2017年6月5日(月)
『ロストスフィア』では謎の“ロスト現象”がカギに? 登場キャラや継承された刹那システムを紹介
スクウェア・エニックスは、2017年秋に発売予定のPS4/Nintendo Switch用ソフト『LOST SPHEAR(ロストスフィア)』の情報を公開しました。
『LOST SPHEAR』は『いけにえと雪のセツナ』に続き、Tokyo RPG FactoryとSQUARE ENIXが贈る“Project SETSUNA”第2弾タイトルです。
この記事では、世界観や登場キャラクター、バトルシステムなどを紹介します。
この白き消えゆく世界を取り戻す
日本神話では、あらゆるものに八百万の神が宿っているように、本作の世界にある“もの”には、すべて記憶が宿っています。
そして、記憶こそがこの世界のルールを形作っているのです。すなわち、記憶の喪失は世界の消滅を意味するということ……。
プレイヤーは主人公・カナタとなり、覚醒した“記憶の力”を用いて、終末に向かうこの世界を復元し、時には創り変えることで、世界を救う旅を続けていきます。
【イントロダクション】
世界を創ったのは月だという……。
そんなおとぎ話を聞いたのはずいぶん昔……。
まだ母さんがいたころだ……。
世界は幾度となく消え、幾度となく再生したという……。
今でも僕は覚えている。絵本に描かれた“お月さま”……。
大きく……冷たく……美しく……おそろしい……。
でも、それはおとぎ話だ。
月はなにも言わないし、なにもしない……。
そう、ずっと昔から……。
ストーリー
この世界は記憶によって創られている。
人が生きていくことで星の記憶となり、この世界は形作られていく。
それは、果てしなく遠い昔の記憶もあれば今、この瞬間の記憶もある。
そして。
記憶が失われる時、存在も消えてしまう。それを人はロストと呼んだ。
ロストしてしまったものは、人の力で元に戻すことはできない。それはいつの時代であっても変わらない理のはずだった。
しかし、記憶の力を使う少年が世界に現れる。少年の名前はカナタ。
それは世界にとって、希望なのか。新たなる絶望なのか。それは誰にもわからない。
だが、今始まろうとしている、カナタの記憶を巡る旅が、世界に大きな影響を与えるであろうことは間違いなかった。
登場キャラクター
本作に登場するカナタ、ルミナ、ロック、ヴァンの4人を紹介していきます。
カナタ
年齢 | 16歳 |
武器 | 剣 |
月鐘の街エルで育った少年。
落ち着いた性格から、大人びた印象を受けるが胸のうちには熱い心を持ち、実直な子どもらしさも残ります。
我流ながら剣の腕前は帝国兵にも劣らず、街に時々現れるモンスターを退治するのもカナタの役割となっています。
エルに起きた異変を機に、記憶によって世界を創り変える力に覚醒。世界中で発生しているロスト現象を調査する帝国から協力を要請されることになります。
自分の力が世界に役立つのであればと考え、幼いころに失踪した母親を探しを条件に、帝国への協力を決意し、世界へと旅立ってゆきます。
ルミナ
年齢 | 18歳 |
武器 | 格闘 |
幼いころにエルに流れ着いたカナタの幼なじみの少女。
身体能力も魔力資質も人並だが、我流の格闘術によってカナタたちとともに街の護衛を行っています。
仲のよいカナタとロックには手が出てしまうこともあるが、礼儀正しく相手を思いやることができる優しい女の子です。
街にやってきた当初は泣きも笑いもしない少女だったが、カナタたちとの出会いにより、少しずつ感情が芽生えていきました。
それゆえ、カナタには深い愛情を示すが、それが友情なのか、あるいは恋愛感情なのか、彼女自身にもわかっていません。
ロック
年齢 | 13歳 |
武器 | ボーガン |
月鐘の街エルで生活するカナタの幼なじみの少年。
カナタやルミナより年齢は低いが、明るくて活発な性格であり、気づいたら2人を引っ張って行動していることも多いです。
手先が器用で、おもちゃ作りの気分でオートボウを作り、カナタやルミナのモンスター退治についていくうちに気がつけばうまくなっていました。
公言はしないが、死んだと聞かされている自分の父親が帝国の要職についていたということが、密かなアイデンティティ。
だが、その父親に会ったことがないというコンプレックスも抱いています。
父親がいた帝都を見てみたいという思いから帝国に協力し、街を旅立つこととなったカナタとともに行動することを選びました。
ヴァン
年齢 | 20歳 |
武器 | ビット |
月鐘の街エルに突如現れた青年。
エルに起きた異変について何か知っているようだが、多くを語ることはありません。
口では厳しいことを言うが、心優しい性格です。
魔力で操作しながら攻撃から防御まで行う“ビット”と呼ばれる不思議な武器を扱います。
誰にでも扱えるものではなく、使いこなすのは相当難しい代物だが、ずば抜けた集中力によって制御し、圧倒的な戦闘能力を見せます。
カナタの覚醒を目の当たりにしてから、協力的な態度となり、最終的にはカナタたちとともに帝国へ向かうことになります。
ロスト現象
カナタたちの故郷・月鐘の街エルを突如として襲ったロスト現象。
今そこに存在するものが、一瞬のうちに白い霧となって消えていきます。記憶の喪失によるロスト現象が今、世界のいたるところで起こり始めていました……。
冒険の舞台
本作ではワールドマップを介して、さまざまなエリア間を移動することとなります。記憶によって創られた本作の世界には、さまざまな文明が入り混じったバラエティに富んだ舞台が多数存在しています。
また、本作ではシナリオ進行によって発生するイベントに加え、ワールドマップやエリアマップ上でいつでも仲間と会話できるパーテイトークが実装されています。
バトルシステム
本作でも『いけにえと雪のセツナ』同様、『クロノ・トリガー』のATB2.0をベースにバトルシステムが設計されています。エリアマップからシームレスにバトルへと突入します。
▲エリアマップでモンスターと遭遇。近づくとそのままバトルが開始されます。バトルはコマンド選択式なので、戦況を見ながらじっくりと攻略が可能です。 |
刹那システム
キャラクターが行動を開始する際に、タイミングよくボタン入力を行うことで追加効果が得られる“刹那システム”も継承しています。
うまく使いこなせばバトルを有利に進められるでしょう。
バトル中の移動が可能に
本作では、バトル中に任意のキャラクターを移動させることが可能となりました。
これにより、使用する武器や魔法の特徴を生かした、より一層戦略的なバトルが楽しめるようになっています。
▲射線に複数のモンスターを捕えられる位置に移動し、ボウガンで攻撃。 |
▲範囲攻撃技も任意の位置へと移動することで、確実に全体にダメージを与えられるようになります。 |
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