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2017年4月5日(水)

妖怪好きも納得の仕上がり!! 電撃小説大賞《銀賞》『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』発売中

文:電撃オンライン

 第23回電撃小説大賞《銀賞》受賞作『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』がメディアワークス文庫より好評発売中。

 『絶対城先輩の妖怪学講座』『お世話になっております。陰陽課です』シリーズ著者、峰守ひろかず先生も絶賛した本作をチェックしよう!

明治あやかし新聞

<あらすじ>

 ぞわっとして、ほろりと出来る。怠惰な記者のあやかし謎解き譚。

 日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者、内藤久馬。そんな彼も好奇心が疼けば記事を書く。傍に用意するのは、怪談奇談に妖怪本。彼が書く記事は全て妖怪にまつわるものなのだ。

 ある春の日、少女が新聞社へ乗り込んできた。彼女の名は井上香澄。久馬の記事が原因で、友人が奉公先を追い出されたのだという。冷たい対応の久馬に代わり香澄に声を掛けたのは、妖美な男・芝浦艶煙。曰く、むしろ妖怪記事は人助けになっており、友人は貞操の危機を免れたのだというが!?

『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』の3つの魅力!

【魅力その1】 妖怪好きも満足する事間違いなし! 峰守ひろかず先生も絶賛!!

 推薦文はこちら!!

「共感できて憧れられる登場人物達、明治ならではの空気感、そして妖怪の素敵な使い方! 好きな要素しかない話でした。最高! あやかしたい。じゃなくてあやかりたい。」

 妖怪もので非常に人気の高い、峰守ひろかず先生が太鼓判を押した本作。妖怪好きの心を捉える事、間違いなし!

【魅力その2】個性豊かな人物が登場する本作。各キャラクターの関係性にも注目!

キャラクター紹介

明治あやかし新聞

▲井上香澄(いのうえ・かすみ)
 幼い頃に母を亡くし、父・兄と三人で暮らしている。父兄は官僚で、いわゆる“お嬢様”だが、実際は行動力があるおてんば娘。非常に情に厚い性格をしている。

明治あやかし新聞

▲内藤久馬(ないとう・きゅうま)
 銀座の一角にある日陽新聞社の記者。サロンの長椅子で日がな一日寝ているが、気が向いた時だけ妖怪にまつわる記事を書いている。剣術は免許皆伝の腕前。甘い物が好き。

明治あやかし新聞

▲芝浦艶煙(しばうら・えんえん)
 髑髏と柳の絵が染め抜かれた奇抜な着流しを身にまとい、妙な色気を持つ男。久馬の友人だと言い、香澄に接触してくる。ひょろりとした長身に色白で目が細い。自称“役者崩れ”とのことだが――?

【魅力その3】魅力的な妖怪や不思議な出来事が新聞記事に!? 本作に登場する妖怪や不思議な出来事をご紹介!

 第一話……「件(くだん)」 顔は人、身体は牛の妖怪。牛から生まれ、人間の言葉を話す。必ず当たる予言をし、数日で死ぬ。

 第二話……「髪鬼(かみおに)」 女の嫉妬心や怨念がこもった髪が妖怪となったもの。恨みを晴らすまで、幾晩でも現れる。

 第三話……「さまよえる死体」 半年ほど前に亡くなった娘が、村を夜な夜な歩き回る。どうやら自分を殺した人物を探しているらしい――。

 第四話……「神隠し」 ある日忽然と人が消えてしまう現象。神や鬼、狐などの仕業とも考えられている。

 これらの妖怪や不思議な出来事を久馬はどう記事にして、人々を救うのか――。ぜひ本作を読んでその目で確認して欲しい。

第23回電撃小説大賞 特集サイトで『明治あやかし新聞』の様々な情報を更新中!

 第23回電撃小説大賞 特集サイトにて、著者である、さとみ桜先生のインタビューや、登場人物達が作品を紹介する特別掛け合いも掲載中! こちらもお見逃しなきよう!

(C)KADOKAWA CORPORATION 2017

データ

▼メディアワークス文庫『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』
■著者:さとみ桜
■イラスト:銀行
■発売日:2017年3月25日発売
■定価:本体630円+税
 
■メディアワークス文庫『明治あやかし新聞 怠惰な記者の裏稼業』の購入はこちら
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