2017年7月27日(木)
佐賀県×『刃牙』コラボサイトが開設。片平恒夫巡査やオリバのタキシードなどディープなキャラが集結
佐賀県は、格闘漫画の金字塔である『刃牙』シリーズとのコラボサイトを本日オープンしました。
コラボサイトでは、『刃牙』シリーズに登場するキャラクターが佐賀県の名産品を紹介しています。しかし、メジャーなキャラクターは一切いないという、佐賀県のセンスが炸裂した内容になっています。
登場キャラクターと推薦する佐賀県の名産品を紹介
コラボサイトでは、メインキャラクターではない、ディープな彼らが紹介する佐賀の魅力を確認できます。また、登場しているキャラクターが何人わかるかで、『刃牙』ファン度をチェックもできるかもしれません。
片平恒夫巡査:有明海の珍魚
『刃牙』の中でもベストバウトとして名高い“花山薫”と“スペック”の戦いを間近で目撃し、3話に渡り臨場感あふれる語りを披露した警察官。『刃牙』ファンであれば、確実に知っているキャラクターです。
控室に刃牙を呼びに来た人:佐賀の日本酒
範馬刃牙の最初の試合の際、控え室に呼びに来た人です。炭酸抜きコーラ、タッパ入りのおじや、バナナを食べる刃牙が秘める実力にいち早く気がつきました。そんな彼ならば佐賀県の魅力に気がついていてもおかしくはありません。第1話に登場した、印象に残るキャラクターです。
“マウス”の舌(タング):虹の松原
“マウス(口)”と呼ばれる一卵性三生児の看守。それぞれの格闘技の能力はさほどではありませんが、3人同時における連携攻撃を行うことで、相手を倒します。しゃべる時も1人が1文字ずつ発声するという、独特な設定が印象深い“三人一組”のキャラクターの1人です。
腕っこきの狩人(ハンター):呼子のイカ
最強と名高い”範馬勇次郎”の動きを封じ無力化したにもかかわらず無名のキャラ。登場は一瞬ですが、そのインパクトある活躍に“実は最強なのは彼なのでは!?”という噂もあります。『グラップラー刃牙』第275話に登場しました。針で動きを封じて仕留める戦術は、まさにイカ漁のノウハウそのものです。
中国拳法のすごさを教えてくれた人:“The SAGA Continues...”
中国4000年の歴史が持つ重みを、素手で丸く削られた“打岩”を見ながら語った老人。『グラップラー刃牙』第291話に登場。歴史の語り部たる彼ならば、佐賀の深さをラップで伝える姿に革新性を感じ取ったに違いありません。
柴千春応援団:佐賀牛
人気キャラクターのひとりである暴走族総長・柴千春を応援する応援団。威勢のいい掛け声といかにもな風貌が特徴。『グラップラー刃牙』第211話に登場しました。彼らに宿る“度胸と根性”の精神は、良質な牛肉をワイルドに食することで鍛え上げられたのでしょうか!?
ジャック・リー・ビオンデ:佐賀の温泉
急激に衰えたスペックを見た病院長が話す“前例”に登場。財宝を見つけた直後に急激に年老いて亡くなったトレジャーハンターというリアリティあふれるエピソードに“こういう人がいるのか”と思った読者も多いですが、実在しない人物です。『バキ』第40話に登場しました。
老いてなお世界を駆け巡る彼に、温泉のような癒やしは必須だったはずです。
オリバのタキシード:佐賀のやきもの
米国最大の刑務所“ブラックペンタゴン”(架空)に収監されながらも、腕力のみで自由を謳歌する男、ビスケット・オリバが着ていたタキシード。筋力だけでタキシードを脱いだシーンは有名です。『範馬刃牙』第42話に登場しました。
筋力だけで線維を突き破り“器”だけを残すパフォーマンスが、佐賀の有田焼から着想を得たものである可能性は十分にあります。
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(C) 板垣恵介(秋田書店)1992