2017年6月21日(水)
『アライアンス・アライブ』戦技&陣形特集! 謎の戦技や実用的な陣形など気になるものをピックアップ
フリューが6月22日に発売する3DS用RPG『アライアンス・アライブ』。発売直前の本作に登場する戦技や陣形について、ライターオススメのものを紹介していきます。
『アライアンス・アライブ(以下、アラアラ)』は、種族や性別、年齢、立場が異なる9人の主人公たちを操作し、視点を変えながら物語を進めるファンタジー群像劇RPGです。シナリオを村山吉隆さん、ゲームデザインを小泉今日治さんが手掛けています。
これまで、キャラクターやシナリオの分岐などの面から本作の魅力についてお伝えしてきましたが、今回はバトル編です。担当ライターが気になった戦技や陣形などを紹介します。ただし、ネタバレ防止のため、基本的に序盤で覚えられるものを中心にお届けしていこうと思います。
序盤で恩恵を受けた好きな戦技はコレ!
『アラアラ』はシナリオも魅力的ですが、やはりキモとなるのは熱いバトル。それを支えるのが、戦闘で使える戦技や術と言えるでしょう。
本当にたくさんの戦技があって目移りするのですが、今回はその中から自分が好きなものをピックアップ。序盤で恩恵を受けて役立った技や術などを紹介していきたいと思います。
ダブルタップ(風砲)
ティギーが乗る動力スーツ“スワンソング”の専用武器“風砲”の戦技です。ティギーは、この技から“トリプルタップ”などにステップアップして覚醒していくのですが、出るダメージが意外と大きくて頼りになるんですよ。
最初は、風砲しか装備できないので弱かったらどうしよう……と心配だったんです。ですが、ちゃんと育ててあげて“高圧射撃モード”メインで戦うと超強い! なので、ティギーが好きな人はメインで使っても安心ですよ。私はメインで使ってます。
術装・魔の剣(魔術)
“グリモワールの剣”を創り出し、戦闘中に装備できる特殊な魔術です。発動に1ターンかかるので、すぐに攻撃できるわけではありませんが、序盤ではなかなかの攻撃力を誇る剣を作れるのがありがたい。“ファイナルストライク”用に作って壊し放題なのも最高です。
あと、なんかカッコいい! 実用面では普通の攻撃術には劣りますが、この一連の剣作成→攻撃という様式美だけでシビれるのは、ボクだけではないはず!
サンダーエミネート(魔術)
序盤のビビアン&イグナス&ティギー編でめちゃくちゃ役に立つ攻撃魔術です。三角形の範囲攻撃という範囲の広さが魅力。全体攻撃をなかなか覚えない武器と違って、魔族と妖魔なら誰でも使えるのもポイントです。
印術はサポート系。魔術は攻撃系の術が多く、かなり重宝するのでなるべくパーティに使用できるキャラクターを入れておきたいところ。ただし、消費SPが多いので序盤では使い放題というほどではありません。世の中はままならないのです。
ファイナルスマイト(盾技)
盾のファイナルストライク技です。盾で“殴る”という見た目はコミカルな感じですが、攻撃威力が50もあり、ダメージもバカにできないのです。ピンチを防ぐため、メイン武器とは別に盾を装備しておいてファイナルストライクを放つ、という戦略がボス戦でガッチリとハマると気持ちいい!
ただ、見た目がちょっとおもしろいのが利点でもありネックでもあり……盾で殴るのがトドメの絵面になるのは間抜けなのでイヤ、という人にはオススメしません(笑)。
リバースC(剣技)
大真面目に皆さんに紹介したい技が1つあります。それは剣技のリバースC! 特にビビアンに使わせた場合に、背中がパックリ開いた部分が見えるのがいいんです! 性能はまあ普通ですが、背中が大事。どこが真面目だとか言わないで……。
この技と似たような発想で、アーシュラに杖技の“ショルダークラッシュ”を使わせてパンチラを見るというテクニックもあります。アングルにこだわって技を使うのも楽しみ方と言えるでしょう。言ってください。誰か。
鍛冶ギルド砲(鍛冶ギルドの支援効果)
戦技とは厳密に言うと違うのですが、鍛冶ギルドの支援効果はダメージが大きく、序盤だと「ありがたや……ありがたや……」という気持ちになれます。ギルドタワーの支援効果はどれも強力なので、縛りプレイをしたい人は逆にギルド員を集めないのもアリかもしれません。
鍛冶ギルド砲はボス戦で大活躍してくれたので思い入れがありますね。ゲームを進めていくと、他の支援効果のほうがありがたく感じる時もありますが、鍛冶ギルド砲は見た目が派手で、発動するとなんとなくうれしくなります。
▲ちなみに、下画面で支援効果を使うキャラクターがしゃべってくれるので、一緒に戦ってくれる感じがするのもうれしい。5人パーティですが、実質6人で戦ってるようなものですよ! |
▲冒険中、下画面でギルドの仲間たちがどうでもいい雑談を繰り広げてくれるのも楽しみの1つ。フィールドを歩いているとよくしゃべってくれるので、世界を隅々まで歩きたくなります。 |
妖魔の休日
はい、ちょっとストップ。石を投げないでください。「ダジャレじゃん! しかも、敵の技じゃん!」とツッコミたくなる気持ちもわかります。わかりますが、気になりすぎるでしょ!?
