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2017-07-18 16:00

『プロジェクト東京ドールズ』塩見Pインタビュー。最初はアイドル格闘ゲームだった!?

文:みょん

 スクウェア・エニックスが配信中のiOS/Android用アプリ『プロジェクト東京ドールズ』。本作のプロデューサーである塩見卓也氏のインタビューをお届けします。

『プロジェクト東京ドール』
『プロジェクト東京ドール』

 インタビューでは、7月13日に実装された新コンテンツ“少女迷宮”をはじめ、『プロジェクト東京ドールズ』の制作経緯、キャラクターの衣装や楽曲、出演声優などについてお伺いしました。

『プロジェクト東京ドール』
▲『プロジェクト東京ドールズ』プロデューサーの塩見卓也氏。

 『プロジェクト東京ドールズ』がじつは対戦格闘ゲームだったなどの衝撃発言が飛び出したり、ファン必見のインタビューとなっています。

大型アップデート第1弾“少女迷宮”の見どころ

 人気アイドルグループとして活動しながら、その裏で異形の存在と戦う戦闘組織“ドールズ”の活躍を描いた『プロジェクト東京ドールズ』。超常の力を得るかわりに、感情と記憶を失ってしまった9人のドールと、彼女たちを指揮するマスター(プレイヤー)を軸に物語が展開します。

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 今回実装された“少女迷宮”は、少女の脳内情報を投影することで作られた迷宮。この迷宮を攻略することで、少女たちの失われた記憶を取り戻すことができるという。そこで、マスター(プレイヤー)と少女たちは“少女迷宮”に挑むことになります。

――大型アップデート“少女迷宮”はどのようなコンテンツでしょうか。

 7月13日実装の大型アップデート第1弾“少女迷宮”は、本作をもっとやり込みたいという中級者から上級者向けのエンドコンテンツです。“少女迷宮”という名称は、ヒロインである9人の少女たち(DOLLS)の深層心理に潜っていくというストーリーから名づけました。

 迷宮は、9人のDOLLSごとに用意されているので、全部で9つ存在します。各迷宮の一定フロアまで潜ると“記憶の鍵”を入手でき、それを使って少女の記憶を奪還することができます。

『プロジェクト東京ドール』
▲9人の少女たち、それぞれのイメージが投影された少女迷宮。

 注意点としては、“少女迷宮”は少女たちの深層心理に潜っていくイメージなので、例えばサクラの迷宮に潜るのであればチームメンバーにサクラを入れる必要があります。サクラを中心にパーティ編成を考えて潜ることになります。

――鍵は最下層にあるのでしょうか?

 現在の最下層は50フロアですが、もっと手前のフロアで鍵を入手できます。僕らとしてもキャラのこと知ってもらって、ストーリーを楽しんでもらいたいので。

 ただ、“少女迷宮”は全体的に難易度が高いので、50フロアに到達するのはかなり難しいと思います。日々、壁にぶち当たっては作戦を練って、キャラを育てて、必要ならイベントクエストや曜日クエストでアイテムを集めたりして、ちょっとずつ前進してほしいです。鍵以外にも、プレゼントアイテムや特別なアクセサリなども報酬として用意しているので、日々暇なときに挑戦してほしいですね。やり込み派のユーザーさんは、ぜひ最下層を目指してください!

 ちなみに、途中でゲームオーバーになっても、そこから再スタートすることができるうえ、消費スタミナが0なので好きなだけプレイできますよ。

『プロジェクト東京ドール』
▲迷宮内に隠された記憶の鍵を奪還すると、記憶に関するザブストーリーが解放されます。

――少女迷宮にしか登場しない敵もいますか?

 強敵がバンバン出現するイベント“EXバトルシミュレーター”の強い敵は出てきます。棺桶に入っている女性型やドラゴン型のピグマリオンとか。ほかにも、メインストーリーで一番強い“リーパー”よりも大きくて、いやらしい攻撃をしてくる敵もいます。

『プロジェクト東京ドール』
▲強力なパンチを繰り出すリーパーよりも、いやらしい攻撃をしてくる敵が“少女迷宮”に登場するようだ。

――迷宮で武器は入手できますか?

