櫻井孝宏さん、木村良平さんらが吸愛!? アニメ『ディアラヴァ』イベントレポ
2月12日に舞浜アンフィシアターで行われた“アニメDIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD SADISTIC NIGHT 2017”。アニメシーンの振りかえりや、ゲームコーナー、朗読劇など無神兄弟の魅力たっぷりなイベントより、昼の部の模様をレポートします。
TVアニメのオープニング主題歌『禁断の666(スリーシックス)』とともに登場したのは、櫻井孝宏さん(無神ルキ役)、木村良平さん(無神コウ役)、鈴木達央さん(無神ユーマ役)、岸尾だいすけさん(無神アズサ役)。さらにスペシャルゲストとして、緑川光さん(逆巻アヤト役)、森川智之さん(月浪カルラ役)が登壇されました。
しかし、そこでトラブルが発生! ステージに向かう途中に森川さんが、階段で転んでしまったのです! 幸いケガはされなかったとのことですが、これにはキャスト陣もビックリしたようで、思わず森川さんの方へ視線を合わせ大爆笑!!
アクシデントをネタにして、会場に向かって元気にあいさつする森川さんに、ほかのキャスト陣は笑いをこらえきれない様子でした。転んだ衝撃で、破れてしまった台本を見て「めっちゃ破れてるじゃないですか!」と鈴木さん。
でも、1ページ目だけだったそうで、みなさん口々に「よかった! よかった!」と笑い合っていました。あまりに会場をわかせたため、「もう一回やろうか?」という森川さんに、ほかのキャスト陣が「いやいやいやいや!」と総ツッコミ!!
そんなスタートから熱気がMAXとなった会場で、司会を担当されることになった、緑川さんと森川さん。「台本通りがんばります!」と気合いを入れたお2人がコーナーを進行します。
まず、アニメ『DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD』で描かれた無神兄弟のスタッフからのイチ押しシーンを振り返るコーナーでは、吉田りさこ監督からのコメントも合わせて紹介されました。
1つ目は、第2話から“刺激的なルキの吸血シーン”がピックアップされました。カールハインツの使い魔であるコウモリに窓から監視されながら、ルキが主人公を激しく吸血する場面です。
会場の大きなスクリーンで多くの方に、吸血シーンを見られるのは「けっこう恥ずかしいですね」と櫻井さん。アフレコ時のエピソードでは、初の吸血シーンということで「そうやって吸うんですね」と、初めてお互いに吸血の仕方を確認し合い、照れながら収録したというお話も!
吉田監督のこだわりポイントは、コウモリがとまっている窓だそうで、「コウモリ専用の素敵な小窓を」と、美術さんへ依頼したそうです。
意外な裏事情が明らかになってきたところで、2つ目は第5話から。雨に濡れながら家に帰ってきたコウに、呼び止められる主人公。彼に誘われるまま部屋についていくと、濡れた服のボタンをはずしてくれと、ねだられてしまいます。コウのワガママに困惑しながらも着替えを手伝う主人公へ、自分がアイドルをしていることを告げるシーンでした。
木村さんは、コウの部屋にあるベッドに注目。コウらしいゴシック調のかわいらしいベッドに、彼の個性を感じたと語ります。そこから、好きなカレがどんなベッドを使っているのが理想的なのかという話に。
「天蓋つきのベッドだったらちょっとびっくりしちゃうかもね」という森川さんの意見に、会場からは同意の声があがりました。吉田監督からは「このあとのコウの過去シーンを合わせて、子どものように愛情確認をする彼を表現しました」というメッセージが届きました。木村さんも甘えん坊なコウを、意識して演じられたとコメントされていましたよ。
つづいては、第3話の無神家一家団らんのシーン。アズサの分だった、ルキお手製のエビフライをコウが食べてしまい、世話焼きなユーマがコウとアズサをたしなめるシーンでした。
このシーンを見て森川さんが、「みなさん、エビフライはソース派ですか? タルタルソース派ですか?」と、突然質問を投げかけます! どちらが好みか、意見を交わし合うみなさん。タルタルソース派が圧勝で、ソース派と答えていたのは櫻井さんだけという結果でした。そんななか、「ユーマのイチ押しシーンのはずなのに、ほかのキャラが目立ってない?」と緑川さんがコメント。
それを受けて木村さんが「こういうユーマの世話焼きなところが、みんな好きなんですよね!」と話すと、会場からは「好き!!」という声援がわき起こりました。吉田監督からは「逆巻兄弟とは違い、無神兄弟の仲のよさを見せるシーンでした」とのコメントが添えられました。
最後のピックアップは、再び第3話から。アズサと2人きりで留守番することになった主人公が、彼の部屋に招かれ、ゆっくりと壁ドンされて迫られるシーンでした。
シーンを振り返って、岸尾さんが「アズサの演技では決してふざけていません!」と、真っ先にコメントされ、会場からは笑いが起こりました。緑川さんは、アズサについて「怖い」という印象を感じていたと話し、それに同意した鈴木さんは「もう、ホラーですよね」とコメント。
森川さんと緑川さんが、アズサの役作りについて岸尾さんへたずねると「台本がもともと句読点多めで、最初はもっと声を低めに出していました」と答えられていました。
吉田監督からのコメントでは、ゆっくりとしたの壁“トン”の演出は絵コンテの方が考えられたそうで、対称的に怯える主人公の姿でアズサのキャラクターを表現したとのことでした。「兄弟で話しているときはかわいいけど、口説きに入るとアズサは怖いんだなと思いました」と、木村さんがコメント。
次のコーナーは、録り下ろしのセリフが聞けるコーナーへ! アニメのワンシーンと合わせての囁きは、バレンタイン間近ということもあり“あま~いバレンタインのささやき”がヴァンパイアたちから到着!
