2017年1月25日(水)
『バイオハザード7』完成披露会で出演声優が明らかに。メイプル超合金がいち早く恐怖を体験
カプコンから1月26日に発売されるPS4/XboxOne/PC用ソフト『バイオハザード7 レジデント イービル』の完成披露会が、1月24日に品川 ステラボールで開催された。
![]() |
---|
イベントは、本作の主題歌『Go Tell Aunt Rhody -Resident Evil-』を担当する、ジョーダン・レイニーさんの歌唱からスタート。ジョーダンさんは、怖いイメージで曲を作ってほしいという依頼を受けたという。
この曲は日本の『むすんでひらいて』を英語にするイメージで作られたことが明らかに。子ども向けの童謡を怖い曲に仕上げるのに苦労もあったそうだが、「ぜひR18版の『むすんでひらいて』を楽しんでください」とメッセージを送った。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
続いて、プロデューサーの川田将央さんとディレクターの中西晃史さんが登壇。国内での発売を目前に控えた本作の特徴を改めて紹介した。
![]() |
---|
▲左が川田さんで、右が中西さん。 |
まずは、ローンチトレーラーを公開。これまで、謎に包まれた展開が多かった『バイオハザード7』だが、この映像にはさまざまな要素が詰め込まれていると、中西さんは解説。恐怖以外に戦闘やエンタメ要素を確認できる。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
『バイオハザード』シリーズは、全世界総出荷本数7,100万本を記録した人気タイトル。ナンバリング最新作の『7』では、恐怖を追求するために、新エンジンによる緻密な表現を追求している。また、主観による没入感も特徴だ。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
恐怖に対抗する戦闘、武器で敵を倒して達成感を味わうことが可能。ただ、アイテム管理も重要となるため、弾薬や回復アイテムの使いどころも重要になると中西さんは説明した。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
物語は、アメリカ南部の廃屋を舞台に、失踪した妻を探すイーサンの視点で展開する。邸宅に潜む異形の影、数々の悪夢、その先で待つ運命……という気になるストーリーになっているようだ。
そんな物語に登場するキャラクターを演じた、声優陣がステージに登場することに。これまで声優陣については明かされていなかったため、イーサン役の木内秀信さん、ミア役の樋口あかりさん、ジャック役の山路和弘さん、マーガレット役の伊沢麿紀さん、ルーカス役の佐藤せつじさん、謎の女性役の小林ゆうさんが姿を見せると、大きな拍手が上がった。
![]() |
---|
▲左から木内さん、樋口さん、山路さん、伊沢さん、佐藤さん、小林さん。 |
演じた感想を聞かれた木内さんは、非常に怖かったことを告白。実は木内さんと樋口さんは『バイオハザード』からプレイしていたそうで、主要キャストに選ばれたことを驚いたという。樋口さんが印象的だと思ったのは、ミアがヒーローではなくプレイヤーに近い、一般人だったこと。個性的なキャラを作ることを心がけたようだ。
ジャックは、とにかくぶっ飛んだキャラ。山路さんはキャラとは異なり、びっくりする体質ということで、演じられるか不安があったとのこと。対して、伊沢さんは新しい自分を発見できたマーガレットが好きになったとコメント。いろいろな声を出したため、ストレスを発散できたと笑顔で伝えた。
『バイオハザード』がずっと好きだという佐藤さんは、イベント前日に『2』を再度クリアしてきたことを語る。刺激的な一家なので、プレイした人が怖くなるように演じたが、セリフをしゃべればしゃべるほど、スタッフが笑っていて不安だったと続けた。
これについて中西さんは「ルーカスは知性があり、プレイヤーを振り回すため、開発で人気だったので笑いがこぼれたと思います」と弁解した。中西さんのコメントに山路さんは「ルーカスが知性があるというのは意外でした」と突っ込みを入れ、笑いを誘った。
![]() |
---|
小林さんは電話で語りかけてくる謎の女性を演じた。内容についてコメントはできないが、かなり重要な役になっているという。中西さんは“電話ごしの声であるうえに、魅力的なボイス”という難しいオーダーをしたところ、そのオーダーをしっかりこなしてくれたと、笑顔で語った。
アフレコ当時については聞かれたメンバーは、セキュリティが高いタイトルということで、地下にある豆電球1つくらいの狭い部屋で稽古を行ったことを告白。隔離のされ方が怖かった、力の入れ方がわかったと、口々に語った。