 少女迷宮ではドロップしません。武器はストーリークエストを進めると入手できたり、曜日ダンジョン(中級・上級)でたまに出現するミミックが落とします。武器に関しては今後もガチャで出す予定もありません。というのも、現在はカードのスキル編成に慣れてほしいというのがあります。いきなりカードと武器がカスタマイズできると、ややこしいゲームになってしまいますから。

 まだ具体的な仕様は固まっていませんが、素材を集めて武器をクラフト(開発)したり、強化するといったやり込み要素も検討しています。

『プロジェクト東京ドール』

――“少女迷宮”を攻略するコツを教えてください!

 一概には言えませんが、このゲームはスキルを重要視したバトルになっているので、敵の弱点属性を突くようなスキルや組み合わせを考えると有利に戦えます。苦戦していた敵をあっさり倒せることもあります。ほかにも、タップアクションでいかにスキルポイントを効率よく貯められるかも重要になります。

 ひとつの迷宮を攻略中に勝てない敵が現れたら、別の迷宮に挑戦してみて、また勝てなくなったら別の迷宮に行く。そのうち、新しく入手したカードを編成して最初の迷宮に再挑戦するといった、自分の手持ちのカードに合わせてプレイすることもできます。

格闘ゲームとして始まった『プロジェクト東京ドールズ』

――『プロジェクト東京ドールズ』の発表時、かわいいアイドルが登場する音ゲーだと思いました。

 最初はアイドル面を、数日後にバトル面に切り替えるというプロモーションを行いましたので、最初の数日はそう思った方は多いかもしれませんね。アイドルと殺戮人形というコンセプトを強調したかったので、そういったプロモーションを展開しました。ただ、このゲームのプロジェクトが立ち上がった当初は、対戦格闘ゲームだったんです(笑)

――ええっ、そうなんですか!?

 はい、アイドルの女の子が戦うスマホゲームというコンセプトは今も変わりませんが、最初は対戦格闘ゲームでした。ただ、今のスマホの通信環境では、どうしても対戦時に発生する遅延を改善できなくて、泣く泣く格ゲーをやめました。

『プロジェクト東京ドール』
▲格闘ゲームっぽく見えるバトルシーンから、制作スタッフが格ゲー好きなのがわかりますね。
『プロジェクト東京ドール』

スクエニが本気で挑んだスマホゲーム史上最高にかわいい3Dモデル

――個人的に3Dモデルの女の子がかわいくて大好きです。

 格闘ゲームから路線変更するにあたって、元々のコンセプトである“女の子”と“バトル”という要素はキープしたかったので、アイドルのリズムゲームは選択肢にありませんでした。女の子のキャラクターがとびっきりかわいかったら、毎日継続してゲームを遊びたくなると思ったんです。だから、本当にかわいいと思えるキャラクター(3Dモデル)を作るために妥協せず、徹底して作り込みました。

『プロジェクト東京ドール』
▲『ファイナルファンタジーXIV』のキャラクターモデルや、『ドラゴンクエストX』のモーションを担当したメンバーが担当。
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▲2人のドールによる合体攻撃は必見!
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 ただ、開発中に、3Dモデルのクオリティが高いスマホゲームがリリースされたときは、正直焦りました。最低限、それを上回るグラフィックじゃないと勝ち残れないと思い、クオリティラインをぐっと引き上げました。スマホの限界まで描き込みましたから、2Dイラストと3Dモデルの違和感がないくらい再現できたと思います。

 ハイクオリティモデルのため、端末によっては、ロードが長くなる場面もあるのは把握しているので、日々改善を行っていきます。ほかにも今回のアップデートで、動作の改善やバグの修正なども可能な限り行っているところです。とくに、ユーザーさんからのご意見が多かった、初回ダウンロードの容量はだいぶ減らすことができました。

――ユーザーの反響がよかった部分はどこでしょうか?

