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2017年6月28日(水)

【電撃PS】『LET IT DIE』の新エリアを実装前に試遊!「42F以降はシャレにならないヤバさでした」

文:電撃PlayStation

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントが贈る、PS4用ソフト『LET IT DIE(レットイットダイ)』。これまでも高難度・ハクスラ・ローグライクと3拍子そろった骨太のアクションが充分すぎるほど楽しめた本作ですが、6月29日に実施される大型アップデートでは、ついに待望の42F以降が実装!

 このアップデートを皮切りについに頂上作戦が始動され、真のローグライクなゲームが始まります。

『LET IT DIE』

 本作のエグゼクティブプロデューサーを務める森下さん曰く、「これまでの『LET IT DIE』はオープニングに過ぎません。これからが真の『LET IT DIE』のはじまりです!」とのことでしたが、ぶっちゃけどこまでスゴいのか? 気になって仕方ない電撃PS編集部がアップデートに先駆けて42Fに挑戦してきましたので、ここではその内容をレポートします。

一度登ったら戻れない!? 敵を倒さなければ進めない!

 41Fまで攻略したユーザーがゲームを始めると、バルブの塔がぐ~んと伸びるイベントが発生。チョウジョウ以降のエリアが増設されました。

 さて、エスカレーターで41Fに登ると、エレベーターガールの虎井 凛さんが新エリアについて教えてくれました。この先は登ったら下りられないこと、エレベーターもないこと。そして42F以降はとてもハラスメントな地域なので、アイテムの持ち込み数は、通常だと5個、エクスプレスパス会員だと7個に制限されてしまう、とのことです。

 「登る前にアイテムをたくさん持ってたらどうするの?」と思いましたが、その場合は“ダスティンTD”と呼ばれる洗濯機のようなものを利用して、待合室のリワード箱に送ることができました。

『LET IT DIE』
▲使用料は無料で、送付個数も無制限の“ダスティンTD”。ちなみに、今回のアップデート後ではデスメタル1個につき5個までアイテムを待合室のリワード箱へ送れる“ダスティン5”も新しく登場します。

 そして頑丈そうな扉を抜けて未知なる42Fに到達。42Fに着くと、さっそく戻る道を封鎖されてしまいました。

『LET IT DIE』
▲憎たらしさと愛くるしさを持ち合わせる表情がなんともいえないですね。

 42F以降は現状エレベーターがないため、待合室に戻るためには“トリプタミンD”を使うか、トリプタミンサーバーという帰還装置があるエリアに辿り着くかの2パターン。

 トリプタミンサーバーがあるエリアは固定だそうですが、どこにそのエリアがあるかまではわからないので、“トリプタミンD”を持ち込んで、いつでも帰還できるようにしたほうがよさそうです。

『LET IT DIE』

 また、現状42F以降は、エリア配置は曜日固定とのことでしたがマップの中身はこれまで以上にランダムの様子。そして43Fに登ったら、まず上のエリアに登るためのエスカレーターが封鎖されるデモが!

『LET IT DIE』

 これを解除するためには、そのエリア内の敵をある程度倒さなければなりませんでした。今までいざという時に使っていた“敵を無視して逃げる戦法”はこのフロアでは使えません!

 ちなみに、運がよければ道中で直噴射と自動販売機ヘル・ニアのあるエリアにたどり着くことも。ちなみに、直噴射は購入以外できず、購入数は3つまでに制限されています。

『LET IT DIE』

通常の敵がすべてヘイターかハンター!?

 42F以降はさまざまな特別仕様が見受けられますが、そのなかでも驚いたのが“出現する敵はヘイターかハンターのみ”ということ。

 しかも、ヘイター同士の攻撃でお互いにダメージが与えられないので(攻撃は当たりますがダメージが発生しません)、複数体に囲まれると純粋にツラいだけの状況に……。余談ですが、ファイター死亡時の救出料金は25万キルコインでした。

超レア素材がボロボロと……!

 27Fユキヨシ、33Fウチノブ、39Fハラツカで超高純度鉄などの★5素材を買うために逆噴射マラソンをしていたセンパイ方に朗報です。42F以降にドロップしている素材は、★5(マホガニー、超高純度鉄、アルミ合金7075、化学合成油、無酸素銅)のものがほとんどです! これで素材集めが少し楽になりそうですね。

 一方、キノコや生き物は今まで登場したものがランダムに配置されているようでしたが、数は若干少なく感じました。見つけたらとりあえず拾っておいたほうがいいでしょう。

今回のプレイ経験から得た攻略法とは!?