パート1では、ルキ、アヤト、カナトが登場。ルキパートは、チョコレートを手作りした主人公に対して、ご褒美と吸血をくれるセクシーなルキの、あまいささやきが堪能できました。
アヤトパートでは、たこ焼きを模したチョコレートをプレゼントした主人公に、本物のたこ焼きを作れと駄々をこねるアヤトが、とってもキュートでした!
カナトパートは、チョコレートを待ちきれないと泣き叫ぶカナトへ、フォンダンショコラをプレゼントする物語。ラストはごきげんなカナトが見られました♪
そしてステージは、“アヤトプレゼンツ俺様系ドSマッチングゲーム”と題した、無神兄弟キャスト4人の絆が試されるゲームコーナーへ! 森川さんから無神兄弟の絆について聞かれた櫻井さんは、自信満々に「バッチリです!」とコメント。しかし、突然歌い出した岸尾さんの行動を見て「やっぱり若干不安です……」と言い直し、会場からは笑いが起こりました。
まず、“4人でおなじ答えを連想せよ”という課題からスタート♪
“日本の妖怪で連想するものは?”との問いでは珍解答が!! “な”という一文字だけ書かれた鈴木さんのフリップを見て、緑川さんが、いったいどういうことなのかご本人を直撃! すると「4人でひとつの言葉を完成させるのかと思って……」と恥ずかしそうに、鈴木さんが答えたのです。問題の意味を勘違いしてしまった鈴木さんに、会場は大爆笑!!
森川さんが「ちなみに、4人でひとつの言葉を完成させるとして、答えはなんだったの?」と、鈴木さんへ聞くと「“あかなめ”しか妖怪が思いつかなかったです」と、コメントしながら顔を赤らめる鈴木さん。木村さんが「こんなに恥ずかしそうにしてるのは初めて見た!」と珍しそうに話していたのが、とても印象的でした!
“バレンタインで女性が男性からもらってうれしいプレゼントと言われて連想するものは?”の回答では、またもや異常事態に!! 木村さんだけが“キバ”という『ディアラヴァ』らしい回答をするも、ほかの3人が全員“お金”と回答! 激しく動揺した木村さんが「待って! 待って! 『DIABOLIK LOVERS』のイベントでしょ!? あってるの俺だよね!? 涙出てきた」とコメント。ゲームは惜しくも失敗となってしまいました!
つぎは“4人でひとつの言葉を完成させよ”という課題にチャレンジ♪ 鈴木さんが勘違いした問題が、ここでついに登場し、みなさん気合い充分の様子でした。
しかし、“常識では理解できない、非常にあやしく不思議な様を現す四字熟語を完成させよ” という難問が、いきなり襲いかかります!! 正解は“奇々怪々”なのに対し、とまどった4人の回答をつなぎあわせると、“奇・可・不・後”と見事にバラバラ……!
それを受け、続いての問題は“アヤトの好きな食べ物4文字を完成させよ”というサービス問題が出題されました。しかし結果は、4人の回答をつなぎあわせると“た・こ・や・奇々怪々”に!!
岸尾さんのボケがさく裂し、またもゲームは失敗となりました。さらに、“ルキがアニメ3話で運んできた料理は○○○○イ?”という、ふたたび出題されたサービス問題では「エビフライでボケるの難しいよ」と岸尾さんが、思わず回答をもらす一幕も!
そのひとことを受けた結果、4人の回答をつなぎあわせると“ト・ビ・フ・ラ”イと、またもニアミス!! 櫻井さんが「さっきの流れを受けて、いっそのことボケてやろうと思ったのに、案外みんなが……」と嘆いていました。
なかなかゲームが成功しない状況に緑川さんが「岸尾くんの回答を読むのは難しいよね」と話すと、「でも、自分のせいで失敗し続けるかと思ったのに、思わぬ伏兵がいっぱいいました!」と岸尾さんがすかさずコメント。4人のなかで、かならず誰かがボケてしまい失敗するという、奇跡のような事態が起こっていました。
いよいよ、ラストの課題“背中で伝言ゲーム” に突入! 無神兄弟キャスト4人で整列し、前の人の背中に指で文字を書いて言葉を伝えるというゲームでした。
櫻井さんからスタートし、最後は岸尾さんまで伝言していく一問目の言葉は、“チチナシ”。櫻井さんから背中を指でなぞられて、くすぐったそうに笑う木村さん。“シ”と“ツ”を間違えそうになる場面もありながら、鈴木さんまでは順調に伝わっていた様子。
そして回答した岸尾さんからは「階段に気をつけて」という衝撃の答えが!! 登場時に階段を踏み外してしまった森川さんを、巧みにボケに使ってしまう荒業を披露していました。
とうとう最後の挑戦となってしまい、あとがない無神兄弟キャスト陣は、作戦を変更! 「もうボケない!!」と強く宣言をした岸尾さんから伝言ゲームをスタートすることに。まじめに言葉を伝える岸尾さんと、首をかしげる鈴木さん。
その最中、まだ順番ではない木村さんがいたずらで、櫻井さんの背中に文字を書きはじめてしまいます。櫻井さんからは「たかひろって書いてる!」と驚きの声が上がりました!