 本作の売りの一つとしている3Dモデル、ストーリーは評判がよいので、頑張ったかいがありました。新規IPということもあり、まずは最後(全13話)までクリアして、キャラクターや世界観の事を知ってもらいたいという思いがあり、難易度もそれほど高くならないように調整しています。

 レベルアップでスタミナが回復するので、一気にストーリーを読み進めることが可能です。ストーリーは最大レベルまで育てなくてもクリア可能なバランスにしています。クリアされた方々から「ストーリーがおもしろくて引き込まれた」といった声を頂けているのは、うれしく思っています。

 キャラの3Dモデルも評判がよいですね。バトル部分も、本作はしっかりと自分でプレイをするゲームを目指して開発した事もあり、そういったゲームを求めていたユーザー様には非常に好評を頂いております。ただ、ゲームを継続してプレイしていく中でフィールなどを集める周回要素はどうしても発生してくるため、そういった部分は、オートを改修したりして、徐々に遊びやすくしていくつもりです。

『プロジェクト東京ドール』
▲バトルでは、武器ごとのタップアクションを成功させることで、ダメージが増加していく。
『プロジェクト東京ドール』
▲全ヒットするとエクストラアタックで追加ダメージが発生。
『プロジェクト東京ドール』
▲オートで戦う場合、エクストラアタックが発動せず、ガードも効果が低い。確実に勝てる敵を周回するときに便利。

『プロジェクト東京ドールズ』の衣装・楽曲について

――衣装で一番人気はどれでしょうか?

 そうですね、見た目だけではなくスキル性能も関係してくるので、どうしても最高レアリティが人気になりやすいですが、ユーザーさんの声を聴いているとゴスロリが人気ですね。スキルを使うと、クマのぬいぐるみで攻撃するんですけど、命中率ダウンも引き起こせるんです。

『プロジェクト東京ドール』
▲人気のゴスロリ衣装。レアリティの高い衣装には、専用スキルとアニメーションがついています。
『プロジェクト東京ドール』
『プロジェクト東京ドール』

――衣装が増えてきたら、組み合わせたりするのも楽しそうです。

 衣装の着せ替えを楽しんでほしいので毎月、新しい衣装を実装しています。レアリティの高い衣装はガチャで登場しますが、通常のイベントを進めることで入手できる衣装もたくさん用意しています。衣装は三部位(頭・上・下)にわかれているので、いろいろなコーディネートを楽しんでほしいです。

 もっと衣装が増えてきたら他のと組み合わせて良い感じになるといいなと思ってます。まだ衣装自体が上下セットでデザインされてるものも多いので難しいですけど、もっと増えてくるとコーディネートのバリエーションは増えるかなと。

――夏といえば水着ですが、もちろん出ますよね!?

 現段階でははっきりとお伝えできませんが、ご期待いただければと思います。

――楽曲の反響はいかがですか?

 現在2曲あるのですが、聞かれた方からはどちらもよい評判をいただけており嬉しく思います。2曲目は、現状メインストーリーの最後の方でしか聴くことができませんが、すでにクリアされた方々からは「熱かった!」「鳥肌たった!」といったお声をいただいています。

――すごく盛り上がりそうですね!

 王道な展開ですけど、やっぱり盛り上がりますね。ちなみに、1曲目の“Doll’s Destiny”は3部構成になっていて、最初がアイドルパート、次にドールパート、最後にすべてが集約して昇華させていくパートがあります。最後まで聴ける機会があまりないですし、ユーザーさんの声を聞いていると、楽曲の配信を希望されている方もたくさんいらっしゃいますので、よい形で実現できればと考えています。

 2章では、新曲が登場する予定ですので楽しみにお待ちください。

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キャラの魅力を最大限引き出せる“声”を重視した声優オーディション

――声優陣が豪華ですが、どのような基準で起用されたのでしょうか?