 試遊時間いっぱいまでとにかく死にまくった編集部の面々。ディレクターの新さんは「いや~パンイチで登って拾い物だけでやりくりしていくほうがローグライクで面白いですよ!」と言ってましたが、むしろ攻略班は“頂上作戦始動!”の難度の前に心が折れそうです……。

 しかし、今回の経験を攻略に生かさない手はない! ということで、今回攻略班が得たプレイ方針はコチラ。

●★6ファイターで挑もう
●ホワイト・スティール装備を作っておこう
●毒は裏切らない
●デカールは防御力重視もアリ
●途中で自動販売機に出会ったらバルミート・フルを買え
●何を目的にするかを明確にする

 以下ではプレイ中に得たそれぞれの内容を詳しく解説していきます。

●★6ファイターで挑もう
 敵はほぼ全員がオールラウンダーの★6ヘイターまたはハンター。チョウジョウに到達すると、オールラウンダーの★6ファイターが10万キルコインで購入可能になるそうなので、こちらも★6ファイターで挑みましょう。

『LET IT DIE』

●ホワイト・スティール装備を作っておこう
 敵のスペックが容赦のない仕様になっていることと、敵を無視して先に進めないこと、さらに途中にエレベーターがないことを考えると、高耐久度に加えて能力が劣化しにくいホワイト・スティール装備を用意しておくと心強いです。

 普通の耐久度の第四段階装備は、遠距離武器を持ったヘイターたちの攻撃であっというまに壊されてしまいました……。

●毒は裏切らない
 ご存知の通り、ヘイターは毒状態にするとプレイヤーの目の前でもゲロを吐いて解毒しようとします。なので、登場する敵はすべてヘイターやハンターとなる42F以降では、毒を付与→敵がゲロってるスキに攻撃! という戦法は非常に有効。

 離れると射撃でコチラの防具の耐久値を削り、近づくと防御や回避を多用する、遠距離武器を持つヘイターをかなり相手にしやすくなりました。今回は毒を付与するために爪を持っていきましたが、毒を付与する武器なら何でもいいと思います。余談ですが、今回たまたま使った“バトルマチェーテE”も、炎属性がついていて使いやすかったです。

『LET IT DIE』

 ちなみにヘイターを倒すと、まれに金のアタッシューケースをドロップします。中身は“バレットレアメタル”や“D.O.Dアームズの黒メタル”などでした。今まで素材集めに特定のフロアをマラソンをしていた人も、42階以降では常にレアなアイテムをドロップする可能性が!

●デカールは防御力重視もアリ
 何体もヘイターを倒さないと先に進めないので、長期戦に対応したデカール選びが重要です。HPが回復できる“モスキート”や“バンパイア”も有効ですが、ホワイト・スティール装備で固めるつもりなら“棟梁”や“DIY愛好家”もアリです。敵から逃げる機会は少ないので“マラソンマン”の優先順位は低め。

●途中で自動販売機に出会ったらバルミート・フルを買え
 いつピンチに陥るかわからないので、運よく42F以降で自動販売機に出会ったらHPを全回復させるバルミート・フルを買えるだけ買っておくといいです。

 詳しくは後述しますが、持ち込みアイテム枠は非常に少ないので回復アイテムよりも装備を優先したほうがいいです。もちろん、動物は見かけたらもれなく拾っておきましょう。

●何を目的にするかを明確にする
 42F以降では、持ち込みアイテム数が通常は5個、エクスプレス会員は7個まで。つまり、通常時は武器2個、防具3個を持ち込んだらもう持ち込みできません。ピンチのときに帰りたい場合は何かのアイテムを犠牲に“トリプタミンD”を持っていかなければならないのですが、そうすると当然長期戦には不利になります。

 デスメタルを使ってでも最終エリアまで行きたいのか、様子見でレアな素材を集められるだけ集めて危険を感じたら即帰るのか。目的意識を明確にして、それに応じて持ち込むアイテムを決めましょう。なお“トリプタミンD”は、今後のアップデートによって、デスメタルでもお得に購入できるようになるみたいです。

 以上、先行体験レポートでした。ちなみに筆者は、アプデ後はホワイト・スティール装備、爪(毒にするだけなので鉄の爪にします)、保険のトリプタミンD、の7つ道具で最終フロアを目指します。自分、エクスプレス会員なんで! サーセン! 

 また、今回の大型アップデートから塔内でラジオが聴ける仕様が追加されていました! ヘイターに追いかけられているときも「レリダイ、レリダイ、レリレリダイ♪」と、ノリノリで逃げ回るができます。とくに素材集めのマラソンをするときにオススメ!

緊急発表! 次回の“LET IT DPS”は7月6日放送!

 最後に告知です! 6/29のアップデートを受けて、『LET IT DIE』をちょっと変わった角度から楽しむ番組“LET IT DPS”を7/6に配信します!

 出演者はおなじみヘッドショット声優の高槻かなこさん、本作のディレクター新英幸さん、そして電撃PSスタッフ。もちろん今回は、42F以降に登ります。はたして今回はどんなドラマが待ち受けているのか……? ぜひご期待ください!

 それではみなさん、42F以降も清く、正しく、残虐に♪ イーッヒッヒッヒ!!

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データ

▼『電撃PlayStaton Vol.641』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2017年6月22日
■定価:694円+税
 
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