2017年4月27日(木)
『追放選挙』のシナリオパターンは約1,300。追放のタイミング次第で物語が大きく変化する
日本一ソフトウェアは、4月27日に発売するPS4/PS Vita用ソフト『追放選挙』の新情報を公開した。
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本作は、12人の少年少女が参加する“追放選挙”を描いたデスゲームアドベンチャー。物語の舞台は、荒廃した世界に存在する遊園地“アリスランド”。主人公・一条要は妹を“追放”した9人の参加者に対して復讐を果たすため、“選挙”を利用する。
この記事では、本作のゲーム内の流れに焦点をあてて紹介していく。
シナリオ分岐は多岐にわたる
本作で、どのキャラクターを追放するかはプレイヤーの自由。シナリオのバリエーションは約1,300パターンになる。
キャラクターが“追放”されるタイミングによって、シナリオは大きく変化することになる。
あるキャラクターを残した場合と、早めに“追放”した場合とでは、シナリオの展開の違いも楽しめる。本稿ではその中から1パターンを抜粋してお届けしよう。
生死を賭けた“選挙”が開幕
謎の機械人形・アリスは、2人の生き残りを決めるためのデスゲーム“追放選挙”を開催。妹を殺された主人公・一条要は“選挙”を利用して、参加者9人への復讐を誓う。
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▲多数決によって生き残りを決める“選挙”。 |
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▲要は、未彩の追放を決めた参加者たちへの復讐のため、“選挙”を利用する。 |
雷神を利用し、情報交換を持ちかける
攻撃的な態度を取る一方、他のメンバーへの偵察をする絢雷雷神。要は彼を利用して、情報交換を持ちかけながら接触する。
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▲嘘の情報を流し、他の参加者の情報を引き出そうとする要。 |
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▲要は、対立候補の主張の穴を突き、選挙を切り抜ける。 |
ミステリアスな雰囲気で、他社を寄せつけない志歩理
一度目の選挙が終わり、他のメンバーの動向を探る要。百合園志歩理は、選挙で生き残ることに興味がないようだ。
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▲志歩理との会話は要領を得ず、有益な情報はまったく得られなかった。 |
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▲選挙の結果、追放された志歩理。化け物の潜む外の世界で……。 |
化け物に興味を示す料理人・一政
キッチンを訪れた要に軽食を振る舞う一政。彼は外の世界を眺めながら、「化け物を食べたらどんな味がするんだろう」と疑問を投げかける。
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▲料理人として化け物の味に興味のある一政。しかし、彼は「化け物を食べたいだけ」という嘘をついており、真意はまた別にあるようだ。 |
デスゲームからの離脱を目指す仲よし3人組
“選挙”から逃れるため、3人で集まって方法を模索する道宗たち。要はそんな3人に協力する振りをしつつ、彼らの甘さに付け込む。
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▲命をかけたデスゲームの最中にもかかわらず、食事で一喜一憂する仲よし3人組。 |
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▲化け物やアリスへの対策を講じる3人。要は無意味なことと知っていながら、協力体制を装う。 |
道宗を失った姫野姉弟の行動
前回の選挙で道宗を追放した要は、彼を失った姫野姉弟がどのような変化をみせているのかを確認するため、姉弟に話しかける。
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▲選挙で追放された人間は、要以外の参加者の記憶から消える。姉弟は道宗を失ったので、彼との思い出はなくなり、誰を失ったか理解できない。 |
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▲姉弟2人がどのような変化があるのか、興味本位で探りを入れる要。 |
姉と親友を失った少年・勇璃
大切な人を2人とも追放されたが、肝心な彼らに関する記憶も失ってしまった。勇璃は残された歪な感情を頼りに、要のもとを訪れる。
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もう1人の復讐者・伊純白秋
双子に対して強い復讐心を抱いている白秋。彼は、双子の死を見届けたいために、要に対して取引を持ちかける。
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▲白秋は、双子への復讐を果たすため、要に対して選挙で双子を選ぶように提案する。 |
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▲白秋の望みは、双子の死を見届けること。その後の自分の生死はあまり興味がないようだ。 |
不穏な言動をみせるアーシャ
カーシャがいなくなり、白秋を独占できるようになったアーシャ。要に対して、苺恋とノーリの動向を探るような言動をするようになる。
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▲キスをしながら、口に含んだ毒薬での殺害を試みる白秋。しかし、アリスによって阻まれることとなる。 |
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▲仲よくするつもりはないが、苺恋とノーリと会いたいと主張するアーシャ。 |
復讐を果たした白秋。しかし――
白秋は、憎んでいた双子がいなくなったが、その双子に関する記憶がなくなっているため、行き場のない殺意に虚しさを感じる。
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▲復讐は果たされた白秋だが、肝心の双子の記憶がないため、対象のない殺意だけが残った。 |
終わった復讐、残された3人――
要は、ついに9人への復讐を果たした。しかし選挙は後1回残っており、最後に苺恋、ノーリが残されているが……。
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