 じつは2015年8月頃に、声優オーディションを行って決めました。当時から人気の高い方もいらっしゃいますが、人気声優さんを意図的に集めたわけではないんです。僕が、キャラの顔と声が合っていないとイヤなので、選考はとても苦労しました(苦笑)。

 当時、女性声優さん100人以上のリストを作って、こちらの求めるさまざまな条件に当てはまる方を選びました。次に、キャラの設定とイラストを見ながらサンプルボイスを何度も何度も聴いて40人まで絞りました。その後に、実際にスタジオでオーディションをして最終決定しました。アプリでオーディションを行うのは、珍しいと思いますが、とにかく“声”にもこだわたいという思いが強かったです。

――声優さんを決めるうえで一番悩んだ女の子は誰ですか?

 ナナミだけは本当に最後まで悩みました。ナナミって、おっとりお姉さんのシオリやツンデレのアヤみたいにハッキリとした特徴がないようである、そんなキャラクターなので、声のイメージがわかなかったんですよ。佐倉綾音さんが、ちょっとツンとしているけど実はデレもある、ナナミらしい演技をやっていただいたので、「これしかない!」と思いました。

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▲佐倉綾音さんが演じるナナミ。

――ヤマダも選考が難しいイメージがします。

 ヤマダも難しかったです。ヤマダは、声優さんのサンプルボイスを聴いても「この人だ!」というのがなく、オーディションで演じてもらって決めることにしました。ヤマダ役に決まった遠藤ゆりかさんは、もともとサクラなどほかのキャラでオーディションを受けにきてもらいました。試しにヤマダをやってもらったら、一番ピッタリでした。

――他の声優さんはイッパツで決まりましたか?

 サクラ役の本渡楓さん、ミサキ役のLynnさん、シオリ役の石原夏織さん、ヒヨ役の鈴木絵理さん、アヤ役の竹達彩奈さんは、すぐにキャラと声のイメージが一致したので決まるのは早かったですね。ちなみに、アヤの名前は竹達さんにあわせたわけではなくて、格闘ゲームの頃からアヤだったんです(笑)。

 ゲーム制作は右往左往して2年半ぐらいかかりましたから、発表できたときは嬉しかったですね。

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▲遠藤ゆりかさんが演じるヤマダ。

――豪華声優陣が集まった発表会も盛況でしたね。

 全員のスケジュールを調整することはできませんでしたが、MCの明坂さんを入れて8名にご出演いただきました。ちなみに、声優さんが着用していたドールの衣装“殺戮人形”は、基本デザインは統一していますが、個々でカスタマイズしています。直接、声優さんと相談して、スカートの丈の長さや肩の出し方など、ご意見をいただいてオーダーメイドで作っています。

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▲殺戮人形の衣装で登場した声優陣。

 ちなみに、“殺戮人形”のデザインコンセプトは“拘束”や“死”です。死から蘇ったとDOLLSを象徴した衣装なんです。

――リアルイベントなど、今後やってみたい企画はございますか?

 アニメや映画などやりたいことはあります。公式サイトで公開しているコミカライズも引き続きやっていきたいですね。

 もし機会があればライブイベントもやってみたいですね。せっかく歌がうまい声優さんをキャスティングしているので。

――最後にユーザーさんへのメッセージを。

 このゲームの魅力の一つとしてキャラクターのかわいさがあります。妥協せず全力で作ったので、キャラに興味を持っていただいた方は、まず遊んでみてほしいです。毎月遊ぶだけで、衣装を入手できるイベントを月に数回開催していますし、着替えも楽しめます。戦闘は、スキルを使うタイミング、パーティ編制など戦略性も楽しめるゲームにしています。かわいいキャラは好きな人はもちろん、奥の深い戦闘を重視する方にも気に入ってもらえると思います。

 今後も“迷宮少女”の拡張や新しいコンテンツも実装していきますので、現在遊んでくださっているユーザーさんも、引き続き楽しんでいただけるとうれしいです。引き続きよろしくお願いします。

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『プロジェクト東京ドールズ』注目記事

データ

▼『プロジェクト東京ドールズ』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:iOS
■ジャンル:ARPG
■配信日:2017年6月22日
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『プロジェクト東京ドールズ』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:Android
■ジャンル:ARPG
■配信日:2017年6月22日
■価格:基本無料/アイテム課金

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