DENGEKI ガルスタオンライン

総合 > ガルスタオンライン > 小野賢章さん小野友樹さん神谷浩史さんら登壇の『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』舞台挨拶レポ

2017-03-18 13:44

小野賢章さん小野友樹さん神谷浩史さんら登壇の『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』舞台挨拶レポ

文:ガルスタオンライン

 祝・本日上映開始の完全新作映画『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』。先ほど新宿ピカデリーにて行われた舞台挨拶の模様をお届けします。

劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』舞台挨拶レポ
劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』舞台挨拶レポ

――本日の初日を迎えられての感想をお願いします。

多田俊介監督

 今日はたくさんのお客様に起こしいただき、本当にうれしく思っています、ありがとうございます。

小野賢章さん(黒子テツヤ役)

 本日は起こしくださり、ありがとうございます。最後までお楽しみください、ありがとうございました。

 と、ここでいったん締めてしまう小野さんに周囲から総ツッコミが。早くも和みムードに。

小野友樹さん(火神大我役)

 この場に立てることに、本当に誇りに思います。最後まで楽しんでください。よろしくお願いします。

神谷浩史さん(赤司征十郎役)

 みなさんおはようございます! 朝早くからありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

諏訪部順一さん(青峰大輝役)

 おはようござります! 今日はよろしくお願いいたします。

小野大輔さん(緑間真太郎役)

 おはようなのだよ。今日も人事を尽くしたいと思います、よろしくお願いいたします。

木村良平さん(黄瀬涼太役)

 黄瀬涼太役の木村良平なのだよ。(一同笑)。上映後の最初の反応で、とっても温かく迎え入れてもらってうれしいです。

鈴村健一さん(紫原 敦役)

 おはようございます。こんなにも来ていただけて、すごいなと思っています。緊張してきましたが、よろしくお願いいたします。

緑川 光さん(ナッシュ・ゴールド・Jr.役)

 ナッシュ・ゴールド役の緑間光なのだよ。(一同爆笑)なのだよが言えてうれしいです(笑)。

稲田 徹さん(ジェイソン・シルバー役)

 (英語であいさつされたあと)外人さん感出したかったんですが、Vシネマ感が出てしまいました(笑)。

――今回藤巻先生が総監修として関わっていらっしゃいますが、藤巻先生とお話したことで印象に残ってることはありますか。

多田俊介監督

 シナリオを作っている段階からかかわっていただいていたのですが、送られてきたのがシナリオではなくて、ネーム(コマ割りとキャラとセリフが入っている漫画の下書きのようなもの)で来たことが印象的でした。

――完成版を観た感想をお願いします。

小野賢章さん(黒子テツヤ役)

 自分が予想していた感想と違うものがでてきました。あー本当にこれでラスト感があるなとすごく感じてしまい、観てさびしくなってしまったというのが、率直な感想です。

小野友樹さん(火神大我役)

 熱いシーンもたくさんあったんですけど、ふと最後にひとつ残った感情が「さびしい」だったんですよね。素敵な作品を観たのに、俺だけかなと思ったんですけど、賢章も同じでびっくりしています。熱く盛り上がったぶんだけ、「ああこれで最後なんだな」というのが残り、うれしくもあり悲しくもあり。

 ここで、小野賢章さんが小野友樹さんから送られてきたというLINEのエピソードを披露。3通きたというその内容は「試写会観てきたぜ」「お前、やったすげえな」「お前とやれてよかった」。スタンプなし、ということでした。そのことを試写会でお会いした藤巻先生にお話したら「暑苦しい」というひとことをいただいたそうです(笑)。

 

神谷浩史さん(赤司征十郎役)

 おもしろかったです。TVシリーズを経ての劇場版ということでみなさんもそうだと思うんですけれど、観たかったものが全部入っていたという印象を抱きました。僕らにとっても最後までがんばったご褒美がもらえた気がして、素敵な作品にかかわることができたという多幸感でいっぱいです。あとは悪いやつら(今回の新キャラクター)が出てきたなという(笑)。

諏訪部順一さん(青峰大輝役)

 (神谷さんのお話を受け)いやほんとに最後にいいやつにならない悪いやつだったんで、よかったなと(笑)。握手とかもしませんでしたし。青峰に限って話しますと、フルタイムで出ていたのは青峰だけなんで! がんばったで賞を‼ やっぱ最強だなって思いました。

