フォワードワークスは、iOS/Android用アプリ『みんゴル』の発表会を本日6月2日に開催した。
登場した『みんゴル』総合プロデューサーの川口智基さんは、『みんなのGOLF』シリーズについて説明。同シリーズは誰でも楽しめる国民的ゴルフゲームとして、累計で1,400万本以上を売り上げている。
今年はシリーズ20周年ということで、8月31日にPS4用ソフト『New みんなのGOLF』が発売。さらに、アプリ『みんゴル』が配信される。
『みんゴル』でこだわったのは、スマートフォンならではの操作性だと、川口さんは説明。画面を引っ張って離すという簡単操作を実現したことで、片手でナイスショットを出せて、爽快だという。
デモンストレーションでは、東京グランドゴルフガーデンというコースをプレイ。センター部分をクリックして、手前に引くとパワーを決定。その後、移動する円が中心のアイコンと重なるタイミングで離すと、ショットする仕組みだ。
普段はグリーンまでの距離から自動でクラブを決めてくれるが、右下のアイコンを押すことで自分で選ぶこともできる。その上には、シリーズでおなじみのパワーショットのアイコンが用意されていた。
手軽にプレイできるうえで、奥深さも担保されているとのこと。ボールを長押しすることで打つ場所を決められる。回転がかかることで、よりこだわった打球にできるようだ。
画面をダブルタップするとコースがアップになり、打球の方向を細かく調整できる。画面の右上には風の向きと強さが表示されている。他にもキャラをタップすることで、芝を落とすので、それでも判断できるとのこと。
川口さんは、スマートフォンに適したシステムとして、1ホールずつプレイできるようにしたことを説明。これにより、ちょっとしたスキマ時間で遊べるようになっている。
コースは世界各地をモチーフにしたものがあるため、旅行しているような雰囲気を味わえるという。
操作するキャラはプレイヤーがカスタマイズ可能。アバターやウェア、クラブなどのパーツはガチャで入手する。ガチャをするために必要なコインは、ゲーム内で入手する他、課金でも入手できる。
さらに、ラウンドを回ることで手に入る“能力ボール”を装備することでステータスをカスタマイズ可能。より自分だけのキャラを作れるようだ。
対戦用のモードとして、“ランクマッチ”と“みんなでゴルフ”が存在。ランクマッチはプレイヤーキャラをもとにしたAIキャラと対戦するモードで勝つと能力ボールやコインが入る。CPUに対戦相手を決めてもらうだけでなく、プレイやーが選択することも可能だ。
“みんなでゴルフ！”は、最大8人で同時にプレイできるリアル対戦モード。リリース時には一部機能が制限されているようだが、「いずれは限定したプレイヤー同士でプレイできるようにしたい」と川口さんは今後の展望を明かした。
ゲームの流れは1人でプレイして、キャラをカスタマイズして、対戦するというもの。SIEのジャパンスタジオ、DRECOM（ドリコム）、そしてフォワードワークスという三位一体で本作を開発している。
『みんゴル』は近日、基本プレイ無料で配信となる。現在、ゲーム内で使えるコインを最大21,000枚（ガチャ利用7回分）もらえる3つのキャンペーンが実施中だ。
最後に川口さんは「フォワードワークスはこのアプリを皮切りに、順次アプリをリリースしていくので、お楽しみに」と配信を楽しみにするファンにメッセージを贈り、イベントは終了となった。
発表会終了後、開発中の本作をプレイできたので、その模様をお届けする。
ホールを選ぶと、コースに降り立つ。東京グランドゴルフガーデンでは、都会のビルディングを横目で見ながらショットするという、普段では味わえない体験をできる。
画面中央を長押しすると、パワーゲージが出現。下にひっぱることで打つ強さを決められる。その状態でタイミングをあわせて画面から指を離すと、ボールを打って飛ばすというわかりやすいものになっていた。
画面左下にあるCameraアイコンをタッチすると、ホール全体を見られる。グリーン上の芝はそこまで複雑なものではなかったが、ホールを進めていくと、やり応えのあるグリーンも出てくるかもしれない。
ホーム画面からクローゼットを選択することで、顔や髪型、衣装、ゴルフクラブなどを変更できる。さらに性別変更もできた。
遊びやすい操作性を実現しつつ、コースを見て、タイミングをあわせてショットするという『みんゴル』らしい遊びがつまった本作。気軽に爽快なゴルフを楽しめるだけでなく、カワイらしいキャラクターをカスタマイズする楽しさも入っていた。
今回はプレイできなかったが、最大8人が同時にプレイする“みんなでゴルフ”モードも早く遊んでみたいと思わせる出来であった。
配信スケジュールについては明かされなかったが、事前登録が行われているということでそこまで遠くないと思われる。今後の動向にも注目しておきたい。
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