もちろん、それは答えではないので仕切り直してゲームは続きます。かなり悩んだ様子の鈴木さんは、自分が感じ取ったまま、木村さんの背中に指で伝えている様子。首をかしげ続ける鈴木さんに対し、何かひらめいた雰囲気の木村さん。櫻井さんの背中へ、答えをスラスラと指でなぞります。
無神家の絆を感じ取った櫻井さんの口から出た答えは“エム猫ちゃん”で見事に成功となり、感動的なラストになりました!
ラストゲームで奇跡の成功をおさめたみなさんへ、賞品であるオリジナルチョコケーキが送られました。
無神兄弟のイベントキービジュアルをあしらったキャラクターケーキを、美味しそうに頬張る姿は、みなさんの仲のよさをうかがえ、こちらまであたたかい気持ちが伝わってきました。めったにお目にかかれない、キャスト陣の貴重な素の表情に、会場は大興奮の様子でした♪
大団円で終わったゲームコーナー後の幕間では“あま~いバレンタインのささやき”コーナーのパート2が! 登場したのはレイジ、シュウ、ユーマの3人。
レイジパートは、主人公手作りのチョコレートをダメ出ししながらも、それに合う紅茶を淹れてくれるという、レイジの優しさが感じられるストーリーでした。
シュウパートは、寝起きで不機嫌なシュウにチョコレートを食べさせるというストーリー。あますぎるチョコレートの口直しにと、艶っぽい吸血をされてしまうというエンドでした。
ユーマパートは、崩れてしまったチョコレートケーキでも、気にせず頬張ってくれるユーマに胸キュン♪ 危険でワイルドな、あま~いささやきに酔いしれる至福の時間を過ごせました。
続いては、“バレンタイン”をテーマにした朗読パートへ。だれが一番おいしいチョコレート菓子をユイにプレゼントできるかのバトルが描かれました。
生ならではの、コミカルなアドリブが会場をわかせます。フォンダンショコラを作ったルキ、チョコレートフォンデュのコウ、チョコきゅうりという大胆なメニューに踏み切ったユーマ、激辛トリュフという上級者向けのチョコを作ったアズサ、たこやきにチョコレートソースをかけて我が道を行くアヤト、生ハムのチョコレート添えという料理の可能性の新境地を開拓したカルラ。
それぞれ個性的で愛を感じる品でしたが、客席の拍手で圧倒的な支持を得たのは、ルキの作った上品なフォンダンショコラでした。勝負に勝ったルキからは、その場であま~いひと言がささやかれ、会場は大きな拍手と黄色い声援に包まれました。
無神家としてアニメ『DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD』のイベント初参加となった今回。森川さんが「今後もディアラヴァを愛して頂けると嬉しいです」と語り、緑川さんは「できればキャストみんなでイベントやりたいね!」と今後の展望を語ってました。
岸尾さんは「無神が揃うイベントは初めてだったので戸惑っていました」とコメントし、鈴木さんは「“雌豚”と叫んで、みなさんに喜んでいただけてよかったです」とコメント。木村さんは「これからも、僕らのかわいい“エム猫ちゃん”でいてください」と話し、櫻井さんは「“家畜”と言って声援をいただけて、作品が愛されているのを肌で感じました」と、感想を述べられていました。
イベントのエンディングでは、新しいシチュエーションCDシリーズ『CHAOS LINEAGE』『Para-Selene』さらにキャラクターソングのベストアルバムCD第3弾『Bloody Songs -SUPER BESTIII-』の発表があり、最後まで、大熱狂のイベントは幕を閉じました。
関連商品
▼シチュエーションCD「DIABOLIK LOVERS CHAOS LINEAGE」シリーズ(全3巻)
■発売日:7月26日より順次発売
■価格:2,200円+税
■発売元:Rejet株式会社
▼シチュエーションCD「DIABOLIK LOVERS Para-Selene」シリーズ(全13巻)
■発売日:4月26日より順次発売
■価格:2,200円+税
■発売元:Rejet株式会社
▼ベストアルバムCD「DIABOLIK LOVERS Bloody Songs -SUPER BESTIII-」
■発売日:4月26日発売予定
■価格:3,000円+税
■発売元:Rejet株式会社
■特設ホームページ:http://rejetweb.jp/dlbest3/
(C)Rejet・IDEA FACTORY/DIABOLIK LOVERS MB PROJECT
(C)2017 Rejet / IDEA FACTORY