この技、妖魔兵たちがよく使ってくるのですが効果はよくわかりません! むしろ、使ってる妖魔たちもよくわかっていないのかもしれない。そこが好きです。ドヤ顔してくれるし。
他にもまだまだ戦技がありますが、プレイしてからの楽しみを奪いたくないのでここら辺にしておきましょう。好きな武器、自由なパーティで攻略できるのが本作の醍醐味なので、気に入った武器でいろいろな戦技を見つけてみてください!
パーティに合わせて好きなように組める“陣形”
戦闘で重要になる要素の1つ“陣形”。とにかく、序盤からさまざまな陣形が出てきます。体験版ではガリルとアーシュラで2人陣形を組めましたが、製品版では3人陣形、4人陣形、5人陣形と、陣形のバリエーションもさらに膨大に!
というわけで、それぞれの陣形で代表的な……というか、自分のプレイで使った陣形がこちらになります。
トリニティーシフト(3人陣形)
前列がガード、中列が攻撃、後列がサポートというオーソドックスな3人陣形。珍道中を繰り広げるビビアン&イグナス&ティギーのパーティなど、3人で冒険する時に便利です。
ビビアンは魔術が強いのでどのポジションでも活躍が期待できますが、それ故に配置に悩むことも……。でも、どんな陣形でもやり方しだいで強敵を突破できますので一安心です。
三勇士の陣(3人陣形)
全員が前列でゴリ押しする力任せの陣です。攻撃力がアップするアタックポジションについて、無理矢理殴りまくるという知能の欠片もない戦い方ですが、道中の雑魚戦などはこの陣形でガンガン殴っちゃったほうがラクかもしれないです。
この陣に相当する全員前列の陣は4人や5人陣形でも存在しています。しっかり育てたパーティなら、あえてボス戦で全員前列陣形を使うのも楽しいです! 被害はでまくりますが、知恵を使って敵を倒すのも、育てまくってゴリ押しするのも自由なのが『アラアラ』のいいところです。
さて、『アラアラ』ではパーティが揃って5人陣形が作れるようになると、戦術ギルドで自由に陣形を作れるようになります。
ポジションもアタックやガードだけではなく、プレイの仕方によって増えていくので「コレ!」といった陣形を決めにくいんですよ。名前も変えられるので、プレイする人によってまったく違った陣形になってしまいます。
つまり、普通に陣形を紹介してもあまり意味がないんですよね。既存の陣形をネタバレしてもしょうがないので、ボクが考えた5人陣形をお見せしたいと思います! ただし、ポジションや詳細な効果は秘密。いろいろ、想像してみてください。
ボクが考えた陣形その1“女性陣”
前回の座談会で最終的に女性キャラクターしか使わなかったと書きましたが、その時に使っていた陣形がコレです。名前も配置も自分のオリジナル。具体的なポジションは言えませんが、アーシュラが回復を担当し、マチルダがガードで盾役に。その間に残りが攻撃するというバランスを考えた陣形です。
全員がアタックポジションでも鍛えればなんとかなりますが、基本的にはこんな感じでバランスよく陣形を組んだほうが、戦いやすいのは間違いありません。ぜひ、自分なりに戦いやすい陣形を考えてみてください!
ボクが考えた陣形その2“孫とペット2ひき”
正確にはボクではなく、親に考えてもらった陣形です。さすがに発売前にゲーム本編を見せるわけにはいかないので、公式HPのキャラ紹介をひと通り見せて、5×3マスの陣形の配置と体験版でもあるポジションを教えてから考えてもらいました。
って、なんだコレ。ペットって誰……? 聞いてみたところ、バルバローザと奥にいるロビンスがペットらしいです。あの、どちらもペットではないのですが……。老人役のシキ。孫として扱われているティギーとビビアン。
これは親からの結婚して孫を見せろというプレッシャーなんですかね……。
ちなみに、戦ってみたのですが自分のパーティの育て方とはあまり合わない陣形でした。なぜ、全員ガードにするんだ! 堅実に生きろということか……!!
こんな感じで、本作では自分だけの陣形がいろいろ作れます。ボスに勝てないと思った時は、陣形や戦技の見直しをすると道が開けるかもしれません。もちろん、単純に鍛えまくって力でゴリ押しするのもアリ。ギルド員を集めてギルドタワーを建てまくり、彼らの支援効果に頼るのもアリです。
工夫次第で自分だけのさまざまな遊び方ができる『アライアンス・アライブ』。自分は、前回の座談会後も遊び続けて2周目に突入していますが、かなりハマっています。それでも、まだまだすべての要素を知り尽くすことはできていないでしょう。製品版もすでに予約済みですし、購入したらまた違った楽しみ方をしながら、じっくり遊びたいと思います。
▲仕事で借りたROMでがっつり遊びすぎて、きっと編集担当にこう思われているだろうなという図。 |
皆さんも、世界の隅々まで探索しながら本作を楽しんでください。戦闘も探索も仲間集めも、2周して初めて気がつくような要素がいっぱいあります。本当に巧妙に隠されていたりするので、SNSなどで情報交換をしながら楽しんでほしいです!
※画面は開発中のものです。
(C)FURYU Corporation.
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