先ほど、怖いのが苦手であると語った山路さんであったが、怖い体験してみたいという気持ちも少しあるそうだ。「PS VRで遊んでみたい気持ちがある」と、笑いながら語った。
本作『7』はプレイヤーの視点で物語が進行する。主人公イーサンの姿は見えないため、木内さんは音の波形や、海外の役者の声を聞きながら収録したという。
樋口さんの演じたミアは、時折、別人になったと思えるような演技をすることになる。普段使わない発声をしたため、汗だくになり、やりきった満足感がすごかったと当時を振り返った。
声優陣からは「ソフトを楽しんでほしい」や「吹き替えでもプレイしてほしい」というメッセージが、、ファンに向けて贈られた。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
続いてゲストとして、お笑いタレント・メイプル超合金の安藤なつさんと、カズレーザーさんが登壇。屋敷に連れて来られ、拘束され、よくわからない食べものを口に運ばれるというシーンをコントを交えつつ、再現していた。
メイプル超合金をゲストに呼んだ理由について川田さんは「本作が“とがっているゲームである”ため、“芸風がとがっている”2人を呼んだ」と説明した。実はメイプル超合金の2人は『バイオハザード』シリーズが好きだという。安藤さんは『2』で“The 豆腐 Survivor”を出すまでプレイしたが、豆腐ではクリアできず悲しかったとコメントした。
カズレーザーさんもシリーズは好きだが、最近の作品は遊んでいないという。そこで『7』をプレイすることに。プレイしたのはベイカー家の食卓のシーンで、そこから脱出する場面だ。
![]() |
---|
鍵を手に入れたカズレーザーさんは中西さんの誘導で進もうとするが、ジャックに邪魔されてうまく進めない。攻撃を受けて足を切られてしまうシーンでは、思わず笑いだしてしまっていた。
![]() |
---|
邸の探索を続けていくうちに、再びジャックと出会ったのだが、先ほど戸惑って時間を使ってしまったため、プレイはここで終了となった。
プレイを見ていた安藤さんは、向いている方向を変えると音が変わって聞こえることに感動したという。カズレーザーさんは「PS VRに向いています! 絶対にいいです!」と付け加えた。
![]() |
---|
川田さんから新情報が公開された。最新のコマーシャルは、東京大学教授の脳研究者・越谷裕二さんが怖さを追求する内容になっている。
![]() |
---|
ソフトの発売日である1月26日から渋谷MODIにフォトスポットが出現。ジャックのマネキンが展示される他、PS VRの体験が可能だという。プレゼントされるグッズの中にはレアなものもあるようだ。
![]() |
---|
本作のオリジナル・サウンドトラックがデジタル配信される。主題歌『Go Tell Aunt Rhody -Resident Evil-』のフルバージョンも収録されている。
![]() |
---|
東京ジョイポリスではウォークスルー型のアトラクションを展開中。アトラクション以外にもフードやノベルティが用意されている。ゲームをプレイする前でも、遊んだ後でも楽しめる内容だというので、明日を運んでみては?
![]() |
---|
白糸酒造とのコラボとして、純米吟醸酒と桧枡のセットが販売される。こちらはかなりレアなものだという。なお、桧枡単品でも販売される。
![]() |
---|
GILD designからはジュラルミン削り出しのスマートフォン用ケースが発売される。以前に発売されたモデルを使っていたという中西さんは「携帯をよく落とすが、このケースのおかげで使い続けられました」とオススメしていた。
最後に開発メンバーから発売を楽しみにするファンにメッセージが贈られた。「開発陣は、ゲームが完成してから発売まで不安を覚えることも多い」と中西さんはコメント。しかし本作は「早く遊んでほしい」という気持ちが強いという。これはやりきったあらわれのようだ。「遊んでいただければ幸いです」と続けた。
プロデューサーの川田さんとしては、発売後もやることが多いようだ。でもやはり早く遊んでほしいと感じているとのこと。「先日発売された海外でもいい評価をいただいているので、ぜひ遊んでください」とコメントした。
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
---|---|---|
![]() |
---|
(C)CAPCOM CO., LTD. 2017 ALL RIGHTS RESERVED.
データ