『探偵 神宮寺三郎』シリーズのポータルアプリが配信。モバイル用アプリ3作品を収録

文：電撃オンライン

　アークシステムワークスは、iOS/Android用アプリ『探偵 神宮寺三郎 Oldies』を配信開始しました。また、本アプリのプロモーション映像が配信中です。

　『探偵 神宮寺三郎』シリーズは、新宿の街を中心に、名探偵“神宮寺三郎”がさまざまな難事件を鮮やかに解き明かす本格派推理アドベンチャーゲームです。『探偵 神宮寺三郎 Oldies』は本シリーズ初のスマートフォンアプリとなっています。

　プロモーション映像では、アプリに収録されている3作品が紹介されてます。

『探偵 神宮寺三郎 Oldies』アプリ概要

　『探偵 神宮寺三郎 Oldies』は、『探偵 神宮寺三郎』30周年記念作品として制作されたポータルアプリとなっており、今まで携帯モバイル用アプリとして配信された『神宮寺』シリーズ作品を楽しめます。

　アプリの配信にあわせ『キトの夜』、『亡き子の肖像』、『明けない夜に』が収録されています。なお、本アプリはタイトルごとの買い切り型となっています。価格は各タイトル480円（税込）です。各タイトルは、1章のみ無料でプレイできます。

懐かしのシステムも健在

　豊富なシステムは重要なポイントでの調査のカギを握ります。柔軟な行動力で街を探索し、被害者の遺留品を調べ、データを整理して推理しましょう。

　事件を整理するための必須アイテム“タバコ”を使用すると、気分を落ち着かせることで冷静な判断ができ、事件解決へとつながることがあります。しかし、推理をまとめる“推理システム”へと移行することもあるので注意が必要です。

収録作品紹介

『キトの夜』（2005年配信）

　「女の話をしよう。1人の不幸な女の話を――」ある日、ふらりと入った1軒のバー。そこで神宮寺三郎はホセ・レアスコという男と知り合います。

　育った環境も、趣味も性格も何もかもが違いますが、2人は不思議とウマが合いました。しかし、温厚なホセの瞳の裏には、冷酷な別の顔が隠されていました……。

　そのころ、神宮寺は新宿中を震撼させる事件を調査していました。それは出会い系サイトを悪用した無差別殺人。凶悪な事件が神宮寺の、ホセの、そして2人の友情を狂わせます。

　友への信頼と懐疑の狭間で、揺れ動く神宮寺。果たして、その結末に訪れるのは……？

『亡き子の肖像』（2008年配信）

　「僕……死んじゃったみたいなんですけど……」神宮寺探偵事務所の前で、高坂葵という少年は神宮寺にそう言いました。葵が差し出す手紙には「葵をしばらく預かって欲しい」と書かれていました。

　依頼人が不明という事態ながらも、神宮寺は葵を保護することに。テレビでは葵の葬式風景が流れ、ゴシップ誌には父・高坂小勇の自殺報道が書かれていました……。

　状況が把握できない葵は、神宮寺に助けを求めるしかありませんでした。幼い少年に助けを求められ、無下にもできない神宮寺は、葵の偽装された死についての調査に乗り出します。

　果たして、葵の父は生きているのでしょうか。そして、偽装された葵の死のウラにある陰謀は？

『明けない夜に』（2008年配信）

　歌舞伎町に鳴り響くサイレンの音。さして珍しくもない風景が、神宮寺と熊野の明けない夜の始まりでした。

　神宮寺は杉澤朝音という女性から、行方不明の兄の調査を依頼されます。ごく小さな商社の社長である彼の周囲には、不審な外国人の姿が見え隠れしていました。

　一方、熊野は配属されたばかりの新人刑事・猪下とともに空き巣犯を追っていました。その中で、とある深夜に歌舞伎町で起きた不審な事件とかかわることになります。

　異なる事件はやがて熊野と神宮寺を、警察と探偵と異なる立場で引き合わせます。複雑に絡まり合う事件と入り乱れるさまざまな思惑。その果てにある真相に神宮寺達は辿り着くことができるのでしょうか……？

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