2017年5月22日（月）

新作『マイティガンヴォルトバースト』が発売決定。新システムのバーストコンボやカスタマイズを紹介

　インティ・クリエイツは、Nintendo Switch/3DS用ダウンロードソフト『マイティガンヴォルトバースト』を発売します。Switch版の配信日は6月15日で、3DS版は6月28日。価格は各980円（税込）。

　本作は、90年代の雰囲気を味わえるレトロテイストのサイドビュー2Dアクション。2014年に3DSで配信された『マイティガンヴォルト』の完全新作にあたります。

　敵に接近して倒すことによって発生する“バーストコンボ”や、プレイアブルキャラクターの攻撃・防御・運動性能をいつでもどこでもチューニングできる“カスタマイズシステム”など、特徴的な新システムが搭載されています。

　Switch版では、怪しいポイントに近づくとHD振動で方向を知らせる“ダウジング”が搭載されています。また、ダブルヒーロー・“ベック”（『Mighty No. 9』より）と“ガンヴォルト”（『蒼き雷霆（アームドブルー）ガンヴォルト爪』より）のそれぞれの視点から織りなすifストーリーを楽しめます。

『マイティガンヴォルトバースト』紹介映像

基本的なゲームの流れを紹介

　本作は、ギミック満載のステージを進み、最後に待つボスを撃破すればステージクリアとなります。


▲バラエティー豊かなステージを進めましょう。


▲白熱のボスバトルで勝利できるか!?

　ステージをクリアしてステージセレクト画面に戻ってくると、リワードの選択が行えます。1度に選べるのは1つなので、すべて入手したい場合は繰り返しステージクリアを目指しましょう。


▲最後はリワードをどれか1つ入手できます。

ゲームオーバーについて

　本作ではゲームオーバーがありません。力尽きてもチェックポイントから何度でもリトライできるので、アクションが苦手な人でも繰り返しプレイし、オールクリアを目指すことができます。

　なお、リトライ数に応じてリザルトのスコアは減点されます。

システム紹介

バーストコンボ

　敵に接近した状態でトドメを刺すと“バースト”となります。通常より派手に爆散し、テクニカルな撃破を行ったことでスコアにボーナスが入ります。


▲バーストしなくても基礎スコアは入ります。

　バースト撃破を連続で決めれば“バーストコンボ”が蓄積され、撃破スコアのボーナスがさらにアップします。もちろん、ボスもバースト撃破が狙えます。


▲“トドメの時”だけ接近すれば行えます。


▲ステージクリア後はリザルトで総合的なスコアが表示されます。バーストコンボを意識してプレイし、最高ランクを目指しましょう。

カスタマイズシステム

　モジュールアイテムを入手すると、カスタマイズ画面でショットの性能を変化させることができます。


▲最初はオーソドックスなものとなっています。

　性能の高さに比例してより多くの“CP（コストポイント）”が必要となります。CPの上限内であれば何回でも編集、使い分けが可能です。

　弾に貫通性を持たせたり敵を自動追尾させたりと、カスタマイズ内容は多種多様。カスタマイズ画面内で試射しながらセッティングできるので自分好みのショットに仕上げましょう。


▲地形を超えて敵を攻撃。


▲どんな位置でもヒットを狙えます。


▲カスタマイズ画面内で試し撃ちができます。

成長要素（CPの増加）

　カスタマイズに必要なCPは敵のドロップアイテムやステージクリア報酬などで上限を増やすことができます。CPを増やしてプレイアブルキャラクターを強化すれば、いずれは難関ステージをクリアできるようになるでしょう。


▲CP上限内であればいくらでも強化可能です。


▲CPオーバー。このままでは装備できません。

　CPの利用はショットの強化だけに止まりません。攻撃力・防御力の強化、“斜め撃ち”や“チャージショット”の利用可能など、さまざまな性能を付け加えることもできます。


▲斜め撃ち（ベック）。上空の敵を直接狙い撃つことができます。


▲チャージショット。別に用意したカスタマイズショットを割り当てて使えます。

マイナスの成長について

　カスタマイズ内容の中には強化とは反対にプレイヤーの性能を落とす（CPを減らす）ものがあります。これを適用するとハンデ付きのプレイになりますが、ステージクリアの際リザルトでクリアボーナスがアップします。

収集要素“ピクセルシール”

　ゲーム中に入手できる機会が1度しかないレアアイテムの中には、“ピクセルシール”と呼ばれるキャラクターなどがドットで描かれたアイコンが存在します。

　ピクセルシールの入手方法はステージに置かれている、敵から低確率でドロップするなど多種多様で、総数は100種類を超えます。

　ピクセルシールはコレクション画面から閲覧できる他、カスタマイズスロットのアイコンとして登録することができます。

　ピクセルシールの入手状況は全セーブファイルの共通情報として保存されるため、入手後はすべてのセーブファイルで共有・利用可能になります。セーブファイルごとに入手し直す必要はありません。

Nintendo SwitchのHD振動要素“ダウジング”

　CPを消費して“ダウジング”と呼ばれる効果を有効にすると、怪しいポイントに近づくとHD振動で方向がお知らせされます。

　本作のステージは一見すると普通の地形に見えても、攻撃で破壊できる箇所が多数存在します。“ダウジング”は探索にはとても便利なので、まずは“ダウジング”が拡張されるモジュールアイテムを入手しましょう。

　モジュールアイテムは、オープニングステージのどこかに隠されています。

プレイアブルキャラクター

ベック

　Dr.ホワイトが開発した、“心”を持ち成長するロボット。他のロボットのXelを吸収してプログラムを学習し、成長する機能を備えていますが、今回は訓練用に機能がロックされているため多彩な変形アクションは使用できません。

　唯一の武器はDr.ホワイトに託された新ウェポンのみです。Dr.ホワイト曰くベックの進化とシンクロするとのことですが、まだその全容は判明していません。

ストーリー

　暴走する8体の兄弟ロボットの救出に成功したベック。ベックの成長を感じたDr.ホワイトは水面下で研究していた彼専用新ウェポンシステムの開発にのり出す。

　Dr.ホワイトが造った仮想空間へとダイブしたベックだったが、ボスを倒すも場面が一向に切り替わらない。そこに突如現れた少年・ガンヴォルトの力によってベックは仮想の住人となってしまう。

　はたしてベックはこの世界から脱出できるのか。そしてガンヴォルトの正体とは……。

ガンヴォルト（GV）

　雷撃の“第七波動（セブンス）”・“蒼き雷霆（アームドブルー）”の能力者。シアンと言う“電子の謡精（サイバーディーヴァ）”の魂を内に宿します。

　謎の世界へと転送されたことを境に本来の力を十分に発揮できなくなってしまいます。武装である銃（ダートリーダー）は健在。スキルはかろうじてライトニングスフィアのみ使用可能です。

　ガンヴォルトがピンチになるとシアンの加護が発動することがあり、その間だけシアンが顕現します。