小野大輔さん(緑間真太郎役)

 いやーおもしろかったです。もうひとつ言うと、泣けましたよ。ほんとに。最初のStrkyが負けるシーンから泣いてましたよ。宮地先輩! って思いましたし、僕笠松さん大好きなんです。試合を見ているみんなが試合に参加している感じがして、それも涙が止まりませんでした。黄瀬と青峰が歩いている後ろ姿を見て、年のせいかな、自然と泣いてしまい、いい映画だなと思いました。

木村良平さん(黄瀬涼太役)

 昨夜観たんですけど、寝る前に観るもんじゃないですね。興奮しちゃって酒うまいってなっちゃって(笑)。収録しているので先の話は知っているんですけど、「どうなんの、えっ、ナイス―!」みたいな。さんざん盛り上がって、エンドクレジット見てるときに「ああこれで最後なんだ」って。終わりどきって難しいし、ここで終わるのはすごくきれいだなっと思って納得したんですけれど、またやりたいなってすごい思いました。ラストシーンも未来を彷彿とさせるものだったので、うれしかったです。

鈴村健一さん(紫原 敦役)

 もう言うことないよ(笑)。浩史(神谷さん)が言ったように、ご褒美感があるなって思いましたし、今まで関われたことに感謝しました。僕も作品が本当に大好きで、いちファンとして観ても同じ目線で楽しめましたし、劇場でやる意味があるというか、TVシリーズがあっての劇場版、それぞれの見せ場があって乗り越えていくっていう。いい映画だな、納得のラストでした。

緑川 光さん(ナッシュ・ゴールド・Jr.役)

 おもしろかったですし、絵のクオリティがすごかったです。リアルなスポーツものを長時間描写するのはすごい大変だったのではないかと。スタッフさんにもお疲れさまでしたと言いたいです。最後の集大成に自分も花を添えることができてよかったです。悪役で参加していますが、年かな、最後のシーンは泣けました(笑)。

稲田 徹さん(ジェイソン・シルバー役)

 役割上はみなさんの感想を聞いて大暴れしたいんですけど、やっぱり素直に感動しましたよね。収録のときに熱くお芝居ができて、スポーツやってるんじゃないかっていうくらい疲れました。喉は丈夫な方なんですけど、終わったあとはカスカスになりました。

――各キャラクターが成長したところはありますか?

小野賢章さん(黒子テツヤ役)

 黒子に関しては、TVシリーズから芯になる部分は変わらないし、火神くんを送り出すところでも影になっていて、やっぱ変わらないなって。ひとつ芯になるものを持っているなって思いました。

小野友樹さん(火神大我役)

 1話を見返しまして、日本に絶望していた火神がそこにはいました。が、賢章が言ったようにまっすぐ黒子に感情をぶつけられるようになったところにグッときました。

神谷浩史さん(赤司征十郎役)

 キービジュアルを見て違和感があったんです。黒子と火神が主役なのに赤司がまんなかにいるじゃないですか。それを見たときにここにいていいのかなって。もともとはあの位置にいたんですけれど、まあいろいろあってああなったんですけど(笑)。敵役は先輩の緑川さんですし、一枚も二枚も上手な緑川さんの役よりもさらに上をいかなきゃいけない、その赤司を僕がやるんだというプレッシャーもあったんです。でも収録時、緑川さんは孤高の存在としていてくださったおかげで、いいものができました。

諏訪部順一さん(青峰大輝役)

 髪の毛も伸びてイケメン感が増しましたが、目つきが全然違うんですよね。明るいというかすがすがしい感じがして。気持ちの抜け部分は意識しました。一番成長したキャラだと思っているので(笑)。ラストのキセキの世代で自然に話しているシーンがすごく好きです。

小野大輔さん(緑間真太郎役)

 仲よくなったなって思いました。ふつうの会話ができるんだなって。自己中心的な緑間が成長したなって思いましたし、積み重ねてきた絆がずっとあったんですよね。それを実感しました。

木村良平さん(黄瀬涼太役)

 成長したという部分では、黄瀬が一番だと思っているので! 個人的な思いとしては、笠松先輩にはいろいろあったと思うんですけど、チームのために動けたっていうのが大きいです。

鈴村健一さん(紫原 敦役)

