2017年2月1日(水)
スクウェア・エニックスは、1月31日に東京・六本木で“ファイナルファンタジー生誕30周年 Opening Ceremony”を開催しました。
“ファイナルファンタジー生誕30周年 Opening Ceremony”では、『ファイナルファンタジー』シリーズ関連の最新情報や30周年記念施策が発表され、『FINAL FANTASY XII THE ZODIAC AGE(ファイナルファンタジー XII ザ ゾディアックエイジ)』の発売日などが判明しました。本記事では、会場の模様やステージの内容をお届けします。
会場では、初めに『ファイナルファンタジー』シリーズを振り返るような映像が流れ、『FFXV』までの文字とともに、各タイトルのゲーム画面がダイジェスト形式で映し出されていました。
映像が終わると『ファイナルファンタジー』生誕30周年プロジェクト統括プロデューサーの橋本真司氏が登壇しました。
▲橋本真司氏。 |
橋本氏は、ファンや関係者に『ファイナルファンタジー』が30周年を迎えた感謝の言葉を述べ、本イベントの概要を説明しました。
次に、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏が登壇し、30周年を迎えた感謝の言葉とともに「世界中のファンへ新たな驚きと新たな感動を届けたい」と話していました。
▲松田洋祐氏。 |
松田氏によるあいさつが終わると、『ファイナルファンタジー』シリーズの多くの音楽を手掛ける作曲家の植松伸夫氏とイメージイラストなどを手掛けるアーティストの天野喜孝氏が登場しました。
▲左から天野喜孝氏、植松伸夫氏。 |
『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏も登場予定でしたが、イベントの前日にインフルエンザにかかり急遽欠席に……。寄せられたビデオレターで、坂口氏はお祝いのメッセージを残していました。
天野氏が手掛けた『ファイナルファンタジー』30周年記念のロゴが公開されました。
ロゴは3種類用意されており、ロゴの1つには30周年にちなんで“チョコボ”が30匹描かれているとのことです。
また、天野氏は“モーグリ”が1匹だけ映り込んでいるところもポイントなのだと話していました。
司会を担当するナレーターの郡正夫氏と橋本氏、天野氏、植松氏のトークセッションでは、“GroundY”とのコラボレーションやコンサート情報などを発表していました。
橋本氏より30周年を記念した施策が発表され、日清食品とコラボした『カップヌードル』や“リアル脱出ゲーム”とのコラボ情報、商品情報などが公開されました。
さらに、『ファイナルファンタジー』のコミック化情報や『ファイナルファンタジー』30周年記念セールなども発表されました。
その他、ミニチュア写真家の田中達也氏とのコラボレーションとしてミニチュアカレンダーが作成されます。
『ファイナルファンタジーVII Remake』、『ファイナルファンタジーXIV』、『ファイナルファンタジーXV』、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』、『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』、『ファイナルファンタジー XII ザ ゾディアックエイジ』、『ドラゴンクエスト』シリーズの開発者がそれぞれ登壇し、最新情報を発表しました。
▲左から北瀬佳範氏、吉田直樹氏、田畑端氏。 |
北瀬氏は、欠席した坂口氏に以前『FF』とは何ですか? と聞いたことがあり、「足跡のない幾多の道を、ひたすらに生きる者たちで駆け抜け、最後には同じゴールに到達した後に生まれるもの。それが『FF』だ。ただし、これはあくまで坂口流の考え方だ。真似る必要はない」というありがたいお言葉をいただいたエピソードを披露しました。
それに続き、吉田氏も坂口氏から「過去にとらわれず、吉田君の思うとおりに『FF』を思いきり作って、突き抜けることが『FF』だと思う」という言葉をいただいて、何かにとらわれることなく突っ走ることを言ってもらえたのが印象的とコメントしました。
流れをくみ、田畑氏も坂口氏のエピソードを披露。『FFXV』を担当することが決定した田畑氏が初めて坂口氏にお会いした際、「何を聞いてくれてもいい。アドバイスできることがあれば、何でもする」ということを言われ、田畑氏は「資産はいくらくらいあるのですか?」と聞いて怒られたエピソードを明かし、会場を沸かしていました。
▲左から広野啓氏、藤原仁氏。 |
広野氏は、ゲームの情報を紹介した後に「長く愛される作品になっていけるように、引き続きがんばっていきます」とコメント。
藤原氏は、『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』が2月1日に配信されるということで「よろしくお願いします」と話していました。
▲加藤弘彰氏。 |
▲三宅有氏。 |
加藤氏は、7月になったら『ファイナルファンタジー XII ザ ゾディアックエイジ』が発売されるので楽しんでいただけたらとコメントし、三宅氏は『いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY』について、営利制作中ということを話していました。
登壇者一覧 |
『ファイナルファンタジーVII Remake』、『メビウス ファイナルファンタジー』プロデューサーの北瀬佳範氏 |
『ファイナルファンタジーXIV』プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏 |
『ファイナルファンタジーXV』ディレクターの田畑端氏 |
『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』プロデューサーの広野啓氏 |
『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』プロデューサーの藤原仁氏 |
『ファイナルファンタジー XII ザ ゾディアックエイジ』プロデューサーの加藤弘彰氏 |
『ドラゴンクエスト』シリーズエグゼクティブプロデューサーの三宅有氏 |
最後に2018年に“『FINAL FANTASY』30周年記念展(仮称)”が開催されることが発表されました。詳細は後日公開されるとのことです。
会場では、メディア向けに展示物が公開されました。今回フォトレポート形式でお届けします。
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