん、辻本良三さん。 |
――アトラクションの再現度に関してはいかがですか?
辻本:今までは、造形物で大きなものを作成していただいたり、それを動かしていただいたりしていたのですが、いつかは映像のようなものを形にしたいという気持ちがありました。
そして、今回それがアトラクションとして実現しました。僕らが「自信をもって」と言うのも変ですけど、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんによる映像の再現度はとてもハイクオリティなものだと思っています。
小嶋:“モンスターハンター・ザ・リアル”という名前にバッチリな映像のクオリティとなっています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんとは何回もコラボしていて、すごく理解していただいています。今回の映像は、実際に『モンハン』シリーズを遊んでいただいている方々が作られたものなので、しっかり再現された“アマツマガツチ”や“バルファルク”が登場します。
モンスターの登場シーンはとても迫力がありますし、自分がハンターとともに行動できるような体験ができますので、ぜひ皆さんにも見に来てほしいです。
――アトラクションを体験した率直な感想をお聞かせください。
辻本:モンスターを狩るハンターとともに行動をする体験ができます。モンスターが出てきたことを体で感じられるような演出があり、臨場感もあるので、実際に自分が狩場に出ているように感じました。
小嶋:もう大迫力、ビックリです! もちろん何回も監修させていただいたのですが、完成した映像を見ると「ハンター絶対ムリ!」と思いましたね(笑)。
この巨大なモンスターを狩れるのかと言ったら、自分は道具屋でいいかなと思ってしまうくらいの迫力でした。“アマツマガツチ”も“バルファルク”もいい感じに表現していただいたので、初めから終わりまで大興奮で非常に楽しかったです。
――今回登場する2体のモンスターはどういう基準で選ばれたのでしょうか?
辻本:映像としてのアトラクションで、大きなスクリーンに登場するということで、演出として相性のいい、さらに人気のモンスターで“アマツマガツチ”が選ばれました。
また、『モンスターハンターダブルクロス』が3月18日に発売予定となっていることから、そこに登場するモンスターを出したいという気持ちから“バルファルク”に決まりました。
小嶋:アトラクションでの映像は初の試みなので、登場するモンスターをどう絡ませるかなどは、いろいろと話し合いましたが、いい具合にマッチングした素晴らしいチョイスになったと思います。
――造形物である等身大“キリン”についてお聞かせください。
辻本:“キリン”について、普通の馬くらいの大きさだと思っている方が多いのですが、実は大きいというところを味わってもらいたく、選びました。
小嶋:今まで飛竜種系のモンスターが続いていたので、違うタイプの人気モンスターを立体にしてみたいという理由もありました。
――アトラクションの入り口は『ダブルクロス』を意識したものなのでしょうか?
小嶋:はい、アトラクションの入り口は『ダブルクロス』の集会酒場をイメージしたもので、資料を出したところユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんにばっちり再現していただきました。
BGMのガヤガヤっとしたところも酒場をイメージするものなので注目してもらいたいです。“モンスターハンター・ザ・リアル”という名前の通り、ハンターの一員になっているような空間作りは本当にパーフェクトです。
辻本:ゲームと連動ということでは、ダウンロードコンテンツを配信しているので注目していただければと思います。
インタビュー後に“モンスターハンター・ザ・リアル”をいよいよ体験。先ほどお2人が話されていたことを体験できるということでワクワクしていました。
詳細な内容はネタバレとなってしまうため伏せますが、臨場感と迫力がすごかったです。風や霧が吹きだす演出と大画面でのモンスターのアクションに終始驚きっぱなしで、まさに体感する“リアル”を味わうことができました。
“ユニバーサル・クールジャパン 2017”では、さまざまなコラボフードが用意されています。
その中から筆者は“モンスターハンター・ザ・リアル”のコラボメニュー『ねこめし ~ベルナ村のチーズリゾット~』の“ふんばりソース ~ハーブ味~”、『元気ドリンコ ~ホットはちみつゆず~』と“進撃の巨人・ザ・リアル”のコラボメニュー『進撃の壁パイ ~スイートポテト~』をいただきました。
『進撃の壁パイ』は、超大型巨人が壁から顔を出すシーンが再現されています。パイの生地はサクサクと歯ごたえがよく、ほどよい甘さでした。
『元気ドリンコ』は、“ニトロダケ”を彷彿とさせるフレークを入れて飲むホットドリンクです。
フレークを入れると、弾けるようにパチパチという音が! 気になる味は、酸味がきいていてポカポカと体が温まるようなものでした。
『ねこめし』は、寒い冬にはうってつけのチーズリゾット。優しくクリーミーな味わいです。
なお、『ねこめし』は今回食したもの以外に『いけいけソース ~トマト味~』、『どきどきソース ~ピリ辛チーズ味~』の3種が用意されています。機会があればこの2種も食べてみたいですね!
また、“モンスターハンター・ザ・リアル”では、『モンスターハンタークロス』、『モンスターハンターダブルクロス』、『モンスターハンターストーリーズ』のDLCが配信されます。“モンスターハンター・ザ・リアル”を体験する際はゲームの持参も忘れずに! ゲーム、アトラクションともに楽しめたらさらに盛り上がりそうですね!
“モンスターハンター・ザ・リアル”のDLCの情報は、電撃オンラインの記事で紹介しているので、ぜひそちらをチェックしてください。
原作/青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中) (C) 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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書・紫舟
画・茂本ヒデキチ