2017年4月21日(金)

PS Vita版『ワガママハイスペック』が7月27日発売。初回限定版パッケージは宇都宮つみれさん描き下ろし

文:喜一

 PS Vita用ソフト『ワガママハイスペック』が7月27日に発売される。予約は4月27日より開始。価格は初回限定特装版が7,980円+税、通常版が4,980円+税、DL版が3,980円+税。

『ワガママハイスペック』

 本作は、2016年4月に発売されたPCゲーム『ワガママハイスペック』のPS Vita版。初回限定特装版と通常版の2種類がリリースされ、初回限定特装版は原画の宇都宮つみれさん描き下ろしパッケージに加え、限定アイテムが同梱となる。

 店舗特典情報は4月27日に公式サイトと各店舗にて公開予定だ。

【ストーリー】

 学生でありながら、とある週刊誌で連載を持つマンガ原作者の主人公“鳴海幸樹”。だいぶエッチなラブコメを書いてる手前、周囲にはマンガのことを打ち明けておらず、知っている妹の“兎亜”とその友人の“未尋”だけ。

 ある日、ひょんなことから生徒会長の“鹿苑寺かおるこ”が自分のマンガの作画担当であることが発覚。

 ちょうど男子役員を探していた会長から生徒会加入を打診され、隠しごとがある手間断り切れず、マンガのことを内緒にするという約束で役員になるのであった。

 しかし、主人公の事情を知らない副会長“アーシェ”は役員入りに猛反対。さらにそんな中、学生から依頼やトラブルが舞い込み……。

 才能豊かで個性的なヒロインたちと送る生徒会系学園イチャラブコメディ!

登場キャラクター

鹿苑寺かおるこ

『ワガママハイスペック』

「気にしなくていいよ、こういう時はお互いさまだから。でも、私がピンチの時は遠慮なく頼るからね」

学年3年生
コピー完璧生徒会長だけど、裏ではエロに定評のあるイラストレーター&漫画の作画担当

 学園の三年生で生徒会長。つねにトップの成績、凛とした姿勢や態度、誰にでも別け隔てなく接する人当たりのよさで、全校学生のみならず教師からの信頼も厚い。

 裏では“しかくん”というハンドルネームのイラストレーターとして活動しており、なかなかの売れっ子。

 実家は裕福で祖父は地元の名士。名家に恥じない娘に育てるべく、両親に厳しく躾けられてきた。

 その反動から、偶然触れたマンガやアニメにのめり込みオタクになる。

 時折反応に困るおやじギャグを会話に挟み、周囲を困らせることも。

桜木・R・アーシェ

『ワガママハイスペック』

「いい? あなたは何もしなくていいから。椅子に座っておとなしく空でも眺めてなさい」

学年2年生
コピー真面目で負けず嫌い、作曲家を志すツンデレ副会長

 主人公と同学年で生徒会の副会長。

 学年トップの成績を常に維持し、ほぼ全ての教科で学年トップだが、国語系の科目だけ主人公に負けていて、ひそかに主人公をライバル視している。

 真面目で律儀な性格で、負けず嫌いの努力家。正義感が強く、曲がったことが嫌い。

 世界的なピアニストの母と元バイオリニストの父を持つ。両親は世界各地を飛び回っているため、現在は広いマンションで一人暮らしをしている。

 以前はピアニストとして国内のコンクールで優勝した経験を持つが、現在は作曲家を志している。生徒会に入ったのは、作曲家としての伸びしろを延ばすため色々な人生経験をすべきという助言から。

 食べることが好きで、かなりの大食い。庶民的な料理を好み、丼ものが好物。

 お金持ちの家系にもかかわらず高級フレンチなどを食べるとお腹を壊す。

鳴海兎亜

『ワガママハイスペック』

「なんで朝とか来るんだろ……ほんと意味わかんない」

学年1年生
コピー天才プログラマーで、楽して稼ぐことを目標に引き篭もっているぐーたら妹

 主人公の実妹で学園の一年生。だらけるのが大好きで面倒くさがり。日光が敵。

 出不精で基本的には部屋にこもってアニメをみながらネットサーフィンやゲームをしていることが多い。

 人付き合いが苦手というよりは必要性を感じておらず、初対面の相手とは最低限の会話しかせず、兄にぶん投げる。

 数少ない会話相手である兄と友人の未尋が生徒会に入ったので、自分もなんとなく生徒会に入り会計を担当している。

 プログラミングが得意で、不労所得のため宝くじや競馬の予測プログラムや、スマホアプリなどを制作している。実際に暇つぶしに作ったスマホアプリが大ヒットし、莫大な収益を生んでいる。

 兄のことを心から慕ってはいるが、態度は冷たい。

宮瀬未尋

『ワガママハイスペック』

「わかりました。まずはお付き合いから始めましょう。もちろん買い物ではなく恋愛的な意味です。ウソです。」

学年1年生
コピー卓越した料理の才能を持つ小悪魔な後輩

 主人公の後輩で兎亜の親友。老舗の洋食屋の看板娘。

 基本的になんでもできる天才気質だが、必要に駆られないとやる気を出さない。

 成績はよくなかったが、兎亜や主人公と同じ学園に通うため一念発起。猛勉強した結果、やりすぎて主席合格してしまった。入試の成績がよかったため、生徒会に勧誘されることになる。

 本人は苦手にしているが動物になつかれやすい体質で、よく後輩の後ろを犬や猫が列を作って追いかけてくる。

犬猫が大半だが、たまにアヒルなどのレアキャラも。

 「先輩」と呼ぶのは主人公のことだけ。本人なりにこだわりがあるらしい。

鳴海幸樹

学年2年生

 エロ押しのハーレムラブコメマンガを週刊誌で連載中。原作を担当している。訳あって現在は妹と2人暮らし。家事はすべて主人公が行っている。

 昔、足をケガをした際になんとなく挑戦した小説執筆が予想以上におもしろくてのめり込んだのが創作活動の始まり。執筆は趣味でネット上にアップしていただけだったが、今の編集からマンガの原作に興味はないかと誘われたのがきっかけでマンガの道へ。

 温厚で素直、かつ面倒見のいい性格をしているが、この学園に入学した理由は“一番近かったから”など、細かいところでいいかげん。

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