News

2017年5月12日(金)

【電撃PS】インディーゲームの祭典“A 5th Of BitSummit”! 世界中から最新タイトルが集うその内容を紹介

文:電撃オンライン

 2017年5月20日(土)と21日(日)の2日間、京都市勧業館“みやこめっせ”にて、日本最大級のインディーゲームイベント“A 5th Of BitSummit”が開催されます。

『ビットサミット』

 このイベントでは大手ゲームメーカーやパブリッシャーの協賛のもと、世界中から多くのインディーゲームが集結。最新のインディーゲームが出展され、誰でも試遊が可能です。開発者によるステージイベントやグッズの物販などもあり、ゲームファン以外も楽しめる活気のあるイベントになっています。

 企業だけではなく、個人やサークルなど、様々な開発者が出展し、前回からさらにパワーアップして開催される“A 5th Of BitSummit”。約1週間後の開催に備えて、その見どころを電撃PS編集部がお届けしていきます。

未発表の最新作から日本版が待望されていた作品までを試遊するチャンス!

 BitSummitの見どころは、何といっても最新のインディーゲームが遊べること。厳正な審査の結果選ばれた作品が並び、バラエティあふれるインディーゲームをたっぷり楽しめます。

 SIEやPLAYISMなどの大手メーカーのブースはもちろんですが、個人開発者のブースにもキラリと光る良作が勢ぞろい。制作者と直接話して意見交換することができるのも、本イベントならではです。

 海外作品が中心になりますが、毎年高いレベルのゲームを出展している“Indie MEGABOOTH”も注目。このブースで遊べるゲームは、幅広い人が楽しめるタイトルがそろっています。

『ビットサミット』
▲昨年のビットサミットの様子。年々来場者が増え、イベント自体も大規模になっている。今年も、かなりの盛り上がりが予想されます。

 もちろん、試遊以外にもステージイベントや物販といった楽しめるイベントが満載! 会場内はかなり自由な雰囲気なので、気兼ねなく好きなだけゲームを遊べます。

 どれを遊んでいいのか、いろいろ迷ってしまうという人は、この記事内で紹介しているブースや作品のほか、電撃プレイステーションVol.638に掲載している電撃PS編集部が注目している出展者を中心に回るのもアリですよ!

インディー担当ライター・まさんが注目する出展タイトルを紹介!

 個人や大手など、さまざまなデベロッパーが出展するため、どの作品を遊んでいいのか毎年悩まされるBitSummit。電撃PSのインディー担当ライター・まさんが、注目の出展タイトルをピックアップして、紹介していきたいと思います。

●注目タイトル1 プチデポット『グノーシア(仮)』

 アパート経営+タワーディフェンスの名作『メゾン・ド・魔王』で一世を風靡したプチデポットさんの最新作『グノーシア(仮)』。アナログゲーム『人狼ゲーム』をベースにしており、“かばう”と“疑う”で議論を繰り返し、人類に混ざる“グノーシア”を暴いていく作品になっています。

 1つのゲームが15分ほどで終わるサクッと楽しめる作品なのですが、始めてしまうと何度も繰り返し遊びたくなる魅力が満載! じつは、自分も取材をしたときに試遊させていただいたのですが、時間を忘れて遊んでしまいました。

 BitSummitではチュートリアル部分が遊べるとのことですが、世界観や物語に引き込まれ、ゲーム性も気になること間違いナシ! PS Vitaで発売予定とのことで、自分は大注目の1本です!

●注目タイトル2 Bombservice『Momodora V』

 PS4で配信されている『Momodora 月下のレクイエム』で話題を呼んだbombserviceの最新作『Momodora V』。これまでのシリーズは、緻密に描かれたドット絵と手ごたえのある横スクロールアクションがウリだったのですが、本作はなんと3Dアクションに進化!

 といってもスクリーンショットなどを見る限り、これまでのテイストは失われていないようです。『Momodora』シリーズらしいアクションの気持ちよさと、手ごたえのあるバトルを体験してみてください。

●注目タイトル3 YummyYummyTummy『Fallen Legion』

 “PlayStation Experience 2016”に出展されていた、知る人ぞ知る注目タイトル『Fallen Legion』。リアルタイムで4体のキャラクターを操作し、コンボを決めて戦うRPGになっています。

 バトルの合間にも選択肢が現れ、瞬時の判断が求められるのがおもしろいところ。自分もこれまで遊ぶことができなかったので、BitSummitの展示が本当に楽しみです。

●注目タイトル4 Pon Pon Games『Put Out The Fire / すぐにその灯を消せ(仮)』

 PS4で高評価を得ている『ヒーラーは二度死ぬ』のPon Pon Gamesさんが贈る最新作『Put Out The Fire / すぐにその灯を消せ(仮)』! 今回は、ダンジョン探索型のゲームだそうです。

 電撃PS Vol.638のインタビューによれば、制作中に作り直しをはかったとのことで、詳細は遊んでみないとわからないところがあります。

 このデベロッパーさんは、PlayStation Mobileなどでこれまで良作を作り続けており、かなり期待しています。ぜひチェックしてみてください!

『ビットサミット』
▲5月11日(木)発売の電撃PS Vol.638では、“TOKYO SANDBOX 2017”と“A 5th Of BitSummit”を特集! こちらも要チェック。

●注目タイトル5 Wolfgame『VA-11 HALL-A』

 サイバーパンクな未来都市のバーテンダーになり、ひとクセもふたクセもある客にお酒を出して会話を進ませるバーテンダーアクション『VA-11 HALL-A』。雰囲気もキャラクターもバツグンによく、PC(Steam)では発売済みなのですが、英語版しかなくオススメしにくかったこのタイトル。

 なんと、PLAYISMさんから日本語化されることが明らかになりました! しかも、PS Vitaで発売決定!! 小粋だったり、女性同士のちょっといい関係が見られたリ、日本のゲームファンにもハマれそうな部分がたくさんある作品なので注目です。

 ほかにも、注目の出展タイトルが目白押し! 今後も、さらに気になるタイトルを追記していく予定なので、気になる人はBitSummit開催まで随時公開されていく記事をチェックしてみてください。

⇒イベントの出展者リストはこちら

A 5th Of BitSummit 概要

・日程:2017年5月20日(土)、21日(日)

・時間:10:00~17:00

・会場:京都市勧業館“みやこめっせ”1階第2展示場

・入場料:一般 2,000円 / 中高大学生 1,000円 / 小学生以下 無料(2日間有効)

・主催:BitSummit実行委員会

※一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)(Q-Games Ltd. / PYGMY STUDIO CO., LTD. / VITEI BACKROOM Inc. / O-TWO inc. / 17-Bit / Digital Development Management, Inc. / Indie MEGABOOTH)、
株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス、株式会社 Skeleton Crew Studio、株式会社インピタス、京都コンピュータ学院、京都府

・制作:株式会社オリコム

BitSummit (C) Copyright 2017. All rights reserved. The BitSummit Organization Committee.

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.638』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2017年5月11日
■定価:638円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.638』の購入はこちら
Amazon.co.jp

関連サイト