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2017年6月8日(木)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで任天堂をテーマにしたエリアの建設着工式が開催

文:電撃オンライン

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、任天堂のキャラクターとその世界観をテーマにした、世界初となるエリア“SUPER NINTENDO WORLD”の建設着工式を開催しました。また、本イベントのレポートが到着しました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
▲写真左より、マーク・ウッドベリー氏、J.L.ボニエ氏、マリオ、宮本茂氏。

 “SUPER NINTENDO WORLD”は、Nintendoの魅力を日本国内のみならず世界へ発信していく、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの集客拡大の起爆剤となるエリアとのこと。600億円超の巨大プロジェクトとして、2020年の東京五輪前のオープンを目指して始動しました。

 本プロジェクトには、任天堂のキャラクターと世界観を生み出した創造者たちとユニバーサルのテーマパークを支えるクリエイティブチームが一丸となって取り組んでいます。また、Nintendoをテーマとしたエリアは、ユニバーサル・オーランド・リゾート、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにも誕生します。

建設着工式“Grourndbreaking Ceremony”レポート(原文ママ掲載)

 “SUPER NINTENDO WORLD”の建設予定地に特別に設えられたのは、任天堂の世界的な人気を誇るゲーム『スーパーマリオブラザーズ』シリーズの世界観が再現された巨大ステージ。

 そのステージにマリオが登場すると、クリボーやノコノコに遭遇したり、コインを獲得したりと、ゲームさながらの躍動感あふれるアクションが繰り広げられました。

 次にマリオが遭遇したのは、本プロジェクトの中心となって推進していくJ.L.ボニエ氏(ユー・エス・ジェイ代表取締役 CEO)、宮本茂氏(任天堂 代表取締役 クリエイティブフェロー)、マーク・ウッドベリー氏(ユニバーサル・パークス&リゾーツ バイスチェアマン 兼 ユニバーサル・クリエイティブ プレジデント)。

 3人はマリオとともに、誰もが憧れた“ハテナブロック”を下から突き上げる、マリオの中でもっとも印象的なアクションに挑戦。

 突き上げられたハテナブロックからは“スーパーキノコ”や“1UP キノコ”、“スター”、“コイン”など、マリオのアイテムを模った大量のコンフェティ(紙ふぶき)や色とりどりのパイロ(仕掛け花火)が空高く舞い上がり、これから始まる一大プロジェクトへの期待を予感させる、華々しい幕開けを飾りました。

登壇者のコメント(原文ママ掲載)

宮本茂氏

 私自身も、任天堂のクリエイティブチームも、このプロジェクトに全面協力体制で取り組んでいます。ゲームの中のマリオの世界をリアルな造形で作り上げていくユニバーサル・クリエイティブチームはとても頼もしく、皆さんのマリオへの愛と知識のおかげで、言葉の壁も越えた開発が続いています。

 任天堂のおなじみのキャラクターが目の前に現れ、直接触れ合うことで、ゲームの中に自分が入り込んだかのような体験をしていただけるアイデアを、たくさん盛り込んでいます。私自身も、実際に体験できる日がとても待ち遠しいです。

マーク・ウッドベリー氏

 グローバルに展開するエンターテイメント企業である私たちは、非常に画期的かつ革新的なパートナーシップを構築しています。私たちのビジョンは、任天堂のキャラクターやストーリー、その世界観を、世界でまだ誰も見たことも体験したこともないものに再現することです。

 この“SUPER NINTENDO WORLD”のメインになるのは、超画期的ライド・アトラクションの『マリオカート』です。私たちはこれを、これまでのテーマパークの常識をくつがえすぐらい画期的なアトラクションに造り上げます。

J.L.ボニエ氏

 投資額600億円超となる“SUPER NINTENDO WORLD”は、成功をおさめている『ユニバーサル・ワンダーランド』、『ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター』、『ミニオン・パーク』などに続くテーマエリアとなります。

 2層からなるユニークな構造で、アトラクション、レストラン、ショップと複合体験のできるエリアとして、国内外からさらに多くのゲストをお迎えしたいです。

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