DENGEKI ガルスタオンライン

総合 > ガルスタオンライン > 宮野真守さん、櫻井孝宏さんら出演! 注目のアニメーション映画『GODZILLA』ステージ

2017-03-28 19:15

宮野真守さん、櫻井孝宏さんら出演! 注目のアニメーション映画『GODZILLA』ステージ

文:ガルスタオンライン

 2017年3月26日“Anime Japan2017”REDステージで行われた『GODZILLA』スペシャルステージの模様をお届けします。

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
▲左より諏訪部順一さん、花澤香菜さん、宮野真守さん、櫻井孝宏さん、杉田智和さん、梶裕貴さん。

 怪獣といえば? と聞かれたら、ほとんどの国民がこう答えるかもしれない……“ゴジラ”と。そんな国民的知名度と人気を誇る特撮映画『ゴジラ』がアニメーション映画になると発表になったのは、つい最近のこと。そして今回“Anime Japan2017”2日目のREDブースでは、メインキャスト陣を迎えたスペシャルステージが行われました。

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 主人公のハルオ・サカキ役を演じる宮野真守さんをはじめ、櫻井孝宏さん(メトフィエス役)、花澤香菜さん(ユウコ・タニ役)、杉田智和さん(マーティン・ラッザリ役)、梶裕貴さん(アダム・ビンデバルト役)、諏訪部順一さん(ムルエル・ガルグ役)ら豪華キャスト陣が登壇。

 不朽の名作『ゴジラ』にかかわるということで、キャストのみなさんは名誉とプレッシャーを両方感じているようでした。ここでは、今回のステージで語られた、それぞれのキャラクターの紹介や見どころなどをお届けします。

ハルオ・サカキ役 宮野真守さん

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 今回の作品はアニメーションだからこそできるスケールの広げ方をしているのだそう。ゴジラを知っている人でも、きっと初めて見るゴジラになると意味深なこともおっしゃっていました。ちなみに宮野さん演じるハルオは、ゴジラに対して強い憎悪を感じているキャラクター。彼のその想いがストーリーのなかでどう描かれていくのか、映画を観て感じてほしいそうです。物語のカギにもなってくる注目ポイントとのこと!

メトフィエス役 櫻井孝宏さん

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 桜井さん演じるメトフィエスは、なんと異星人。“エクシス”という長命種族で、年齢は50歳ですが見た目は地球人でいうと25歳くらいの風ぼうをしています。設定的には2036年のニューヨークに突然現れるのだとか。非常に博愛精神に満ちたキャラクターだそうです。言葉選びも繊細で、ハルオの理解者としても作中で描かれているとのこと。人種を超えた2人の関係性も注目できそうですね!

ユウコ・タニ役 花澤香菜さん

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 花澤さん演じるユウコは、ハルオの幼なじみ。身体が華奢で戦闘能力が弱いことにコンプレックスを抱いているキャラクターとのことです。でも頭脳方面で活躍するということも明かしてくれました。また19歳という年齢もあって精神的に少しもろく、いろんな感情に悩む役どころのようです。ハルオと幼なじみと聞いて、司会の森一丁さんから2人の色恋はある? と質問がとびましたが、宮野さんと花澤さんは「ふふっ」と含み笑い(笑)。映画を観て確かめる必要がありそうです!

マーティン・ラッザリ役 杉田智和さん

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 じつは杉田さん、今日はじめてキャラクターの完成版を見たそうです! オーディションでもらっていた設定画ではメガネをかけていたそうで、わりと屈強な見た目をしているんだな~としみじみおっしゃっていました。またキャラクター的には好奇心と探求心の塊で、作中によくいる解説をする役どころとのことです。戦場に出て来たら危ない……と心配(?)されていました(笑)。

アダム・ビンデバルト役 梶 裕貴さん

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 梶さん演じるアダムは、ハルオのことをとても尊敬しているキャラクターなのだそうです。軍人としてプロフェッショナルな面もありつつ、21歳という若者らしい部分もあって感情的になる瞬間もあるのだとか。アデムのまっすぐピュアで熱いところがストーリーのなかでも重要になってくると教えてくれました。ほかのキャラクターとの関係性を通して、どう変化していくのかという部分も見どころなのだそうです!

ムルエル・ガルグ役 諏訪部順一さん

アニメーション映画『GODZILLA』ステージ
アニメーション映画『GODZILLA』ステージ

 諏訪部さん演じるムルエルも、“ビルサルド”という異星人。こちらも長命種族で見た目は35歳くらいの風ぼうですが、実年齢は60才のキャラクターです。寿命は200歳くらいらしく、ビルサイド種族はムルエルと同様にゴリマッチョ系が多いのだとか。見た目は腕っぷしが強そうな感じですが、地球よりも科学技術がかなり進んでいる星だそうで、諏訪部さん曰く「インテリ系ゴリマッチョ」とのことでした。また、森一丁さんが「あるものを失ってしまう」とおっしゃっていたのが非常に気になります。

 続いて、オファーを受けたときのお気持ちを聞かれたキャスト陣。宮野さんは最初にオーディションのお話がきたときは、まさかゴジラをアニメーションでやるとは信じられずにドッキリなのかな? と思ったそうです。そのくらいびっくりしたのだとか。花澤さんもSF小説かと思うくらいに分厚い資料で、スタッフの方々の熱が伝わったそうです。ちなみに花澤さんはミニラに似ていると言われるそうで、ご自身も認めていらっしゃいました。

 また収録は先に音声だけ収録する“プレスコ”で行われ、キャスト陣の収録はすでに終わっているとのこと。キャラクターなどの動きもまったくわからない状態での収録だったため、監督にいろいろ状況を教えてもらいながらの収録だったそう。自分の演技がアニメーションとどうマッチしているのか、キャスト陣たちも非常に気になっているとのことでした。

 そんな話のなかうれしいサプライズが! なんと制作途中の最新映像が公開されたのです! 30秒間の貴重な映像でした。一瞬の映像のなかに、いろんな登場人物たちが動いて叫んで非常に迫力満点でしたよ!!

 さらに映像の最後には、2017年11月より第3部作で全国上映されるとの情報も。壮大なスケールだということがうなずけますね! 迫力ある映像にみなさんの期待も高まったのではないでしょうか。11月の上映がますます楽しみになるステージとなりました。

関連サイト