 こと成長したということに関しては、こっちでしょう‼ 今回の劇場版に関してはむーくんでしょう! うちの子かわいい! 初めてバスケしながら笑ったんですよ‼ バスケを好きだと認めましたし。とてもかわいい子です。

――ファンのみなさんにメッセージをお願いします。

多田俊介監督

 今日は起こしいただきありがとうございます。僕は今日スタッフ代表としてきています。3ぶんの2は試合シーンで、スタッフ本当にがんばりました。そこを何度観ていただきたいです。

緑川 光さん(ナッシュ・ゴールド・Jr.役)

 やっぱり劇場で、このクオリティのものを観るという醍醐味はあると思うので、何度も観てください。

稲田 徹さん(ジェイソン・シルバー役)

 おもしろいおじさんだと思われているかもしれませんが、作品内ではそうはいってませんよ! ジャバウォックもよろしくね~!

鈴村健一さん(紫原 敦役)

 今日またこうやってこのメンバーでステージ立てることがうれしいですし、素敵なスタッフさんに恵まれて光栄です。今日ご覧になっていただいたと思いますが、いろんな方に勧めてください! できるだけ多くの方に観てもらいたいです。

木村良平さん(黄瀬涼太役)

 昨日観て、今日の舞台挨拶に参加させていただいて、自信をもっていえます、いいものができました‼ このあとの舞台挨拶も自信をもってまわりたいと思います。

小野大輔さん(緑間真太郎役)

 キャスト、スタッフ一同人事を尽くした、とても素晴らしい作品になっていると思います。最後緑間が言っていたセリフ、「これからもずっと、バスケを続けていくのだろう」。このセリフは僕たちの気持ちでもあります。みなさんのなかでもずっとずっとこの作品が生き続けてくれると嬉しいなと思います。

諏訪部順一さん(青峰大輝役)

 僕にとっても大切な作品です。青峰に出会えてよかったです。観終わってさみしい気持ちもあるんですが、もう1回見たら、まぎれるかもしれません。心から何度も観てくださいといえる作品になりました。

神谷浩史さん(赤司征十郎役)

 こちらからの提案ですけど、原作通り試合が終わったら席を立ってもらってもいいですし、黒子と火神のエピソードを観て席を立つもいいですし、GRANRODEOのファンの方は、そこで席を立ってもいいですし(笑)、もう1つの主役でもあるキセキの世代のシーンで立ってもいいですし。4回楽しめるんじゃないでしょうか(笑)。僕としても赤司征十郎という役は出会えてよかったですし、幸せです。ありがとうございました。

小野友樹さん(火神大我役)

 もうこの作品にかかわってもう6年くらい経ちました。黒子愛をはぐくみながら歩いてきました。改めて、ここまで描き切ってもらえる作品に参加できて、本当に幸せです。ありがとうございました。

小野賢章さん(黒子テツヤ役)

 もう6年、そんなに経ったんだという感じですが、ずっと向き合ってきて劇場版で最後を迎えられるのが幸せです。ここまで応援してくださったみなさんのおかげで今日を迎えられているんだなって思います。僕にとって大切な作品ですし、これからも大切なのは変わりません。何度も観て、何度も黒子たちを応援してください。僕もまた今すぐ観たいです。

 『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』は大ヒット上映中です!

■作品概要

『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』
 2017年3月18日(土)全国ロードショー

<STAFF>
 原作:藤巻忠俊(集英社ジャンプコミックス刊)
 監督:多田俊介
 脚本:高木 登
 キャラクターデザイン:菊地洋子
 総作画監督:後藤隆幸、菊地洋子
 美術監督:鈴木路恵
 色彩設計:竹田由香
 撮影監督:荒井栄児
 CGIディレクター:磯部兼士
 編集:植松淳一
 音響監督:三間雅文
 音楽:池 頼広
 主題歌:「Glorious days」GRANRODEO
 アニメーション制作:プロダクションI.G
 配給:松竹
 製作:劇場版「黒子のバスケ」製作委員会

<CAST>
 黒子テツヤ:小野賢章
 火神大我:小野友樹
 赤司征十郎:神谷浩史
 青峰大輝:諏訪部順一
 緑間真太郎:小野大輔
 黄瀬涼太:木村良平
 紫原 敦:鈴村健一
 ナッシュ・ゴールド・Jr.:緑川 光
 ジェイソン・シルバー:稲田 徹

関連サイト